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「甥の結婚式」(2)

 ハンドルネーム”甘党の酔漢”の私は、これもまた呑み助の父方の伯父さんと隣り合わせになり、山や囲碁を趣味とする二人は日本酒と焼酎を酌み交わしながら延々と歓談。

歌や踊りの余興は無く、食事を楽しみ、締めは新婦のお父さんが娘の為に作曲した旋律をピアノ演奏、そして新婦の親に対する感謝の言葉と花束が手渡される。何とも行き届いた3時間の披露宴であった。

 

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翌日、チェック・アウトは12時までと許されているので、隣にある六本木ヒルズ52階の展望台と森美術館を楽しんで、昼は姪に案内されて東京ミッドタウンで軽い食事をして帰途に就く。

甥や姪に大いにお世話になった東京滞在であった。

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帰りの便は定刻に出発したものの、到着地の天候次第では目的地から遠く離れた「神戸か鹿児島になります!」と、驚愕の機内アナウンス。

神戸ならまだしも、新幹線でアクセスには問題ないが、鹿児島空港は市内から遠く離れた湯と歴史の霧島、帰郷までの道のりは大変である。







 しかしである。気流の乱れは少なく機体が揺れることも無く、定刻17時に雨の目的地にドスンと着陸。心配して末娘が迎えに来てくれ無事帰宅。身近な人達にお世話になり放題の旅行であった。

かように楽しい1泊2日の旅であったが、乗り物の中で2回も「席をどうぞ」と声を掛けられてしまった。やや過信気味であるが、肢に自信を持っている私は即座に「有難うございます。大丈夫です」と丁重にお断りをする。

お一人は孫を連れた同年齢と思しきご婦人であり、もう一人は還暦前後の男性であった。40年に及ぶ白髭と少し薄くなった白髪頭の所為か、若しくは疲労感が漂っていた所為かは分からない。含み笑いをするSDと目が合う。


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by 1944tourist2004jp | 2018-07-30 19:29 | その他 | Comments(0)

「甥の結婚式」(1)

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40数億年と言う地球史の中での一温暖化時期なのか、我儘な人類の地球資源の収奪と浪費による温暖化現象なのか分からないが、ドラスティックな気候変動が地球規模で災害をもたらしている昨今である。

小笠原列島を北進し、列島に上陸して西日本を西進、その後九州を南進すると言う奇想天外な台風12号もその一つなのだろうか。

気象的には、偏西風が列島の北寄りになり、高気圧が東に停滞しているためと紹介されていた。


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その最中に甥の結婚式で1泊2日の東京。
関東地方に進路を取り始めた28日に東京へ、そして豪雨により未曾有の災害となった中国地方を西進する29日に帰郷。

上りは台風が西寄りにずれ、30分遅れながら無事羽田に到着。鈍色の雲が垂れ込めてはいるが雨も無く、電車を乗り継いで式場のある地下鉄六本木駅に到着。
”1C”の階段を軽い足取りで上がって行くと、見上げるように屹立する六本木ヒルズ。


 そして、同じ並びにあるホテルへ予定の時間通りに入る。

 









 お二人とも二度目の結婚式ということで、人前に立っても落ち着いたものである。新婦のご友人がウエディング・コーディネーターとのことで、これまた小粋な演出を散りばめた式であった。

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 特筆すべきは、乾杯後のフランス料理の演出だ。“アイアンシェフ”のメロディーにのって、背面のカーテンが上がり、キッチンでシェフが電光に照らされ、正に料理している様が飛び込んでくる。

全員が一瞬にして釘付けとなり、驚きの声とともにスマホやカメラが一斉に向く。

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その後はフランス料理を楽しみながら新郎新婦の履歴紹介や、数十分前に執り行われた神前結婚の動画が一面に映し出される。新婦のお父さんの緊張した面持ちと間断なく動く足元に、未婚の末娘の結婚式を脳裏に重ねる。




 夏焼や 四十路の白無垢 楚々として




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by 1944tourist2004jp | 2018-07-30 19:20 | その他 | Comments(0)

「サムライブルーと大水害」

 FIFA61位の侍JAPANの決勝トーナメント進出。予選リーグ戦での対ポーランド戦での残り15分に、お隣の韓国初めこれでもかと揶揄する言葉。しかし、惜敗したベルギー戦で2倍3倍にして批判する声を封じ込めた。

そして、敗戦後の選手ロッカールームの清掃とロシア語で「スパシーボ」にまたもって称賛の声。

エンジェルスの大谷選手と全く同じ現象だ。

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 その最中、九州北部から中国地方にかけての集中豪雨、日毎に明らかになる甚大な被害、今後は只今悪評最中の政官の出番である。



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 我が菜園は、長雨に作業は遅れ草茫々、そしてミニトマト以外のナス、ピーマン、キューリ等の出来栄えが今年に限って冴えない。

しかし、日除けネットに這わしているゴーヤは、サッシ越しに手を延ばせば収穫でき、朝の豆乳スムージーに冷凍バナナ、ニンジン、甘酒と一緒に入れ込んでいる。朝食前の喉を刺すように冷えた野菜ジュースは何とも嬉しい。

そんな或る日、6人目の孫の為に、無事の出産祈願でお参りをする。

 昨日は夏祭りでひょっとこ踊り、一ヶ月前から練習している“キツネ”踊りとしてデビュー。

男面はやや重く視野が殊の外狭い。おまけに拝殿前を “逆のの字”に踊るため、ゆっくりとした“おかめ”への気遣いを忘れ、“キツネ”が“おかめ”に続くひょっとこの列と若干離れてしまう。失敗して分かる未熟さ、もう2.3回失敗して一人前になれるだろう。




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by 1944tourist2004jp | 2018-07-18 12:06 | その他 | Comments(0)

「ツバメの巣立ち」

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 街路沿いのクチナシの甘い香りと垣根から覗く紫陽花、2年振りに玄関先の軒にツバメが、そしてイヌマキの生垣に鳩が営巣する梅雨前の我が家。

しかし、残念なことに10mほど先の電柱にカササギが巣を作り早朝から五月蠅く、ツバメや鳩が少なからず怯えている。

仕方なく電力会社に電話して大型の巣を撤去して貰うように電話すると、「支障もあるので近日中に撤去します」と丁寧な返事を貰った。
ところが、未だに音沙汰なし。


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そして、いつしか玄関の巣からは孵化した雛が2羽、そしてたまごが1個落され、玄関先に落糞も無く引っ込み線にツバメ姿を見ることも無い。

しかし、いつの間にか中二階のベランダに糞が山積み。7月の中旬の今、軒に立派な巣があり、手狭なのか横に継ぎ足すように小さな巣まで準備されている。珍しく3羽+可愛い小さい子1羽が巣立ち寸前で餌捜しに出たり入ったりと忙しい。
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 写真を撮りに戸を開けようとすると、あっという間に飛び去るので、この暑さに巣を離れ日陰になっている桟に休んでいる姿を網戸越しにやっと捉える。








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 数日前に、娘が「火鉢で“メダカ”を飼いませんか」と、己の水槽から分けて、餌や水洗浄薬と10数匹ほどを袋に入れて持ってくる。カルキ抜きの薬の積りが単なる洗浄薬ということで、一晩で6匹まで減ってしまう。

心配していた娘に返信すると、慌てて水槽、洗浄攪拌機、カルキ抜き、敷石等一式持参でやって来る。お蔭で我が家は娘からの預かっている“コザクラインコ”に“メダカ”、軒に“ツバメ”、そしてイヌマキの中の“鳩”と、癒しの動物たちが同居している。

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by 1944tourist2004jp | 2018-07-18 11:39 | その他 | Comments(0)