「低山逍遥」その3

f0201348_21444844.jpg 気軽に手に取って、展開が速く、寝床まで持ち込みたくなる老人向けの本として、一昨年来百田尚樹、池井戸潤を読み漁り、今は娘の本箱から、東野圭吾と池波正太郎の文庫本を取り出して読んでいる。
有り余る時間を消化するに持ってこいである。とにかく飽きない。



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(二比山神社の滴る緑と御手洗ノ滝)
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 焼酎党が久し振りにワインを飲みながらのWBCタイトル戦。チャンプ山中慎介が得意の強烈な左ストレートでKO、安心して観ていられる一戦に気を良くしてワインも頗る味わい深い。
酒肴をこよなく愛した父が、晩年に飴をしゃぶっている姿に苦笑いしていたが、遺伝子に組み込まれた素質は我が意志を完全に凌駕し、私もいつしか二刀流の使い手となり、SDが困惑するほど甘い物を要求するようになっている。
成人病に縁が無い事を良いことに、好きなものを我慢するストレスよりは存分に飲み食いして、その分運動することで新陳代謝を促し、息災を維持しようと見え見えの食い意地の張った老生に成り下がっている。


f0201348_2241912.jpg 薄墨を刷いたようなここ数日の空模様、今日も曇り後夕方から雨との予報。
山笑うと季語にあるように、薄靄の立つ春天の山登りを期待しているが、中々と難しい。

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 低山なら雲も掛らないだろうと、佐賀県の山に向かう。
「何故佐賀県の山に?」、SDが昨年友達と登って岩峰の写メを送ってくれたことにある。と同時に、その読み方「かわらけ山」がどうしても理解できず脳裏に残っていたことに起因する。辞書を引くと、“かわらけ”とは「釉をかけずに焼いた素焼きの陶器」と紹介されている。吉野ヶ里遺跡から出て来る甕棺を焼いた集落があったのかも知れない。と、すれば土器(はじ)さんと言う名前の方が多数いらっしゃるかも知れないが、そこは判らない。


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 後方の藪に圧迫されるように少し影の薄い“八天神社”に低頭し、標識に従い左傍に目を向けると小さい石段と鳥居の向こうに、小さな社があり、竹林に沿って山路が延びている。
 山頂まで道筋はしっかりとしているが、「登拝道の大部分は、風化した花崗岩の露頭を掘削したもの」と紹介されているように、水路として抉られて様な狭く深いクラックが山路に度々出て来る。

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by 1944tourist2004jp | 2015-04-16 22:09 | 山登り | Comments(0)
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