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「立冬過ぎの日々」

 休刊明けの新聞の1面、レイテ島の壊滅的な被害。
瞬間最大風速90m。分かり易く想像するに、90m×3600秒=324km/時速、一瞬にして通り過ぎる新幹線以上の猛スピードである。
低気圧による高潮も相乗した30号の爪痕。比政府の発表によると死者の数は1万人超とされている。
 現在、南シナ海のスカボロー礁問題で中国の侵略と国際政治の場で嫌がらせを受けているフィリッピン、何と悲しい現状か。安倍総理は海への覇権国家を目指す中国を牽制するために東南アジアを数回歴訪しているが、最大限の物的人的援助をして欲しいものでる。


「立冬過ぎの日々」_f0201348_9454318.jpg 昨朝は“今朝はうっすらと”雪の写メが送られて来たが、今朝は”すっかりの雪景色”。
全く畑違いの酪農実習へと北海道に旅立って早1ヶ月の末娘。酪農業の苦労と楽しさを綯交ぜにしながら充実の日々送っている。そして今、冬型の低気圧が張り出し厳しい寒さを迎えようとしている。

「立冬過ぎの日々」_f0201348_946386.jpg 日本酪農の嚆矢であり、牛乳の生産から乳製品やスウィーツまで自社製品化している農場は、石狩川河畔の地理的環境もさることながら、娘から送られてくる写メを見ると牛舎、パーラー、堆肥場は清潔に保たれ、メタンガスによる再生エネルギーの利用まで流石に先進的な農場である。

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 一方、私は左目の白内障手術をして5年。数か月前より白内障と同じように視野がかすみ、光を眩く感じるようになっていた。知識として術後に水晶体嚢に残った細胞が水晶体を作り直そうとするための生理的現象と知っていたので、慌てることも無くつい先日レーザー手術を受けた。
レーザー光線をカチカチと目に照射し汚れを消し去ること20秒ほど、終わった瞬間は全く見えず、徐々に視野が広がって行くが緑がかぶさり違和感を覚える。
しかし、病院を出る頃にはすっきりと美しい視界が広がる。



「立冬過ぎの日々」_f0201348_10452292.jpg 視界鮮明になったところで錦秋の逍遥登山をもう1度と欲張りたいが、孫の公開教室があったり、11月中旬には定植予定のタマネギの畝起こし、そして冬野菜の2回目の播種もある。その狭間にと思うのだが、山日和の天気が訪れてくれない。
 3日前、真夏にガレージの上に大葉で日陰を落とすキウイの収穫をしたが、35kgとここ数年で最大の収穫。唯の1本の木から、孫達や近所へのお裾分け、そして残りをヨーグルトに乗せて朝食のパンの横に添える。



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 仕方なくネットで囲碁を楽しんだり、借りた本数冊で立冬後の日々を過ごす。
そして、炬燵をいつ出そうかと悩む南国九州だが、北海道の冬の部屋は集中暖房で夏のようにぽかぽかと喜んでいる娘。

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by 1944tourist2004jp | 2013-11-12 10:30 | その他


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