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「コバノミツバツツジ」(3)

「コバノミツバツツジ」(3)_f0201348_21523331.jpg 苗の水遣りとキヌサヤやスナックエンドウの収穫、ジャガイモの追肥と土寄せ、そしてオクラやナスに付いているアブラムシの退治。昼の日中では老体に鞭打っての消耗戦である。少し大袈裟かな!
僅か40本ほどの苗だが、虫退治は中腰で葉を1枚1枚見ていくので直ぐ腰にはりが来る。腰に持病を持っていないが、普段使わない背筋や中臀筋を使うので参ってしまう。菜園で苦労すればするほど農家の方達には頭が下がる。
 


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「コバノミツバツツジ」(3)_f0201348_184515.jpg  雷山へのルートに入ると、淡いピンクや色鮮やかな濃いミツバツツジノのトンネルが時々現れる。
“ぼん天棒”さんの情報通り、若干早目なのかも知れない。葉ザクラならぬ葉ツツジは少なく、開花を待っている赤紫の固い蕾が散見される。私は赤茶けたよれよれの花弁が混じる最盛期より少し早目を良しとしている。

「コバノミツバツツジ」(3)_f0201348_18344070.jpg やや高木で余り群生をせず、淡い大振りの花弁を持つ美人のアケボノツツジや、灌木で一面を絨毯の如くピンクで敷き詰めるミヤマキリシマの咲き方は、それぞれに見栄えがある。
しかし、比べてミツバツツジは枝がおてんば娘のように無秩序に上へと延び、1本の木を見てその造作は決して美しいとは言えない。ミツバツツジは緑の山肌に点々とする濃いピンクを遠目に見るのが最高である。これはあくまでも感性に乏しい勝手な意見である。




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「コバノミツバツツジ」(3)_f0201348_18393098.jpg 残念ながら下草は登山者の為に綺麗に切り払われているので路傍の山野草の花は少なく、強い陽を浴びて草臥れたように咲く“スミレ”しか拝むことができない。
途中、2組のご夫婦に出会うが、中型犬を連れた北九州からのご主人は、74歳にして「一昨年から九州百名山を目指しているですよ、妻はあまり付いて来ないので殆どこの犬と登ってます!」と、人懐こそうな犬を見ながら野太い声で語りかける。
日本中、何処にでも居そうな屈託のない善人の趣がある。


「コバノミツバツツジ」(3)_f0201348_1921812.jpg「コバノミツバツツジ」(3)_f0201348_18464326.jpg 縦走路のヤマフジは蕾が多く今一の間がある。アップダウンを数回繰り返して雷山山頂へと上がって行くと10数人程度の人達、お昼のお握りを食べている間にも次々と上がってくる。
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 午前中から悪寒を感じていたが、体温計を脇に挿むとまさかの38℃。山明けの疲れでなく、風邪だったとは。
by 1944tourist2004jp | 2013-05-08 19:01 | 山登り


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