「野焼き後の由布岳」(2)

f0201348_2032291.jpg 途中、同年代のご夫婦が路辺に休んでいた。
挨拶すると、突然に「栗でもどうですか」と差し出される。
 今日の由布岳は大阪の方々に占領された感がある。このご夫婦は最初の方達である。
大阪の台所事情について歴史的背景や京都・神戸からの人口流入等、ご主人の蘊蓄を色々と聞きながら栗をご馳走になる。
そして、今話題の橋下市長への期待に移り15分ほど、最後に「若く見えますね!」との嬉しい言葉を背負って、「お先に」と歩き出す。


f0201348_2042635.jpg一昨日、4年振りに床屋に行って夏向けにスポーツ刈りをしたばかりである。
先ほど聞いたお話を一歩一歩に反芻しながらゴロ道を登って行く。
f0201348_20104494.jpg 1人、2人と若い男性が下りて来る中、展望の利く路傍で一心に大パノラマにカメラを向けているご夫婦あり。やや若いお二人もまた大阪から来られていた。
「フェリーで来て今晩は湯布院泊まりです」と、奥さんが嬉しそうにご主人に相槌を求める仲の良さである。

f0201348_20132583.jpg 最後の急坂を登り終わるとマタエ到着、丁度11時過である。
少し年長の男性に近寄ると、挨拶の後「高知から家族で来ました。女房達が湯布院の町を散策している間に私だけ山登りです」と笑顔を返してくる。
私が飴玉と一緒に持って来た“クロボウ” を差し出すと「いいですね!」と喜んでくれ、話しが山歴と四国の山々へと移って行く。
昨秋、行きそびれた石鎚山の情報を頂いて、彼は西方の鎖場へ、私は東峰からお鉢巡りへと分かれる。

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f0201348_20155110.jpg 一気に登って行くと、学生らしき2・30人の団体に山頂は占拠され、私の居場所がない。
山頂からの眺望を楽しむ暇もなく、分けるように東路の方へ進むと、一人の男性が申し訳なさそうに頭を下げ、道を譲ってくれる。
引率の方かなと、「団体さんですか?」との問いかけると、大阪から「中・高校生を連れて来ました」とのことであった。
ピストンで東登山口に下りて、今晩は城島高原でキャンプをするという。
正装はしていないが、ひょっとしたらボーイスカウトかも知れないと思いながら岩の難路を下って行く。

f0201348_20171430.jpg 東登山口との分岐点を経由して剣が峰へと岩場を進むと、鶴見岳、高崎山と別府湾、そして国東半島から確信は持てないが英彦山群を一望にする。
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ザラメ状になった岩陰の残雪を踏みながら、股下長が有利な岩場を上り下りして大崩へ。
マタエ越しに独立峰の涌蓋山を見る。
f0201348_20235450.jpg 双耳峰の陰影と三角錐のバランスを一時楽しみ、西峰へのクレイを滑りながら登って行く。

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by 1944tourist2004jp | 2012-03-23 20:25 | 山登り | Comments(0)
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