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「今年のミヤマキリシマは」(1)

「今年のミヤマキリシマは」(1)_f0201348_1203672.jpg 「明日天気が良かったら山登りしようかな」と、山も時間も決めずに床に入る。

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そして、昨日の朝「8時過ぎているよ・・・、良い天気みたいよ!」と起こされる。

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慌ただしい身支度に、「お握り2個頼む!」とSDをせっつく。
時間は豊富に金は乏しい年金生活者としては、通勤割引の時間帯に高速に乗りたい。
朝食のパンも積み込んで30分ほどで準備OK。

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「ミヤマキリシマの開花状況を確かめておきたい」との気持ちで九重へと向かう。
パンを頬張りながら無意識に顎を撫でると髭が無い。30年以上生やし続けている鼻と顎髭。
私のクールビズの積りで顎だけをさっぱりと剃り落しスーパーマリオに変身。

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 どこに登るか、先ずは星生山から後は足の赴くまま11時に入山して行く。
路傍に点々と咲いているが、高度をますにつれ蕾は固く色づきも悪い。下は5分咲き、上はまだまだという感じである。


 星生山の山頂に上がってくると先客さんで賑わっている。
西斜面は3分程度だし、対面の扇ガ鼻の山肌に色づきの気配は殆ど感じられない。
話す相手も見つからず四方を写真に収め、岩稜を星生崎へと歩き出す。
嬉々とした声に見下ろすと、西千里浜の登山道には三々五々と登山客が行き来している。

「今年のミヤマキリシマは」(1)_f0201348_125636.jpg 岩峰の突先から仰ぎ見る“久住山”やはりは山群の盟峰である。
雄大な山容はここからが最高である。今日も山頂は賑わっているようだ。






 久住分かれから山頂への広いゴロ石の登りに、下りて来る団体さんに道を譲るように端の方を登って行く。
中岳との分岐点にザックを置き、水とカメラをぶら下げて一気に登って行く。
15分程度である。

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 20数人の山頂に長居する場所もなく、四方に展望を楽しんで直ぐに下る。


「今年のミヤマキリシマは」(1)_f0201348_1293687.jpg 思いつき登山はこれで十分であるが、4月に本山登山道から登った鳴子山や白口岳の山稜を確かめたいと中岳へと向かう。
 空池を見下ろす久住分かれへの分岐点にザックを置き、御池の縁から中岳へと休むこともなく淡々と登って行く。


「今年のミヤマキリシマは」(1)_f0201348_12133131.jpg 悪い癖であるが、一人だと水分補給の間も惜しむように急ぎ足になる。
昼を食べる場所と時間も逃し、帰りの車の中でお握りを食べる始末である。
by 1944tourist2004jp | 2011-06-07 11:31 | 山登り


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