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「花とのお付き合い」

「花とのお付き合い」_f0201348_185223.jpg 朝食後、雨の様相に歩いて10分程度の距離にあるに畑へと早々に出かける。
にび色の空を後ろに山吹色が色鮮やかに映えている。
如何にも和ませてくれる風情で誇ることなく咲いている。朝一番の花としては非常に幸先が良い。

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 先だって定植した夏野菜の苗が、吹き抜ける風に添え木をしっかりと掴まえているか確かめたいし、その後の“べと病”タマネギも心配である。
葉茎は嫋々として玉も心なしか小さく弾力性が無い。今年は諦めた。
夏野菜の苗は広い圃場の風に負けず根付いているようだ。

 「花とのお付き合い」_f0201348_1872397.jpg 山登りする前は花にとんと興味無く、名前も知らなければ咲く時期も知らなかった。
それが草花を愛でる山友さんとの交友ができ、ブログに添える花の写真を撮り初めて、山の景色だけでなく花や樹に興味が湧いて来た。
そして、山に限らず色んな所に咲いている花に目が留まる様になってきた。
 snowdropは元々花好きでプランターや鉢に花作りをしていたので、山の花についても山友さんに付いて行けるが、私は還暦を過ぎての花との付き合い、当然ながら無知を曝け出すことになる。
平たくなった脳の表面に花の名前が入る余地は無く中々浸みこんで行かない。
また、姿や葉と名前が一致しないのも困ったものである。
 図書館へと走る間、街路樹として利用されているアメリカハナミズキが白やピンクに頃よく色付いている。
最近は「花の名前が出て来るようになったね!」とSDが白髭を冷やかして来る。
 風来坊さんの「“チャンチン”を見に行きました」とのブログを見て、現役の頃に通い慣れた所にあるピンクの葉が目に飛び込んで来なかったとは情けない。如何に自然を疎んじた生活を送っていたことか。

 昨年の“子供の日”に孫達と行った植物園で見た時は、緑の中に一段と高くピンクに染まったチャンチンを見て、瞬間ビビアン・リーを思い浮かべて夢中でカメラに収めた。

「花とのお付き合い」_f0201348_1810623.jpg 直近で買った本と言えば“自然農・栽培の手引き”である。
定年後は余程のことが無い限り本を買うことは無い。
 今日の図書館は、KAZUO ISHIGUROの “わたしを離さないで”を借りるためである。
TVで彼の特集を観て、是非1冊は読んでおきたいとの思いが募り直ぐの行動である。
彼の存在については少なからず知っていたが本を読んだことはない。
 翻訳本の小さい字には果てしなく苦労するだろう。
できれば返却日までには読み終えたいと枕元に置いている。
そして、読了の暁にはDVDでも借りて原作と比較しながら観賞したい。


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by 1944tourist2004jp | 2011-04-24 18:03 | その他


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