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「兼六園と白川郷」(飛騨高山)

「兼六園と白川郷」(湖西線から)から見る時はこちら

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 零下5度の中、感動の白川郷と豪雪を後にして東海北陸道から松本市へ通ずる中部自動車道を通って飛騨高山へと向かう。

「兼六園と白川郷」(飛騨高山)_f0201348_18445165.jpg ガイドさんの話を聞きながら、持参した地図帳を開いて確かめる。
 高速道路のトンネルで3番目に長い飛騨トンネル10.7kmを初め、流石に山深くトンネルが続く。
因みに「一番長いトンネルは関越自動車道の関越トンネル、そして東海北陸道には54本のトンネルがありますと」と流れてくる。
 トンネルを過ぎるごとに積雪量は減り木々の撓みにも余裕が感じられる。

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 「高山市は江戸時代の城下町・商家町の姿が保全され飛騨の小京都と呼ばれ、現在は市町村合併で日本一広い市(町村)となり、大阪府や香川県より広く東京都とほぼ同じ面積」と、Wikipediaに紹介されていた。



 自由散策の70分。


「兼六園と白川郷」(飛騨高山)_f0201348_182446100.jpg 先ずは妻に釣られて、12時店仕舞いになる宮川沿いの朝市へと向かう。
 いつものように露天のおばちゃん達と話しながら、珍しい漬物等を買っている。
話が長引く分、色々とおまけして貰っているようだ。
手持ち無沙汰の私にとって唯一つ興味を持ったのは黒豆である。
飛騨の黒豆を畑に撒いて収穫できるとは楽しみである。
来夏に植える菜園用にと余分に買う。
 古い商家街を二筋ほど散策し、木工製品、朴葉味噌や醸造酒屋に足を停め試飲・試食をしていると集合時間に残り20分。

「兼六園と白川郷」(飛騨高山)_f0201348_18275010.jpg 川向こうの陣屋に立ち寄って集合場所へと帰っていく。
添乗員さんを安心させるかのように、5分前であるがほぼ揃っている。
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 ここから再度東海北陸道に乗り、一宮JCTで名神に入り、関が原で休憩し北陸自動車道に乗って敦賀に向かうトータル345kmの大移動である。

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 北陸道では除雪車まで出て断続的な徐行運転となり、敦賀発のサンダーバードの時間が刻々と迫ってくる。
ここで初めてのハプニングと添乗員さんの顔をお伺いしたいが一番前に座っている。
 ガイドさんが「敦賀で泊まるような様なことになったら、すべて個人負担ですよ。と契約書の右下に見えないような小さな字で書いてあります」と、冗談とも付かないお話に笑わざるを得ない。
                    (敦賀駅前)
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 どうにか発車時間に間に合うと、サンダーバードも降雪により5分ほど遅れて手頃な待合時間で乗車する。

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 しかし、5分遅れで順調に走り出したのは良しとして、降雪に安全運転の確認作業が入りじわじわと遅れだす。“のぞみ“新大阪発の時間に35分遅延しての到着。
次の“のぞみ”発車まで15分、添乗員さんはJRとの交渉に走り出す。
最終的に待合場所から5分でホーム出て乗車しなければならない破目になる。
「兼六園と白川郷」(飛騨高山)_f0201348_1929779.jpg 山で鍛えている私達は指定号車に乗り込んだが、皆さんは階段を登って直ぐの車両に乗り込み車内通路を6車両ほど歩いてくる。
 突然の交渉で車両も座席番号もばらばらになったが、新神戸で降車する人が多く殆どの夫婦が同席となって万事に収まりが付く。
 夕飯はサンダーバードで頼んでいた鯖鮨を食し、トリスウィスキーの小瓶を半分ほど飲み、新幹線では妻も相伴の日本酒で晩酌をする。
 11時過ぎに在来線乗換えでホームに待っていると、3年振りに顔を見合わせる偶然が待っていた。
 在職中に仕事上の付き合いがあり、酒も大いに飲んだ10歳下の人間味豊かな男である。
行政のとある課長になっていた。
 お互い酒が入っているので思い出話や近況報告は立板の水の如しで、妻を前にして危うい話まで飛び出しそうになる。
 最近、何故か偶然が重なる私である。
by 1944tourist2004jp | 2011-01-28 20:45 | その他


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