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「初冠雪の久住山」(1)

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 透き通るような青空に熱が放射された清晨、サクッ、サクッと新雪を踏みしめながら登って行く。「初冠雪の久住山」(1)_f0201348_23115234.jpg
 5cmほど積もっているかも知れない。
靴底が心地良く雪を捉えて滑ることはない。準備していたアイゼンもザックに入ったままである。
「初冠雪の久住山」(1)_f0201348_21334468.jpg 牧ノ戸峠の駐車場から10分ほど登ると展望台がある。
このルートから登る時は、いつもここで三俣山から遠くへ一望し双耳美峰の由布岳を拝むことにしている。
「初冠雪の久住山」(1)_f0201348_23142381.jpg 例年より遅い脊振の初冠雪をニュースで聞いた直後、九州一円で今シーズン最低気温を予報された10日に山登りを思い立つ。
 脊振山系には今月の下旬に洗谷ルートを先導して頂ける風来坊さんとの約束があるので、シーズン初めとしては一段と冷え込んでいるだろう九重山群しかない。
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「初冠雪の久住山」(1)_f0201348_2319144.jpg 9月に赤川ルートで登ったばかりであるが、西千里ケ浜から望む雪に聳然とした久住山は九重の中では群を抜いている。
 九住への尾根を展望できる場所に来ると、薄靄をたなびかせた阿蘇五岳に外輪山が冴え冴えとした中にくっきりと弧を描いている。
お互いの挨拶は「おはようございます。素晴らしい青空ですね!」と、皆さん方大パノラマにカメラを構えている。
 扇ケ鼻と星生山の山並みにちょこんと頂きを乗せている久住山。
「初冠雪の久住山」(1)_f0201348_23194732.jpg 沓掛山から長い尾根沿いの新雪に靴跡を残しながら、数人の方々と相前後になりながら自然と気持ちが逸って来る。

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by 1944tourist2004jp | 2010-12-10 23:08 | 山登り


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