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「降霜の畑」

「降霜の畑」_f0201348_18263237.jpg 我が家では春先からの朝のスープに重宝しているキヌサヤとスナックエンドウ。
ここ3年ほど種苗店から苗を買って来て栽培しているが、今年は種からポット栽培を試している。
21個のポットに2個ずつ種を播いたが、2週間以上経ってやっと31個ほど芽吹いている。
 今年は冬野菜が順調に成育し、食事の豊かさに改めて感謝している。
この菜園作業の流れに沿って、豆類も時期を逸さず来週初めには定植したい。
「降霜の畑」_f0201348_9232896.jpg 畑に来ると2回目の降霜で、ジャガイモの葉は緑を保っているが見るも無残に萎れている。
このまま紅葉の如く枯れて行き、収穫の時期を迎えるのかも知れない。

















「降霜の畑」_f0201348_18311494.jpg

 先ずは時期をずらして播種した冬野菜の水遣り、そしてブロッコリーの幼虫捕りである。
青々と生育しているブロッコリーには、来る度に幼虫が付いているから敵わない。
 ピーマンもそのまま放置していたが霜にやられ、残していた実まで萎んでいる。
オクラ、ピーマン、ナスと晩秋までよく実ってくれたものである。
 「ナスに大きなバッタがとまっている!」と妻が呼ぶ。
菜園荒らし常習犯のカラスかどうか判らないが、終りに近づいて小さな実を付けているナスの茎に夏の蛙のように、3匹も枝に串刺しになっている。
冬に向け野鳥も必死に食いだめ準備しているのかも知れない。
「降霜の畑」_f0201348_18331219.jpg 菜園を始めて、野菜栽培の難しさもさることながら、自然の営みの面白い仕組みを色々と実体験させて貰っている。
「降霜の畑」_f0201348_18344253.jpg 3枚目の写真は残酷に映るかも知れない。掲載の善悪は別としてこれが自然の理法である。
 8m程の畝起こしと土を細粒化した後、石灰と堆肥を混ぜ合わせ定植の準備が整う。
遅くとも来週の初めには定植できる。
 今晩も菜園の実り、黒枝豆で晩酌しながらブログを掲載している。
by 1944tourist2004jp | 2010-11-29 18:24 | その他


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