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「紅葉間近の雲仙岳」(1)

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 年金生活者に似合わず今週は予定が詰まっている。
「紅葉間近の雲仙岳」(1)_f0201348_21143116.jpg山友さん達のブログに誘われるように、紅葉の雲仙岳へと気持ちが心を占めて行く。
天気と相談しながら計画を立てると、どうしても明日の2日しかない。
 「秋のバラフェアー」から帰って来た後、気もそぞろに準備にとりかかる。
 そして、今朝は6時起きで長崎自動車道にのり雲仙へと走る。
この道を通る時は必ず大村PAで眼下に広がる大村湾に大きく深呼吸するが、今日は急ぎもしないのに直行である。
 棚田の木場から左に折れ、山間に点灯しながら工事中が続く道をシフトを落としながら登って行く。
 いつものように「南無大師遍照金剛」札所で手を合わせ、稲刈りの終わった棚田に今日の天気を占いながら、「予報通りに晴れて欲しい!」と願う。



                     (水彩画に水を落とした時に滲むように広がる染みの雲)
「紅葉間近の雲仙岳」(1)_f0201348_21154666.jpg 私はさっと車に入る。
妻はその傍らに店を出し、新米やお漬物を売っているお婆ちゃん達と数分立ち話をした後、手土産に久し振りに見る見事な「ムベ」を抱えて来る。
 「今日も帰りに湯の里温泉に入って帰ろう」と、温泉街を左折して仁田峠へと上がって行く。
途中の展望所には観光客らしき老境の方達が平成新山や島原湾をバックに記念写真を撮っている。
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 私達もその中に染まりながら、平成新山と普賢岳に向け紅葉の進捗程度を見ながら今日の一コマに収める。「紅葉間近の雲仙岳」(1)_f0201348_19294921.jpg
 平日の駐車場にはまだまだ余裕があるし、登山客も非常に少ない。
 周回コースの出発点として、過去に妙見岳、普賢岳の順にしているので今日は妙見岳からとしたい。
 5月末の華やかなミヤマキリシマ一色の仁田峠と違い、カヤにさっぱりと衣替えした急坂へと歩を踏み入れて行く。
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by 1944tourist2004jp | 2010-11-02 21:10 | 山登り


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