人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「久住山の赤川コース」(6)

「久住山の赤川コース」(6)_f0201348_1510170.jpg お互いその後の山行や近況を語り合う。
仕事が多忙な中、未明登山を楽しんでいると「日の出の写真」等を見せてくれる。
 奥さんも登山靴を買ったらしいが、未だ持って二人での登山が果たせず、残念がって妻に「wifeに登山を薦めて下さい!」と頼んでいたようだ。「久住山の赤川コース」(6)_f0201348_15103293.jpg















 別れ際、「豆腐は余っていないでしょうか?」と訊ねると、「あげならありますよ!」と言ってくれる。
九重のお土産に「あげ」を分けて頂き、残照の九重高原を日田へと山あいの道を走る。
 2車線で信号の無い山並みを疾走していると、10数台のオートバイ・ツーリングが後ろにぴったりと「久住山の赤川コース」(6)_f0201348_1511879.jpg迫って来る。
負けじと先を譲らずに初老は頑張るが、流石にオートバイは滑らかな走行で離れず付いて来る。
 20分程度気持ち良く先導していたが、直線でウィンカーを左に出し追い抜いて貰う。
 礼儀正しく全ての若者が、お礼の挨拶なのか左手を斜め下に出して走り「久住山の赤川コース」(6)_f0201348_1511498.jpg去って行った。
 岡本豆腐店で「福岡方面に行くのなら玖珠より10分ほど遠くなるが、日田ICまで行った方が良いよ」教えて貰っていた。
果たして日田ICに着くと、日田・玖珠間で人身事故があり通行止めになって、大分方面は大渋滞となっていた。
「久住山の赤川コース」(6)_f0201348_15123835.jpg 真っ暗な家に灯を点し、道具をそそくさと片付け二人でビールの栓を抜く。
肴は、勿論岡本豆腐店の「あげ」である。
 少し焦がす程度にして、我が菜園でとれたオクラを茹でて添えてくれる。
大きな「あげ」はボリュームたっぷりで絶妙の美味しさ、空腹を満たしながらのお摘みにはもう最高である。
1枚で足らずにもう1枚と箸が進む二人である。
 歳の差は親子ほどあるが、山友として九重に行く時は必ず寄りたいお店である。
次回は5時前に着いて、九重連山の伏流水で冷やした豆腐を食べたい。(小国:岡本豆腐店http://www.okamoto-toufu.com/)

「久住山の赤川コース」(1)から見る時はこちら
by 1944tourist2004jp | 2010-09-20 14:53 | 山登り


<< 「中国の我儘」 「久住山の赤川コース」(5) >>