飛び石連休ならぬ飛び石誕生日。
孫が3歳、娘が33歳、私が66歳と、何とも珍しい平成22年の誕生日である。
その記念と言うほどではないが、「山登り」を孫の誕生日プレゼントにする。
孫の家から近くて手頃に登れる山、367mの「立花山」は絶好である。
湯気が立つほどほやほやの3歳、心配も無いではないが、とにかく連れて行くことにする。
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今年の桜は、先行き不透明な政治・経済を憂いているのか、活を入れるためなのか大和心を発揮して息が長い。
登山口の「ソメイヨシノ」も満開で登山者達を迎えてくれている。
僅か7・8台の駐車場は、私達のための最後のスペースを残して満杯である。
好天の「登山日和」に何と運が良いことか。
まずは駐車場に面した「六所神社」に登山の無事を3人で手を合わせると10時半である。
小さなリュックと水筒を1人前にからい(方言かもしれない!)妻と手をつないで出発である。
山登りを散歩と思っているのか、登山口までの歩道を走って行く。
これから先が大変である。
歩道に自生しているタンポポから始まって、集落の中を登って行く道筋にある桜や草花、里山のミカンに目を奪われ、中々前へ進まない。
初めの勢いが徐々に失せ歩幅が短くふらついて遅くなる。
リュックと水筒を持ってやろうとすると、登山口と打って変わって素直に渡す。
舗装道路から本格的な登山道に来ると、片言に「疲れた!」と言って石の上に早くも腰を下ろす。
動く気配がない!
梃子でも動かなそうである。
先が思いやられる!
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