手入れや摘果をしないので、枝が折れんばかりにたわわに実がなっている。
枝は「イヌマキ」の上を我が家の方まで伸び、時期になると熟し柿がぽたぽたと落ちてくる。
勝手に捥いで良いのかも知れないが、我が家の柿でもないので律儀(?)に放置し、虫が付く前に落ちた柿を片付けている。
我が家も「バラ」の剪定が遅れ隣の駐車場まで伸ばし放題にして、迷惑をかける時期があるので、改めて物申すこともしていない。
要するにお互いさまなので、感情の赴くままに放言したくないと思っている。
(4月下旬から5月上旬にかけ満開)
「バラの剪定」を見る時はこちら 或る日、妻と庭の枯葉掃除している時に、「今度会ったら一言、切ってくれるように言ってみる!」と話をすると、正に翌朝、我が家にはみ出していた枝がバッサリと切られ、スケルトン状態の中に橙色の実が点々と付いている。
「さては聞こえたかな!」と二人で半分喜んでいると、昼過ぎに柿を抱えて「迷惑をお掛けしました」と挨拶に来た。
窓も閉め切っているので聞こえる筈ないのだがどうしたことか。
以前に、下の隣人から柿の剪定をひどく言われたと聞いていたので、その線かなとも思っている。
このような曰く付きの柿の木も葉が落ち、絶好の餌場とばかり鳥が飛んできては柿を啄んでいる。
TVのコマーシャルの間に目を遣ると、カラス、スズメ、ヒヨドリが暇なく来るし、時には我が家の松の木に上で孵ったも鳩も様子を見にくる。
今では心慰む光景に早変わりしている。
小雨の今日は「スズメ」のみの来訪だった。
二日後の今日は「カラス」と「カササギ」がやって来たが、カササギは影と音に敏感である