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「九重山群の登山」(5)

「九重山群の登山」(5)_f0201348_88192.jpg 南登山口、久住、稲星、中岳の分岐点を過ぎ、小規模な崖崩れのような登山道を30分ほど登ると、草っ原の向こうに突然久住の顔が飛び込んでくる。
(左は久住山、下は稲星山)


「九重山群の登山」(5)_f0201348_884949.jpg(稲星山を振り返る)


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 七曲り(赤川)の方からにょっこり現れたのは私達だけである。妻にとって初めての山頂に13時35分到着である。
 山頂は相変わらずの賑わいである。色とりどりの登山着姿の男女が記念写真を撮ったり、昼食したり、眼下の景色を楽しんでいる。


「九重山群の登山」(5)_f0201348_8155484.jpg私達も記念写真の後、北斜面に腰を下ろし、「星生山」、「三俣山」と登って来た「天狗ケ城」、「中岳」、「稲星山」を眺望し、これから下山するゴロ石の下山道について話をしていると、「肥前ガ城」との谷底より駆け上がって来るガスにあっという間に眺望が雲散霧消する。
(賑わう久住山頂)

 
「九重山群の登山」(5)_f0201348_8172684.jpg(稲星山) 


「九重山群の登山」(5)_f0201348_818888.jpg(雲が掛かる白口岳を挟む中岳と稲星山)


「九重山群の登山」(5)_f0201348_8183243.jpg(中岳と天狗ケ城、奥は三俣山)


「九重山群の登山」(5)_f0201348_81851100.jpg(硫黄山と三俣山)


「九重山群の登山」(5)_f0201348_8201378.jpg(久住から岩井川岳)


「九重山群の登山」(5)_f0201348_82038100.jpg(西千里浜と星生山)


「九重山群の登山」(5)_f0201348_8403992.jpg ガスを合図に下山することにする。
久住分かれで、見慣れた「北千里浜」に別れを告げ、「星生崎」の張り出した岩壁を見ながら、岩に狭まれた道を登り「西千里浜」に出る。


「九重山群の登山」(5)_f0201348_8422397.jpg 二人共、足に疲れは無いし、体力的にも大丈夫である。
しかし「これからは、これが二人の登山の限界と思って計画を立てよう!」と意見が一致する。
 前回の「久住、星生山」登山時の「星生山」での疲労困憊を語りながら、「西千里浜」を通り過ぎる頃、赤の二人組が「星生山」の尾根伝いに下りてくるのが見える。
「九重山群の登山」(5)_f0201348_8441445.jpg「扇ケ鼻」の分岐点の手前で合流し、「お疲れさん!」、「今日は6峰でした!」と挨拶を交わし、彼等は「扇ケ鼻」へ登って行った。勿論私達は「牧ノ戸峠」へ直行である。


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「九重山群の登山」(5)_f0201348_8481930.jpg 沓掛山の前で赤の二人組に「お先に!」と追い抜かれる。
 登って来る若いカップルに、「今から山頂に向かうんですか?」と訊ねると、「山頂からの夕陽を撮って、山小屋に泊まって、日の出の写真を撮ることにしてます!」との返事である。趣味もここまでくると尊敬したくなる。
「沓掛山」山頂では先生引率の小学1~3年生の団体に出会う。ワイワイガヤガヤ元気一杯、スタミナ一杯の子供達である。


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 下山予定時間より2時間半遅れの記録を書いて、牧ノ戸峠の店の前に来ると、また赤の二人組がソフトクリームを美味しそうに舐めていた。「また何処かで!」と目で合図して別れる。
 今回は6時間半の山行であった。
「九重山群の登山」(5)_f0201348_9245428.jpg 素晴らしい花の写真は撮れなかったが思い出に掲載しておこう。


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※「九重山群(1)」から読む時はこちら
by 1944tourist2004jp | 2009-09-06 20:34 | 山登り


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