MLBのオールスター中継を見ながら、昨日の「雲仙山行」について、記憶を引き出しながら書いているに最中にまた雨が降り出す。
梅雨繁く、束の間の山登りとなる。
枕元に置いている九州百名山の中から、今年の夏山シーズン中に登りたい山として、過去に登った「開聞岳」と「韓国岳・高千穂岳」、そして未経験の「雲仙岳」を考えていた。
「開聞岳」は4月の墓参り時に登ったし、霧島山系は花好きの妻を連れていくにはコスモス・シーズンが最適だろうと思い、梅雨が明けたら「雲仙岳」に登ることを心秘かに決めていた。
この3月に昔の職域仲間と雲仙に1泊し、直下の島原市から甚大な被害を出した「平成新山」を見たが、今回は真近の普賢岳から仰ぎ見たいとの思いで、梅雨の中だるみ(晴れの日?)を狙っての山行となった。
そして、仁田峠から妙見岳・国見岳・普賢岳の約4時間コースを選ぶ。
諫早経由で、雲仙温泉を経て仁田峠循環道路(今年から無料)に入る。
「午前中晴れ、午後から曇り」の予報であるが、もう既に雲行きが怪しくなる。
途中にある第2駐車場では、島原市街をどうにか眼下にすることはできたが、雲間に「平成新山」の東壁をバックにして、写真を撮ることは非常に難しくなってきている。
妙見岳ロープウェイ乗場のある仁田峠駐車場に入る。
梅雨時期のオフ・シ-ズンということもあり、だだっ広い駐車場は数える程度の車である。
ましてや、登山客は私達だけである。
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