「花曇り」

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 遅霜に気配りしながら、早期植え付けのジャガイモのトンネルをいつ外すべきかと迷っていると、雨が三日四日と続き、仕方なく蒸れない程度にトンネルの裾を持ち上げたまま放置している。



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 例年に無い大きな葉ぶりは天井に張り付くように誇り、先端が押し付けられ辺縁が変色している。



f0201348_18451774.jpg 霜が降るほどに花冷えも無いだろうと、週明けにトンネルを取っ払い、温室育ちが倒伏しない程度に風雨に曝そうかと心遣いをしている。

 




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 数年前までは有り余る時間を利用して観梅や観桜ドライブで遠出をしていたが、今は地域再発見の花見をしている。

田園の広がる町の学校や社寺、或いは公共施設、河川沿いには目を瞠る並木や一本桜が隠れている。



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 束の間の花曇り、近傍の見どころ逍遥と花見。
お握りと惣菜を仕入れるためコンビニに入った瞬間、呑み助の条件反射は鋭く冷酒のコーナーへと直行し、300mlの日本酒を2本をカゴの隙間に忍び込ませる。

丘陵の遺跡公園まで20分程度の心地よいウオーキング。
ラッキーなことに私が落ち着くに最適と思っていた場所に人は居ず、そそくさとレジャーシートを敷く。

青空は無いが花吹雪の真下で1時間弱、手巻きのお弁当と冷酒を楽しむ。

二人して、この贅沢な時間を娘や孫に写真添付してメイル送信。






直近の話題について、今の思いを残して置きたい。

米中首脳会談の最中に、外交戦術と思しきトランプ大統領の変節に唖然とさせられた。シリアへの巡航ミサイルによる空爆。

 第二次大戦前の火薬庫は人種や宗教の“るつぼ”であるバルカン半島と習っていたが、21世紀は東アジアが火薬庫となっている。中華思想を邁進する中国、弁えの無い北朝鮮、そして強力な親北と反日姿勢の一人と日本を敵性国家と見なす一人、過去の政府間協約を白紙に戻すと言って憚らない二人の韓国の大統領候補達。

東南アジア初め世界には親日国家は多い、お隣さんとは程々のお付き合いが適当なのかも知れない。


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 将来先生になる約束をした一人娘の女性とルールに厳格な父親との関係をドキュメンタリー風に仕上げた番組を身につまされる想いで観た。未経験で失敗の許されない子育ては本当に難しい。

子供の頃父に連れて行ってもらった日本庭園の桜に魅せられ、大学では日本語学科を専攻し、卒業後極東へと勇躍した一ハンガリー女性。数年振りに日本のお土産を持って帰国するが、決断時の感情の縺れを投影するかのように、玄関前での逡巡、そして父親から二度に渡り敷居を跨ぐことを許されず涙を浮かべる彼女。
 祖父母や親戚に会って、自宅の玄関先から日本へと離別の電話。
その時の彼女の謝罪の言葉に堰を切ったように父親の愛情が過去を昇華する。

そして、嗚咽しながらの彼女の「ルールに従えばルールに助けて貰える!」と、直球勝負の父親の躾を婉曲的に理解し、抱擁し合う二人の姿に貰い泣きしてしまった。

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 ナレーターの日本のルール社会のお蔭とのコメントもあったが、日本人は窮屈で過度なルールと行政の度を越したお節介に余りにも慣れ過ぎている。その弊害として、自己責任の範囲まで行政へ責任転嫁する甘えが横行しているように感じる。


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# by 1944tourist2004jp | 2017-04-09 19:02 | その他 | Comments(0)

「春ジャガの芽かき」

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 カーテンの隙間から差し込む一条の光、明け放すと蒼穹に溢れんばかりの陽光。朝一番の仕事はインコのケージの掃除であるが、外に出ると道路やお隣の屋根は濡れ、郵便受けの朝刊はビニール袋に入っていた。
朝食後、炬燵で寛いでいると突然の落雷の轟音、あっという間に窓外に雲が張り出し、通り雨のようにぱらぱら落ちてくる。そして、それも束の間、雨は上がり青空がまた広がって行く。

午後からも、春入一番らしき強風を挿むように雨と青空が断続的に繰り返す。何とも分けの判り辛い空模様である。炬燵を挟んで「昨日のうちに畑仕事を済ましてて良かったな!」と納得する。



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 昨日の4月1日は、午後から近傍の酒造の”蔵開き”に行きたく、午前中から忙しく野良仕事に出掛ける。

今年はアンデスとキタアカリを1月25日に、そしてメークィーンを2月5日と超早期に温室栽培風に植え付けをしていたので発芽も成長速度も早く、”芽かき”の時期が予想外に遅れ、初めてマルチとネットの二重トンネルを開ける。

アンデスとキタアカリはホクホクとした畦土に気持ち良く育ち、トンネルに首を垂れるほど成長しきっているが、僅か10日違いのメークィーンはその半分にも満たない。品種の違いかも知れない。

 私は畝端に豊かに繁った雑草刈り、繊細な芽カキはSDと分担作業をする。余りの成長の良さに「芽かきするのが可愛そう!」と言うほどに青々と伸びきっている。思いっきり広く成長した葉や背丈に比べ、今にもポキッと折れそうなほどひ弱でもやしの様に瑞々しい茎、がさつな私も雑草取りを慎重にしなければならない。

正に温室育ちのアンデス達である。

反して、10日遅れのメークィーンは芽かきに適度な成長具合であるが、種芋がやや小さく切り分けていない分、発芽の数も多く1芋で4・5本は芽カキする。

土寄せを存分にした後、青空と田園の微風を楽しんで貰うべくトンネルは開きっ放しにして2時間の作業を終えて帰る。




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 昼食と午後のワイドショーを見た後、いつものウオーキングコースの途次にある酒造へと出かける。行き交う数組の夫婦とは、お互いに“帰りですね!、今からですか”と、暗黙の会話をするように黙礼する。

 庭や倉庫を即席居酒屋風にして、枡酒や即売の肴を挟んで和やかな団欒で満席状態になっている。私達も枡酒をと思い尋ねてみると、「ご覧のように樽が空になりましたので、明日お越しください」と言われ、仕方なく試飲を数杯して7km程度のウオーキングコースに戻る。

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 春霞も無く遠望する稜線は線で引いたような輪郭を見せ、農面道路沿いの土手の”ナノハナ”と”土筆”に春の陽を感じる。いつもの速歩に戻ると、数日前に仲良く用水路で水浴びしていたカモの夫婦を見かける。


 帰って来ると息子と孫が玄関先で待っていた。私は畑に戻り、ジャガイモが蒸れない程度にトンネルを復元して帰って来る。




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 孫達3人を1週間ほど代わる代わるに預かっている最中、28日には自衛隊駐屯地のモニター報告会議と幹部の方々との会食を最後に完了。また、平成27・8年度と2年間地区から選出されていた防犯部会活動からも解放され、4月1日からは全くフリーの日々となる。



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# by 1944tourist2004jp | 2017-04-02 17:15 | 家庭菜園 | Comments(0)

「カモの夫婦」

f0201348_10182305.jpg 3月22日はWBCの準決勝対米戦、1対2と歯ぎしりの惜敗。そして、23日は対プエルトリコ戦で大勝した米国のWBC初優勝を伝えるTVの実況中継。

 大リーガーの一流どころを陣立とした米国に対し、6安打2失点に抑えた日本の投手陣は称賛に値する。

残念ながらエラーも実力のうち、投手陣・打撃陣は僅差であるが敵わなかったということであろう。

10年以上前に脱臼して抜け落ちた上の切歯、一気に老け込んだ顔貌を鏡で見る度、その“ひょっとこ面”を笑ってしまう。

年齢に決して見合わないだろうインプラント、また両側の健康な歯にギリギリと鑢を入れてブリッジ固定もして欲しく無い。歯科医のご推奨を丁寧にお断りして、義歯を作って貰い両側の健康な歯に接着して頂いた。

8年後の一昨年の夏、孫を連れての九重山群漫遊時、法華院温泉での夕飯に出た骨付きの地鶏を安易に食いついた途端に口内に違和感、口を開けた瞬間対面に座っていた小2の孫が大笑い。SDも吹き出しそうな含み笑い。

そして今回は2回目の脱落。不思議なことに今回も鶏のもも肉を口入れた時である。何とも鳥肉に相性の悪い義歯である。
                    (SDが可愛がって、孫達が頬張る我が家のサクランボの花)


f0201348_10232524.jpg3連休で歯科医院の予約も取れず、休み明けまで我慢しなければならない。その間、2月の学部同窓会でお会いした後輩に、10数年前に退職した仲間との酒の席を段取りして貰っていた。

旧交を感懐するが、弾む話に焼酎のお湯割りも進み、後期高齢者の閾値に達しつつあることを失念し、何と6杯も重ねてしまった。当然の報いであるが、翌日は二日酔いで終日TVの前に座ってしまった。

     (水鏡天満宮)

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 19日は平成28年度囲碁NHK杯選手権。奇しくも私が宗像市での天元戦挑戦手合い第三局を観戦した井山本因坊と一力遼七段のお二人であった。

どちらが勝っても初優勝であるが、一力7段が勝つと史上最年少の選手権者とのことであった。結果は、天元戦同様6冠の井山本因坊の中押し勝ちとなった。



f0201348_10222535.jpg その日の夕方、お定まりのウォーキングコースを歩いている時、コンクリート護岸の用水路を仲良く泳ぐカモの“夫婦”をSDが見つける。



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# by 1944tourist2004jp | 2017-03-24 11:02 | その他 | Comments(0)

「呑み助の太宰府天満宮」

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山が目覚める季節、昨年九重の尾根道で思いもよらぬソールの剥離に、今シーズンは碧空に雪と広葉樹の冬山を唯々想いながら、冬野菜の収穫やジャガイモの畝造りと超早期植え付けで過ごした1・2月。

お蔭で常に遅れがちな野良仕事は、季節を先取りするように捗っている。しかし、何かし忘れ物したような日々である。

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 別れや旅立ちと悲喜こもごもの3月。ノーベル賞に匹敵する「エリザベス女王工学賞」をイメージセンサーの発明者寺西信一氏が受賞した。この賞は青色ダイオードのように事後に爆発的な恩恵をもたらす工学的な発明に送られるとのことである。

また、WBCで戦前の予想を覆し活躍するJAPAN。このまま勝ち進んで決勝ラウンド行って欲しいものである。

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 後期高齢者に踏み入ろうとする私は、続発する時事ニュースを肴にしながら、欠かすことなく晩酌に勤しんでいる。

そして、この酔漢にとってこの3月は刺激的である。何と旧交を温める飲み会が続くのである。

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 8日は、20数年振りに仕事先関係の方との盃を酌み交わした。

突然のお誘いに“ルンルン”気分で、往きはJR、泥酔しているだろう帰りはSDに迎えに来て貰う段取りを付ける。

6人様、お互いに頭も白く薄くなりそれなり老けているが、思い出に浸るにつれ20年前の面立ちと語り口となって行く。料亭からスナックへと4時間強の飲み会となってしまった。
 20日は勤めていた職場の同僚とこれも10数年振り、そして3月末は同じ下車駅の誼で年代差を超えて付き合っていた仲間と旧交を温める3連荘である。

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f0201348_18450893.jpg 12日、末娘から「梅酒の試飲会に行かない!」とお誘いメイル。

飛梅の太宰府天満宮で観梅と全国の梅酒試飲会である。

私達は30分早く天満宮駅に到着。初詣にも劣らないほどの雑踏。肩触れ合うほどの心字池の太鼓橋、そして拝殿にはアジア系の外国人も含め長い行列ができている。

境内の若干ではあるが、見頃を過ぎた感のある紅白梅を静かに味わいながら散策をしていると、「試飲会場の前で待っているよ」とメイルが入り、私達の分の前売り券も用意して待っていてくれた。




 ウィスキー、ブランデー、焼酎、日本酒に付け込んだ全国各地の梅酒150本が並ぶ中、制限時間30分で試飲していくが、酒飲みの悪い癖で150本全てを味わおうと一口ずつ飲んでいくが、20本ほどで酔いを自覚する。SDと娘が量を加減するようにと、ペットボトルの水を持って来てくれる。100本程度は味わったところで、30分を待てずに試飲コーナーから出て来る。


  
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 酔い覚ましに光明禅寺にお参りし、錦秋の季節は一段と美しい枯山水の庭で暫し酔いを覚ましていると、係の方が「閉館です」と伝えに来る。

五条方面に歩いて20分ほどか、戒壇院の観世音寺で手を合わせ、駅のお店に入り刺身等を前にしてビールと日本酒を飲んで帰る。




f0201348_18450352.jpg いつもの事であるが、飲んで帰ると安心したかのように屁理屈を捏ねながらもう1杯と、ウィスキーのお湯割りに根昆布を浸して快楽の1日を閉じる。




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# by 1944tourist2004jp | 2017-03-15 10:41 | その他 | Comments(0)

「有難う!」

 春浅し日、季節の花や野菜ばかりでなく、動物を身近に置いていると何かしらの便りを貰える。我が家のコザクラインコも日々抜け落ちる青や赤の黄色の冬毛がケージを清掃する時に風に舞う。

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「古本屋に行かない!」と、何とも不思議なメイルが娘から入る。

最近は図書館から借りた本や、末娘が置いてきぼりにしている文庫本、偶に長女から「この本読んだ?」と持って来てくれた本を読んだりしている。
冬の日々に外出の機会を失している私達を外食に誘ってくれたりしているが、「古本屋とは何事だろう!」と疑問符が浮かぶ中で「OK」の返信を打つ。

末娘と待ち合わせをして30分ほど車を走らせて着いた先は、本屋とは思えないような異質な雰囲気がある。木造平屋の建物の前にはテラス風の広いスペースにテーブルと椅子が数脚、入り口横にはSNS講座のミニバス。中に入ると脚立が必要なほどに高い本棚が圧倒するように並ぶ。娘に聞くと、古本と新刊本があり、自由に持ち出し喫茶コーナーで読んでも良いとのこと。

30分強古本コーナーを見て回り、肩が凝らず展開の速い文庫本4冊をジャスト1800円で購入。3人が一様に落ち着いたところで、SDがベーカリーコーナーから美味しそうな菓子パンと、持ち帰りのフランスパンを買い3人で喫茶コーナーに腰を下ろす。それぞれにコーヒーをお替りし、菓子パンを食べながら読書に耽ること3時間半。リピーターに成りたくなるような雰囲気を醸し出す本屋であった。



 加齢に従い人間関係を四捨五入し、物理的に外出の機会や行動範囲を萎ませて来たが、その下降曲線に並ぶように刺激や感動の機会も減って来た。刺激的で心揺さぶる出合いや、喜怒哀楽を共有する機会は”山登りとひょっとこ踊り”で細やかに繋ぎとめているが、万人が望む“ぴんぴんころり”の終末から少なからず遠ざかっていたような気がする。世間や子供達に迷惑を掛けないために、人的交流や体力の下降曲線に対し、刺激と感動の曲線を上向きに交差するよう生活しなければならない。

ここ1・2年行ってなかった“くるくる寿司”にも一緒に行ったが、メニューパネルにタッチして注文すると、3分程度で別レーンで席まで自動的に送られて来る。ネタが乾燥することも無く衛生的で料金も自動処理、美味しさは別として満足度100%であった。

「社会からとり残されているな・・・!」と反省を促されたここ数日の末娘とのお付き合いであった。



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 寒を迎える2月5日、キタアカリ18個、メイクイーン34個の早期植え付け第2弾。1月25日はクズ藁と不織布だったが、今回はクズ藁と黒マルチを寒さ除けとして覆った。素人なりの早期植え付けの試み、果たして5月予定の出来栄えは如何ばかりと楽しみである。

 2月11日は九州地区の学部同窓会で若い会話に囲まれながら楽しく杯を重ねた。締めはいつものように万歳三唱の代わりに「都ぞ弥生の黒紫に 花の香漂ふ宴遊の筵♪♪♪♪♪♪」。若い人達は二次会へと繰り出したのであろうが、最年長の私は適量をやや過ぎた心地で早々に引き上げる。

そして一昨日、農作業も一段落し昼食後にのんびりPCで囲碁をしている時、突然に見知らぬ番号からの電話。

疎遠になっている方々の電話番号を年賀状同様整理しているので携帯に入っている番号は相当少ない。また、このご時世に未登録の番号に出ることも少ない。
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 しかし、相手が考慮中と言うこともあり何の気なしに通話ボタンを押すと、現役時代にお付き合いしていた方からの電話であった。15年以上会ってはいない方であったが、お名前と声で直ぐに分かった。

「久し振りに仲間と温泉に入って飲んでいるので出て来れないかな・・・」とのお誘い。言い尽くせないほど嬉しい旧交の酒だし、行きたいのはやまやまであるが、余りにも突然過ぎるし、また余りにも遠過ぎる。
次回は前以って連絡してくれるとのことで電話を切るが、10数分後に「3月7日12時からU市で飲もう」と早速のお誘いがある。呑み助同士の予約はとにかく時を急ぐ。

類は類を呼ぶ如く前日には誘い水があった。近所付き合いの延長線上で飲み友達となった2歳年上の方に散歩の途中で出くわし、近いうちに他のお二方も誘って飲みましょうと約束したところであった。


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# by 1944tourist2004jp | 2017-02-20 14:05 | その他 | Comments(0)

「ジャガイモの植え付け」

 時間と空間認識の衰えを日々感じている老生、来年の為に、また試験的な超早期の植え付けをしたので記憶のバックアップとしてブログに残して置きたい。
 昨晩は早めの就寝で、今朝は2時間ほど早い5時の目覚め。微睡をいま少しと10分ほど横になっていたが、目は冴え寝付かれず仕方なく温もりから抜け出す。黎明に新聞を取りに玄関を出ると、星も月もまだ残っている。
昨日に続き今日も相当冷え込んではいるが、刺すような寒気ではない。昨朝は、放射冷却による冷え込みで給湯器が半凍結の状態となり、洗顔時はチョロチョロとしか出なかった。外気に露出している水道管は専用の保温具で巻いてはいるが給湯器に中の細管まではカバーできない。

 温風器のタイマーは7時、部屋は完全に冷え切っている。温風器を点火し新聞をf0201348_18494938.jpg読む積りで炬燵にも電源を入れる。1時間ほど読んだところで朝一番の仕事、コザクラインコを部屋に放ち、ケージを外に持ち出して掃除。部屋に戻ると、待ってましたとばかりに私の頭に留まり餌を要求する。準備している間、耳を噛んだり懐に入ってきたりと中々と五月蠅い。

鳥取県以北での大豪雪、交通大渋滞や雪下ろしの転落事故等がトップニュースとして流れているが、私の住んでいるところでは昨年1月24日の大雪は例外として、精々3・4cmの積雪で昼頃には日蔭を残して殆ど溶けてしまう。
今日26日も昨日同様、透き通るような青空に午前中から畑へと出かける。












f0201348_18494582.jpg ここ数日曇りがちの天気に農作業も滞っていたが、昨日25日は逃すことのできない野良仕事日和で、昼食を適当に済ませ、一昨日切り分けて石灰を塗し天日干しをしていた種芋を持って畑へと出かける。車を降りて畑へと向かうと、時々野菜のお裾分けをして頂いたり、教えを乞う年配の菜園仲間が午前中の作業を終えて、自転車を押してくるところに出くわす。
 種芋を農業用のトレイに持っている先に行くSDへ、挨拶がてら笑顔の中に冗談を交え「この寒に土の中で種芋を凍ってしまわないかな・・・!」。SDがどのように応えたか分からないが、数歩遅れて私も挨拶がてら、「植え付けした後に稲わらを畝に播いて上から不織布をし、発芽後にマルチでトンネルにして霜除けにしようかと思っていますが・・・」と、初心者の返事をする。その後、数話交わして青空に広がる田園に温かい陽射しを受けての作業。
 ジャガイモの収穫時期が梅雨に重なるので、出来れば5月に取り入れが出来ないかとSDと相談して、今年は試験的に超早期の植え付けをすることにした。1週間前に造り上げた畝を、昨日幅90cm長さ10数mに仕上げていたので、先ずSDがアンデス37個(2kg)、キタアカリ22個(1kg)を畝上に置いて行く。計算はしていなかったが、何故か造り上げた畝に丁度納まる。豊作の予感がする・・・!

4・50分で植え付け作業を終え、SDが冬野菜の収穫とキヌサヤとスナックエンドウの上の草むしり、タマネギ等への追肥をしている間、私はもう一畝造るべく肉体労働である。2月中旬の植え付け、決して慌てる必要はないが好天に後押しされながら2日分の農作業を熟す。

色々とお叱りと反論を覚悟の上で直近の話題について触れておきたい。
想定外の御嶽山爆発によって犠牲になられた方々には、山登りを趣味とする私にとっても他人事ではなかったし、遺族の方々には大変お気の毒に思い、遠くからご冥福をお祈りした。
今般、犠牲となった遺族の皆さんから国や地方自治体へ、爆発検知器具等の不備や予報不備による訴訟が起こされたが、山登りは自己責任であり、その為に生命・障害保険は勿論の事、登山保険を掛けることによって自己防衛している。それが私は基本だと思っている。
 また、慰安婦問題での駐韓国日本大使の召還について、今までの例からして相手国が国際慣例や法を遵守し誠意を見せるまで帰す必要はないし、スワップ協定や2国間FTAの話し合い等もする必要ないと思っている。対馬で盗難にあった仏像然り、無法治国家の韓国に政冷経冷の付き合いしかないのでは。
トランプとかけて鳩山由紀夫ととく・・・・です。分かり易い!!!!




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# by 1944tourist2004jp | 2017-01-26 18:48 | 家庭菜園 | Comments(0)

「非効率の勧め」

 久し振りの終日雨予報。
ジャガイモの畝造りも一段落し、炬燵に入って娘が「これ読んだ?」と持って来た本を読み、撮り溜めしているDVDを整理し、夕方からは定期的に飲んでいる仲間と居酒屋へ、年相応に急がず慌てずの1日である。

現役の頃は、70歳を超すと歩き方もやや貧弱となり、持久力も落ちると客観視していたが、70歳代となった己を見て痛切に感じることは根気の無さである。野良仕事を精々1時間半もすると「今日は、もうこれで十分だろう!」と、もう一頑張りすることなく自分を納得させている。
現役時代は、先ずは仕事量を決めて時間に関係なくやり通していたが、今は時間と勝負している。 勿論、己に落胆はしていない。

 最近、顔は「年齢以上ですね!」と、知人に言われてしまったが、第二の心臓と言われている脚力は落ちていない。10kmのウォーキングも可能だし歩くスピードもさほど衰えていない。一方、脳力や反射神経、感覚器官の鈍麻は如何ともし難い。車庫入れ時の空間認識能力の劣化が証明している。何故かいつも斜めに入っている。
 運転事故に拘わらず多様な事故から免れるためには、先ず己の能力を認識することと思っている。生産効率etc.世の中全てにおいて効率を求める風潮にあるが、高齢者には非効率性をお勧めしたい。
”七面倒”なと思われるかも知れないが、他人に迷惑を掛けない運転や炊事における火の元については、老化した四つの目と二つの頭脳、可能な限り二人三脚の生活をお勧めしたい。

 現役を退いて終日家に居ると、自然に家事の分担が出来上がってくる。妻に飼い馴らされているとの表現が当てはまるかも知れない。
そこで本題、家事を決して効率よくせずに何回にも分けて熟していくことである。何気なくしたり、また考えたりしたことを新鮮に感じることもある。また、細やかながら新しい発見もある。非効率的に狭い家を歩き回り、階段の上り下りするだけで結構肢は鍛えられるものである。
 結婚式における祝辞の常套句「比翼連理」は、子育てが終わり関係が希薄になりつつある老後の望ましい関係を言ってるのかも知れない。


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# by 1944tourist2004jp | 2017-01-20 11:55 | 雑感 | Comments(0)

「艶めかしいダイコン」

 17日は真言宗の寺院で「火渡り」の行事。
f0201348_11345312.jpg毎年健康を祈願して参加するが、昨年は私の知らない所で写真を撮られ、その目立つ姿が新聞に載っていたと、飲み友達が態々と新聞社に依頼して写真を貰ってくれていた。

午前中、陽がある間に1時間半ほど農作業し、昼食後1時から始まる行事へと足を運ぶ。老後に誰もが望む無病息災の生活。今日の新聞で高齢者の定義について紹介されていたが、夫婦揃って後期高齢者に近付いても歯科以外は年に一度の健康健診で済んでいることに感謝しなければならない。
 特に、甘い物を存分に食べ晩酌の絶えない私は、急速に老いる年齢に入り、見合う運動をしなければと思っている。今年はゼンマイを2年ほど巻き戻しウォーキングと山登りの生活へと、心の片隅に近いながら火渡りの行事に参加した。

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f0201348_11343399.jpg 暖かさに釣られ午後も1時間程度の野良仕事。

鍬の入る無農薬の土中に安眠していたカエルやミミズはなす術もなく身動きできない。畝造りを急ぐ私は無慈悲に枯草の中に入れるだけである。

 日本を覆う寒気団に東日本では少なからず豪雪災害も聞こえて来るが、私の居住地では5cmほどの積雪はあっという間に溶け農作業に支障は無い。耕運機を持たない私は、昨年タマネギを栽培した畝をスコップでお越し、固まった土を解していかなければならない。体力を使うので寒くは無いが、2時間弱の作業で精々2~3mしか出来上がらない。

 ジャガイモは例年だと霜除けで2月中旬以降に植え付けるが、今年は一畝だけ試験的に一月末に植え付けし、不織布で土を保温し芽吹いた後は霜除けにトンネルとして、早期の収穫が出来ないかと思案している。

もう一畝は例年通り2月中旬以降に植え付けをし、素人なりに収穫の差を楽しみに作業を熟す。隣町へとアンデス、キタアカリ、メイクイーンを各2kg買いに行く。
 帰って来てメイルを開くと、一年越しの学部同窓会の案内があった。九州にいる北の大地の同窓であるが、今年は何名参加するだろうか。
私は最年長での出席、今年も20数名の同窓が集まることだろう。




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# by 1944tourist2004jp | 2017-01-19 11:27 | Comments(0)

「簡素にして整然とした成人式」

f0201348_16023754.jpg メディアに取り上がられる一部の“ど派手”で蛮行のまかり通る荒んだ成人式は別として、新成人の和服姿を見る度に寝押しの学生服で臨んだ私達の時代と、かくも違うものかと半世紀を経た日本の豊か過ぎる時代を改めて感じる。
 青空が広がる今日11日、モニターをしている施設団駐屯地の成人式に来賓の一人として参加させて貰った。
開式の30分前に到着し、広報担当官から応接室に通されると、市長他、一佐以上のOB、そしてモニターの席と色分けされていた。
私が座った横の席が元一佐の方で、モニターとしての行事や彼の経歴等について話していると、偶然にも住まいが同じ校区内で精々2・300mしか離れていないことが判り、一段と話しが弾み直截的で密度が濃くなる。



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 コーヒーを頂いた後、天井の高い体育館で10時20分から式典が執り行われた。簡素にして整然とした進行に緊張感が漂う。
国歌斉唱に始まり、駐屯地司令の挨拶、市長、県会議員、市議会議長三者三様の祝辞、1年先輩と新成人46名の代表の言葉、市長より記念品の贈呈、そして新成人達を式場から送り出して終了。
拍手は贈呈と送り出した時のみで、私語は全く無く静寂な中にきびきびとした司会と一糸乱れぬ進行。僅か35分程度の厳粛なものであった。










f0201348_16314309.jpg その後、隊員食堂での会食もまた簡素なもので、隊員の昼食に乾杯のためのノンアルコールが添えられているだけである。会食の途中で新成人10数名が決意の言葉を発し、駐屯地音楽隊の“上を向いて歩こう”の演奏で終わり。




その後、隊員寮の前にハナミズキの記念植樹をして、予定より早く12時過ぎに完了。

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 今晩は”ひょっとこ”の踊り初め。先生より一連の踊りの中に肩を上下させることで全体の動きに躍動感を与えることを教わる。これは中々難しい。
 一昨晩、SDへ末娘からメイルで温泉への誘いがあった。”おせち”に準備や孫達を迎えてのお世話の疲れと私の飲み過ぎに対する肝臓への疲労回復を願ってのお誘いと思い12日に行くことにした。
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# by 1944tourist2004jp | 2017-01-11 16:25 | その他 | Comments(0)

「新年早々・・・」

f0201348_10002011.jpg 昨晩は孫達を送り届け、お互いにラグビーを経験した義理の息子と夕飯をご馳走になりながら一頻り高校ラグビーの決勝について盛り上がった。

高校3冠を狙う東福岡と二連覇に大手を掛ける東海大仰星の対決は甲乙つけがたく結果待ちとする。

両校共に強力なフォワードを前面に、バックスへ展開する両チームの攻防に微笑んだ先は東福岡、28:21と1トライ1コンバージョン差だが辛勝であった。


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元旦に初詣を済ましていたが、6日に末娘から「飛梅の太宰府天満宮どうですか」とメイル。正月から泊まり込んでいた孫達を連れて行くに好都合なお誘いであった。


f0201348_10001732.jpg 交通規制も無くスムースに太宰府市に入れたが、天満宮が近付くにつれ信号や踏切で渋滞が渋滞を呼ぶ。
だだっ広い公営駐車場の出入り口の“満車”との立て看板を見ながらのろのろ進んでいると、ジャストタイミングで7・8台程度の狭い私営駐車場から1台の車が出て来る。私だけが丁度入れる位置にあり、前後に申し訳ないがスーと入り込む。何と運の良い事か!








 駅前広場で待っていた末娘と混雑する参道を通り抜け、外国語が飛び交う拝殿前で5・60人程度の列に並ぶ。2礼2拍そしてお願い事を呟き1礼。

“おみくじ”を引いて喜ぶ孫達を眺めながら、数枚写真に収める。




サッカーの初蹴りがある孫の時間もあり、参道際のお店で男は“ぜんざい”、女は“抹茶セット”で一息。

 高速で概ね1時間弱。

夕ご飯をご馳走になり9時過ぎに帰途に就くが、昨日までの喧騒が一転して二人だけの静かで単調な生活に戻る。


f0201348_18402388.jpg 特記事項を記して置かなればならない。

正月3日、朝1番の電話がA警察署から架かる。

「A警察署ですが、車のNo.は○○○○ですか?」、「そうですが!」と応えると、「12月30の夕方O神社の前を通りませんでしたか?」と振られ、“何か事件があったのかな・・・”と想像を巡らしながら「はい、通りましたが・・・」と応える。

「ミラーの接触事故届が出されていますが、間違いないですか?」、「細い道で離合車が待ってくれていたので、私の方から発進しフェンダーミラーが軽く当たりました。しかし、よくある接触でどちらかが行かざるを得ないし、10km以下での徐行だったし、お互いさまと言うことで確認せずに行きましたが・・・」と応えると、「相手さんから事故届が出ているので、今から署の方まで車検証と免許証を持って出て来れますか」とのこと。

珍しく深く靄のかかる市道を20分程度の距離に車を走らせる。

署に着いて、「先ほど車の接触事故で呼び出された者ですが」と受付で申し出ると、担当の署員が「○○です。正月早々申し訳ありません。事故は間違いないですか」と丁重に挨拶される。間違いありませんと、先ず免許証と車検証を渡しながら接触時の概況を話すと、「事故は必ず届けることになっています」と念押しされた後、「貴方が逃げていないとの証拠はありますか?」と問われ、「全くありません、軽いミラーの接触はよくあるしお互いさまと思ったので走り去りました」と返事すると、調書作成の為に接触部分の写真と、免許証・車検証のコピーを撮られ、「相手方は傷も軽微だし、事故届けだけだったのでこれで終わりです。正月早々有難うございました」。とあっけなく完了。

ゴールドの継続もあるし、私の方から「事故届を出さなかったことで点数引かれるんでしょうか」と訊ねると、「そんなことはありません、届けだけでおわりです。どうぞお引き取りになって結構です」と丁重に送り出された。僅か10分程度の取り調べであった。

 高齢者の事故が多発している現在、安全運転への戒めと思いながら帰途に就く。

孫達など家族揃ってのお雑煮を食べながら、息子や娘から「親爺が悪い・・・!」。

 ラグビー大学選手権。終わってみれば33:26、高校選手権同様1トライ1ゴールの差で帝京大学が8連覇。東海大学の強力フォワードに相当苦戦を強いられたが、最後は連覇を信じて戦った精神力の差であったか。
今年は天理大学や同志社の関西勢の活躍が目立った年でもあった。


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# by 1944tourist2004jp | 2017-01-07 16:00 | その他 | Comments(0)