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「雪山逍遥」(3)

 昨日の昼過ぎに更新したブログで触れたばかりの甘利経済再生大臣の金銭授受。その後、衝撃的な辞任で政界に激震が走る。ポピュリズムに走らず国益を大事にしたい一人の日本人として、TPP交渉での一連のご苦労に対し、只々「お疲れ様でした」と申し上げたい。

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 平成23年に並ぶ積雪量と思うが、違うとすれば平成23年は“べた雪”の所為で、数ヵ所に渡り灌木や枝が雪の重みに負け割けるように山路に覆いかぶさっていたことだろうか。

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 今年は北から蛇行してきた零下15度の寒気団の所為で、大きく撓んだ枝は何処其処に見られたが、粉雪のお蔭で折れた枝は見なかった。

f0201348_12284548.jpg 宝満山からの登山客に会うことも無く、また追い抜き追い抜かれる登山客もいず、白い恋人たちの集う尾根道をSDは喜々として歩く。仏頂山直下の短い急坂に少し息は弾むが、昨年8月以来の山登りが嘘のように脚力に問題は無い。

f0201348_12291362.jpg山頂の雪をかぶった祠に鎮座している石仏にお賽銭を用意していたので、今日の喜びに感謝の手を合わせる。

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f0201348_1230581.jpg 鎖と石段の近道にするか、“稚児落し”の直下を遠巻きに山頂に上がるか。SDは一瞬逡巡するが、鎖があるので大丈夫と近道へと促す。
山頂に登り着くと先客は男性が一人。予想外の驚きであった。
先ずは社殿を前に拝礼して無事の登山をお祈りし、古処山系でもと思い社殿の裏側に回るが暗雲に閉ざされて遠望は全く無い。

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f0201348_12344971.jpg カップラーメンとお握りで昼をとって一段落。
同年代の男性から「今日は道路の凍結が心配で、太宰府駅から竈門神社経由で歩いてきました。これから“うさぎ道”を下って内山方面に出たいと思っているんですが、どうですかね」と聞かれる。
長い道程と踏み跡の無い雪の“うさぎ道”で迷った経験があるので、河原谷を下って昭和の森へのルートをお勧める。
 30分ほどの昼休みをとって仏頂山へと取って返す。
宝満山へ来る時は小枝に積もった雪が首筋や頭に降ってきて冷たい思いをしたが、僅か30分の融雪で雨粒に変わりぽたぽたと落ちてきて、カバーをしていないザックがぐっしょりと濡れるし、来る時は無人の尾根道だったが“難所ケ滝”方面から次々に来るグループ登山者に、再三路傍に避けざるを得なくなった。
 分岐点から河原谷ルートの急坂へ、3年ほど前にアイゼンを装着せずに苦労していた男性の記憶をお互いに紐解きながら下って行く。
僅か30分で氷瀑の直下に出て、下山のお土産として”小つらら”をカメラに収める。

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 9月頃、畑仕事で草が刺さった右目にここ数日違和感があり涙が出るので病院へ行くと、傷になっているところの結膜が浮いて剥離できない状態になっているとのこと。自然剥離に任せるか、切除した後に再生を待つか経過観察しましょうとのことであった。


平成23年、同じアングルで撮った写真f0201348_1326338.jpg
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by 1944tourist2004jp | 2016-01-29 12:37 | 山登り | Comments(2)

「雪山逍遥」(2)

f0201348_1717581.jpg 昨年から公民館で習い事をしているが、その「日向ひょっとこ」のお面が届いた。
踊りは苦手で常に敬遠していた私であるが、SDの強い勧め(?)もあって仕方なく申込み、三日坊主を忘れ7ヶ月経った今も続いている。我ながら不思議である。
衣装は昨年の早い時期に届いていたが、お面は一つ一つが誂えで2月6日の初踊りに間に合うよう頼んでいた。勿論私の素顔に見紛うばかりのお面を作って貰った。
神楽に源流を見るという”日向ひょっとこ”、人を楽しませ笑わせるような踊りには程遠いが、仲間に紛れて頑張ってみよう。


 15分程度で準備を終え、登山道に向かうと路傍には残雪が広がり、山裾には大寒波の名残があり弥が上にも氷瀑への期待が高まる。

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f0201348_17353933.jpg 林道を30分程度登った所でアイゼンを装着し、ほど良い登山客に渋滞も無くマイペースで登って行く。途中、下山の3人に挨拶がてら「氷瀑は如何でしたか」と訊ねると、「最高でしたよ!」と色よい返事。
私にとって一番の目的である縦走路の雪景色、水曜日であることを失念して下りの若い男性に「尾根の方はどうでしたか」と訊ねると、「昼から仕事がありますので登っていません」とやんわりと当たり前の返事が返って来た。 
 SDのペースも落ちないし、私も少しばかり腰に違和感はあるものの痛みは走らないので、休息することも無く、また水を飲むことも忘れ淡々と先に歩を進める。仏頂山への分岐点に来ると氷瀑に感激する歓声が三々五々と聞こえてくる。
 氷瀑を前にして、登山客はごった返しに非ず、また閑散とすることも無く、適度に場所を譲り合って記念写真が撮れ、今年の山登りを暗示してくれるかの如く期待通りの第一座登山である。

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f0201348_17431186.jpg 直下で記念の写真を数枚収め、尾根道の方へ少し上がり間食として持って来た味パンと初めての水を口にする。殆ど汗を掻いていない私は精々100ml程度の水で満足する。
 真新しい踏み跡のついた尾根への山路、私達の前に女性5人グループがアイゼンを頼りに登っている。最後尾のお一人から「私達は尾根から三郡の方へ行くんですが、どちら方へ行くんですか」と訊ねられ、私は予定の周回ルートを返事する。何かしらお互いに知りえた山路を確認するようで実に楽しい一期一会である。
 札幌在住の若き日々、ワンゲルに所属して雪山に再三登っていたし、当たり前の寒さや雪に感慨を深くしたことはなかったが、南国での積雪は全く印象が全く違う。
重いテントや食料を目一杯押し込んだ30kg超のカニザックを背負い先輩にお尻を叩かれながら苦しい思いをしての山頂と、年金生活で時間に余裕があり、日帰りの軽くフィットした縦型ザックでの登山は鍛錬から程遠く苦しみは微塵もない。

f0201348_17435222.jpg 樹幹や枝や葉に積んだ雪は芸術的な空間を作り出し、「空気も白く感じるね!」とSDも喜色満面で足を止め白の世界を楽しんでいる。
若干長い登りであるが、記憶を辿って山路を常に紹介しながら、二人とも息切れも無く真っ白な世界を登って行く。
 縦走路の手前で5人グループの方々が一息ついていた。彼女達が周りの景色を堪能する喜びの顔に、同調しながら縦走路へと足も軽い。



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by 1944tourist2004jp | 2016-01-28 17:45 | 山登り | Comments(0)

「雪山逍遥」(1)

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 日本列島が冷凍庫入りして、積雪と北部九州各県における水道管凍結による断水のニュースが流れる中、サッカーのU-23が2対1とイラクに競り勝ちリオへの切符をどうにか手に入れたが、テニスのエース錦織圭選手は全豪オープンで第1シードのジョコビッチにストレート負けを喫して、残念ながら4強入りは叶わなかった。

f0201348_15331288.jpgはたまた、政界ではTPP交渉で米国のフロマン代表を差し置いて道筋を開いた甘利経済再生大臣の金銭授受の問題等、悲喜こもごものニュースがメディアを駆け巡る。

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 このような中で、ここ数日腰痛に悩まされている私だが、歩くだけなら左程問題ないことを良いことにして、「雪の我が町散策」、そして「雪山逍遥」とついつい誘惑に負けてしまう。
腰を曲げた姿勢で数分過ごした後、背筋を伸ばすと激痛が走り暫く動けなくなるが、背部の何処にも圧痛が無いので純粋に筋肉痛と自己診断して放置している。



f0201348_15111637.jpg 平成23年の新年、蒼穹に浮かぶ大雪の宝満山に言い知れぬ爽快さを体験していたので、午前中晴れの予報を頼りにSDを誘う。
この時は竈門神社からの登山ルートを選んだので、今回は「昭和の森キャンプ場」を起点に“難所ケ滝”から三群縦走路の尾根に出て、雪景色を楽しみながら宝満山に向かい、山頂でこの上なく美味しいカップラーメンを食べ、仏頂山へと折り返した後に尾根沿いに進んで河原谷ルートの急坂にとり就く5時間コースとする。

(平成23年1月7日)
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f0201348_1545989.jpg しかし、この雪と寒波で昭和の森までノーマルタイヤで行けないかも知れないし、この時期“難所ケ滝”人気で駐車場が埋まっているかも知れない。その時は竈門神社まで戻る積りで7時過ぎに家を出る。
 通勤や貨物トラックが一番動く時間帯で、渋滞にも嵌りキャンプ場に着いたのは8時半。しかし、思いもかけぬほど駐車場には余裕があった。
下山後の駐車場には通行帯にも車が溢れていたこと思えば、かなりの人達が早朝より午前の遅い時間帯の方が間違いないだろうとの判断が働いていたかも知れない。
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by 1944tourist2004jp | 2016-01-28 15:45 | 山登り | Comments(0)

「南国の大雪」

f0201348_17423736.jpg 現実から相当乖離した不思議な夢をみながらの目覚め。常の7時なら通勤や営業車の走行音に寝起きの惰眠を邪魔されることも多々あるが、今朝は降雪に吸収されるように深々とした静けさが部屋に漂っている。
日曜日でもあるし、精々チェーンを装着した営業車程度だろうと推量するが、20cm超の積雪に走行する車両の音は全く聞こえて来ない。







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f0201348_17534545.jpg 階下に下りて行くとタイマーのお蔭で部屋は程良い暖かさ。
いつもならインコに声を掛け直ぐに返事のある朝一番であるが、昨晩保温の為にケージを三層に覆っていたタオルと毛布生地を取ってみても寝床に入ったままで出て来ようとしない。
朝ご飯を餌箱に入れて数分後、私の姿を認めやっと顔を出し「チーチー」と朝の挨拶を返してきた。

 食後、鈍色の空に翳む陽を見ながら、SDは履き古した登山靴を、私は長靴にレインウェアーを着て寺社へと雪景色を楽しみに出るが、横殴りの風に舞う雪が首筋に入り込むし、指先は冷たいし、写真もままならず30分ほどで帰ってくる。

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f0201348_17573033.jpg これが昨日24日の午前であったが、今朝の温度は玄関で-3℃、洗面所の蛇口に氷柱が下がり、案の定水道管が凍っている。外に出ると昨晩の私の足跡が消され25cmほどの積雪となっている。トイレや洗面の為に風呂に水を溜めていたが、トイレと台所の水道の配管は室内となっているので問題はなかった。

 奄美大島で115年振りの雪、わが町もこのような積雪はもう無いだろうと、今日25日も朝食後に登山靴を履いて2時間超の雪の散策。
膝下まで積もった新雪だが、登山靴とレインウェアーのお蔭で足先も冷たさを感じることない。雪山に行けない無念さを晴らしながら、時間を忘れた逍遥であった。
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(桜の季節:同じアングルから)

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 凍結防止をしていたお蔭で、給湯器も問題なく二日ぶりにお風呂に入れる。何と有難いことか。
しかし、炬燵に入り込んだ生活で腰痛に改善の兆しはない。残念ー!
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by 1944tourist2004jp | 2016-01-25 17:59 | その他 | Comments(1)

「野鳥観察」

f0201348_16504100.jpg ブログを始めてまる7年、加齢も加わって更新の意欲が下降線を辿っている。PCの前に座っても先ずネット囲碁に夢中となり、2・3局打って眼精疲労を感じてブログを開くまで行きつかない。
日々感動を求めブログ更新をされる「山友&ブログ友」のぼん天棒さんを見習わなくてはならない。と、思ってはいるが意欲に乏しいここ1・2年である。これも高齢化の一症状かも知れない。
   老齢化率=aX÷現年齢・・・独断と偏見
         a=喫煙、メタボリックシンドローム数、遺伝、飲酒、趣味、性格、運動等を+3~-3で指数化

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 しかし、まるで瑣末なきっかけにより発火燃焼するものである。今回は突然の腰痛による。
年末から飽くことなく飲み続けて1週間、脳梗塞等の血管障害の起き易い高齢者ともなれば、二日酔いするほど飲むと嬉しい警告を出してくれる。一時的な不整脈である。
ここまで来ると、流石に禁酒の合図である。1週間の禁酒で胃腸を整え従来の晩酌生活に戻るが、閑暇な生活に鞭打つように数年に一度の腰痛である。
腰や背部に圧痛が無いので急激な筋肉の捩れに依る腰痛としか思えない。
風邪を飲酒で直すが如く、長距離ウオーキングをし、寒波襲来による水道管の凍結防止にSDと二人で給湯器や外部の水道管の凍結防止をし、雪がちらほらとする中で野菜の収穫もする。

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f0201348_1914317.jpg 一段落する中で、「メジロが来てるよ!」と、昼の準備をしていたSDの小声に釣られ窓外に目を遣ると、ガラス越しに見る私達に気付かずレモンの木に刺したミカンに顔まで突っ込んで夢中で啄んでいる。
カメラに収めようと構えるが、外の汚れと内の曇りにピントを合わせることが出来ず上手く撮れない。マニュアルにしてシャッターを押す。


f0201348_16543842.jpg欲が出てSDにそっと窓を開けて貰おうとしたが、その刹那飛び立った。
 いつも番で来ては、SDがレモンのとげに刺したミカンを啄み、ちょっとした物音に反応してイヌマキの樹間に可愛く隠れ、私達の動きが無くなると用心深く交互に戻って来て啄む。
鳩やツバメの巣立ち、また季節毎に楽しい野鳥観察である。
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by 1944tourist2004jp | 2016-01-25 16:55 | その他 | Comments(0)