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見事な「リバーシブル」

 今日は参議院選挙。ねじれ解消は確実として、政界再編を望む国民の一人として、民主党(と2大政党制)瓦解の始まりとなるのか・・・。

f0201348_20192317.jpg ここ数日は私一人で収穫と草刈りに汗を掻いたが、今日は指導役のSDが一人出かける。
私は遮二無二身体を動かし、その肉体疲労に満足してビールから焼酎へと晩酌が増える。はたまた酒を多く飲むために身体を酷使しているのかも知れない。しかし、我が妻は全くタイプが違う。
花の延長で観察の振幅が大きく、育成状況や実り具合、そして葉の勢いと裏に潜む害虫など時間を忘れた如く無制限に費やす。


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f0201348_20242666.jpg 陽が真上にある11時から午後1時まで、たっぷりと2時間作業をし、帰って来るなり「冷えた赤紫蘇のジュースをお願いします!」と注文。
火照った体を冷やすように二口で飲みほした後、自分の観察結果を語りだす。暗に“何を見てたとの!”と言わんばかりの顔に、“それぞれの得意分野があるだろう!”との顔で返答する。
 流石の私も“まずかったな!”と思ったのは、ナスに集った害虫についてである。葉がかなり枯れつつあったことは知っていたが、肉体労働に専念する私はその原因が“ニジュウヤホシ”とは気付かなかった。
夕方、畑に行き黒大豆のネットを外し、ナスの葉の裏側を見ると、体表に点々のある灰色の成虫や幼虫が気持ち悪くなるほど沢山くっついていた。4本ともダメージは大きいが、ベイナスの1本は殆ど枯れかかっている。

f0201348_20271984.jpg 30分ほどかけて全ての葉を裏返しにして虱潰しに卵から成虫まで潰していく。ニジュウヤホシは己の立場を知る由も無いが、突然に無農薬の天国から地獄である。秋口までナスを食べたいものである。
 キューリの収穫はほぼ終わったが、ピーマン、トマト、ナス、ゴーヤ、オクラ、カボチャなどは私達の胃袋には収まりきれず、冷蔵庫の野菜室にも満杯。
近傍の方々に適当にお裾分けしているが、家庭菜園の豊作は嬉しくもあり・・・。



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 青紫蘇は菜園を始めた頃から適当に種を撒き、ここ数年は自生に任せて収穫し、SDが料理に添えたり、てんぷらにしたり、はたまた出穂を乾燥して“ふりかけ”にしたりと重宝している。
そして、一昨年からは梅干し用の赤紫蘇も栽培している。昨年は収穫後の畝を放置したままスナックエンドウやキヌサヤを栽培したため、豆類の下に漏れた陽を最大限利用して一面に芽吹き、豆類を収穫した後には一気に誇りだし、見事な赤紫蘇の畦ができあがった。
表はやや濃いめの緑、裏は赤紫、その見事なリバーシブルの赤紫蘇は2大政党制の小選挙区制を象徴した野菜である。
f0201348_2022936.jpgお裾分けしたり、梅干し用にとかなりの量を使ったが、残りはSDが猛暑に向けての赤紫蘇ジュースをつくる。濃縮ジュースが2Lのペットボトル2本できあがる。
還暦越えの私達の平素の飲み物は、食後のコーヒー、中間に甘いお菓子と緑茶、或いは干し生姜入りの紅茶を飲むぐらいで、ジュース類を買って飲むことはない。
 夏痩せするほど暑さに弱くないが、この暑さは尋常になく日中は家に閉じこもって、5時過ぎに冷やしたペットボトルに塩を二摘みほど入れて畑に出かける。そして、汗だくで帰って来て氷を浮かべた赤紫蘇のジュースを飲む日々である。

 そして、PCに向かって囲碁を数局、麻雀半荘を数回、老境の目は酷使され眼精疲労は甚だしい。
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by 1944tourist2004jp | 2013-07-21 20:33 | 家庭菜園 | Comments(0)

「早暁の山登り」(3)

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 山頂直下の分岐点から“キトク橋”へと下りて行く。

f0201348_104935.jpg 陽の低い8時前、このまま水無鍾乳洞の駐車場に下りて行くのは余りにも勿体ない。
“アンの滝”は桜の季節などに3回ほど行ったが、いつも渇水期で水量の乏しい”渓流滝”しか見ていない。今年は男梅雨、さぞかし豊富な水量に水しぶきも凄いだろうとの期待もあり、山頂から急坂を40分ほど下って行く。
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山深いダルメキ谷の方から渓流音が次第に大きくなってくる。桜の季節にはキトク橋からの登山者にも結構出くわしたが、今日は早朝のせいもあり登りの人達は全くいない。小さな渓流滝にもカメラを向けながら“アンの滝”へと下りて行く。

f0201348_1054815.jpg 直瀑のような豪快さもレンズを濡らす水飛沫も無いが、フィトンチッドとマイナスイオンに抱かれ心休まる滝の一つである。写真を数枚撮り、直下で10数分ほど腰を下ろし、山頂での食べ残しのトマトとキューリで身体を冷し、喉を潤す。
 山路を振り返ると中年夫婦らしき二人がこちらを見ている、滝の方まで来るかと思いきや小休止の後登って行った。
私も彼等を追う様に後戻りして、後姿を確認できる距離に近付く頃に、丁度水無鍾乳洞と井原山への分岐点。挨拶することも無く左右の急坂に分かれて行く。 “アンの滝”直上の尾根をぐるっと回って源流に出る。

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f0201348_1083751.jpg 尾根を2.3度迂回して再度井原山への分岐点に出る。
そこから数分で前原方面の展望が開け、そして100mほど下ると野河内渓谷の上流に出る。



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f0201348_10104934.jpg 往路では横浜の三人組、そして復路では千葉大学の若者一人。
オオキツネノカミソリの小さな群生を前にぐっと腰を落ち着けて黙して覗き込むように見ている。「楽しんでいるところ御免ね!」と声を掛けると、「1時間でどのような虫が何匹飛んでくるか観察しています」と、か細い声が返ってくる。
帰省でなく態々観察に来たとのことであった。如何にも理学部生物学科の若者らしく、繊細にして柔和そうな若者であった。

 丁度4時間の山遊、駐車場下の渓流の冷たい水にタオルを浸し、上半身を拭き、疲れを癒し帰路に就く。


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 群生の写真がなく少し寂しいので、以前の写真を添えておこう。
(昨年7分咲き)
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by 1944tourist2004jp | 2013-07-19 10:25 | 山登り | Comments(2)

「早暁の山登り」(2)

f0201348_195194.jpg 山明けの今朝は先ず年1度の健康診断。
現役時代からの検診結果をファイルしているが、胃透視で萎縮性の胃炎と指摘された以外、再検査や血液検査に異常値は無い。但し、食生活のせいかCHOと中性脂肪、そして酒飲みの証明γ―GTPが少し高く出ることもあった。






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f0201348_1971580.jpg 早朝4時起床、毎朝飲んでいるバナナとゴーヤに豆乳を混ぜ込んだジュースを1杯、それに眠気覚ましのコーヒーを飲んで暗い中SDに見送られて家を出る。
 1時間ほど走ると脊振山系の山裾の道路に入る。連山にかかる暁雲に早朝散歩の老人達が三々五々、気温も23度と開け放している車窓からの風が心地よく首筋を流れていく。




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 5時45分、 “水無鍾乳洞”の登山口に到着。駐車場には横浜noの車が1台無造作に突っ込んで止めてある。何とも傍迷惑な駐車の仕方である。後の人達の為にも、会ったら一言注文を付けたいと思いながら渓流沿いの山路を歩く。


f0201348_19131246.jpg BS3で生放送の囲碁本因坊戦第7局(井山本因坊と高尾九段)も佳局に入りブログ更新の文章が中々捗らない。6時寄せ勝負に入って放送時間切れ。
今回は井山本因坊に防衛をして欲しい思っているが、絶好調同志の対戦3勝3敗の結果はどうなることやら。


(午前1時まで他のTVを見ながら起きていて、同放送のダイジェストを見る。井山本因坊4目半で初防衛)




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 日当たりのよい路傍には鮮やかな色を持った“オオキツネノカミソリ”が点々と花開いているが、蕾の数も流石に多い。行く先から声が聞こえてくる。Tシャツ姿の若い男性三人が開花した群生に三脚を据えている。
「横浜Noの車は君達のかな、後から来る人が困るから誰か一人でも戻って駐車し直した方がいいよ」と挨拶がてら言うと、「はい、分かりました」と素直に返ってくる。


f0201348_19361071.jpg 群生地入って行くが、蕾ばかりで精々1・2分咲きと言うところである。
井原山への急坂に入る前、陽射しの無い植樹林地帯には山アジサイが名残惜しそうに淡い紫の花を咲かせている。


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f0201348_19212923.jpg 距離は短いが尾根までは結構な急坂で、へこたれないために私はいつも上を見ず一気に山頂まで30分程度で登ることにしている。
 尾根に出ると一帯はガスで山頂も見えない。途中、露払いの先客が居なかったせいか、山頂までの道のりに下半身がびっしょりとなる。
 7時半、景勝の閉ざされた山頂で汗と露で濡れた身体から風が熱を奪っていく。SDが暑い積りで用意してくれていた間食、畑で採れた冷たいキューリ、ミニトマト、オクラを適当に食べて、早々に雷山方面へと下って行く。

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by 1944tourist2004jp | 2013-07-18 19:27 | 山登り | Comments(2)

「早暁の山登り」(1)

f0201348_12324146.jpg 梅雨明けの炎暑。
2・3年前のように、猛暑に“俺に限って”と言う老境の蛮勇もいささか減退し、月4回ほどの山登りをする気力が湧いてこない。




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 古希の今、目標は死ぬ間際まで希望通りのQOLを維持することである。酒と甘い物に目の無い私にとって、一番回避すべき課題は脳卒中で半身不随となり、老々介護で妻の寿命まで消耗させ無いように心がけることである。
定年退職の5年前から、老後に暇を持て余して濡れ落ち葉にならないよう、屋内外にそれぞれ三つの趣味を持とうと準備したが、意志薄弱で三日坊主の私に計画通り行く筈はなかった。


f0201348_12302078.jpg しかし、老後の定番ながら、山登りと家庭菜園は継続しているし、屋内の趣味もネットながら囲碁を続け、実力は退職時に比べ1段程度実力は上がっていると思うし、眼精疲労を大いに感じながらも月3冊程度の本を読み、曲がりなりにブログの更新も続けている。


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(梅雨真っ盛りの時期、強風により傾いたキューリとゴーヤのネット。
風圧に必死に耐えるネットを押し戻しながら、数本の突っ支い棒で緊急対応した姿)

 家庭菜園はハード部門の私とソフト部門のSDの二人三脚で6年目入っている。50坪程度の畑の畝お越しや草刈りは体力に応じて決して無理せず、そして収穫は菜園仲間の6割程度に満足して、お裾分けもしながら旬の野菜を十二分に食している。



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(SDは初の試みとして、車内の熱気を利用して梅干しの横でドライトマトつくりをする)


 一方、山登りや如何に。
基本的に好きだが、年々体力が落ちる中でモチベーションを維持高揚していくために、新たに魅力を見つけなければならないと思っているが、まだ見つかっていない。

 梅雨明けの最初の山は井原山の“オオキツネノカミソリ”と決めて、 “コヨーテ”さんのHP情報を下にその時期を見極めたいと思っていたが、時期尚早と分かりながらも1ヶ月以上山から遠ざかっている気持を抑えきれず、昨日早暁のキツネノカミソリに会いに行く。


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by 1944tourist2004jp | 2013-07-18 13:02 | 山登り | Comments(0)