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「昨夜の晩酌が少し残っている朝」

f0201348_1311618.jpg 名古屋に転勤して行った末娘から、1日遅れで届いた父の日のプレゼントに気分良く飲み過ぎて今朝は久し振りの二日酔い。
「私も2杯飲んだせいか、何かしら頭がすっきりしない」とSDも言う。

 朝食後に花の世話に出たSDが、パイナップルセージの枝にぶら下っている“ヒョウモンチョウ”の蛹に蟻が集っているのを見つけて声を掛けて来る。

f0201348_1362238.jpg ぶら下った根元に群がった蟻の刺激のせいか、拍動するかのように規則的に左右にぴくぴくと揺れている。
SDが牛乳を筆に付けて蟻を退治すると、「有難う」と言ってるように2・3回振れて静かに落ち着く。

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 昨日、小雨の中でミニトマトの世話と草刈りに汗を流して帰って来ると、宅急便が家の前から立ち去ろうとしている。

f0201348_1382641.jpg 助手席にいたSDが大きな声で呼び止め、不在届の挿しこまれた届け物を直接受け取る。
 末娘から私宛に届いたプレゼントは彼女好みのTシャツ類に、甘党で酒好きの私にぴったりのものが入っている。風呂に入っている間に北陸の酒を冷やし、捥ぎたてのキューリをつまみながら食前の晩酌、私は冷酒の後ブランデーの水割りを2杯。

f0201348_13124933.jpg 就職面接で得意なことはと聞かれ「老犬の世話!」と言った彼女は、前期高齢者の私達に色々としてくれるから嬉しい限りである。


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 明日は3人目を身ごもった長女宅へと、先週に続いて孫に会いに行く。


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by 1944tourist2004jp | 2012-06-20 13:24 | その他 | Comments(4)

「夏至を前にして」

f0201348_1934249.jpg 梅雨しげく山は遠のき、畑仕事も捗らず夏野菜の収穫だけで、TVや本が続く日々。
 家に咲く紫陽花やエラブユリも色が褪せ、代わってキウイの大葉に隠れるように咲きだした白のアサガオと淡い紫のアガパンサス、そして大振りの花弁が空しく梅雨空の日に向かうクレマチス。


f0201348_1993531.jpg キウイの朽木には麺類に入れて嬉しい自家製のキクラゲが次々に自生してくる。

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 午前中は毎年この季節にある市の健康診断へ、そして雨が本降りになる前に15分ほど歩いて畑へと出かける。田植えの終わった田園が広がる中に4・5枚ほどの休耕田を借りて数人が家庭菜園をしている。

f0201348_2245520.jpg 滴を溜めた夏野菜の葉は青々として実りも順調。今日もナスやズッキーニなど二人で食べ切れないほどの収穫をして帰る。
料理番組を決して見逃さないSDは色々と工夫して無駄にすることはないが、或る日コメントを頂いたブログ友さんにも距離が近ければお裾分けしてあげたいものである。
 一方、雨の前に収穫したジャガイモの畦を黒豆用にと、2日がかりで紫外線が一番激しい時間帯に汗を流したが、この数日の雨でかなり流されてしまった。


f0201348_200753.jpg 授粉する毎に実をつけてくるズッキーニと今シーズン最初のオクラ。

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 山下本因坊の1勝2敗で札幌へ、井山祐太天元への巻き返しを地元北海道で図る第4局、棋戦第1日目の実況中継を観た後、当ても無くブログの更新をし始めた。
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by 1944tourist2004jp | 2012-06-18 20:09 | その他 | Comments(2)

「ピンクのカーペット平治岳」(4)

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 渋滞を利用して満山の景観に心身を癒し、またカメラに収めながら蜿蜒の流れに乗って行くと、いつしか筋肉疲労も忘れ「お先にどうぞ」との言葉に素直に膝が上がって行く。

f0201348_15323025.jpg 平治岳はいずれの登山口から登って来ても相当な距離になる。友達に誘われて満開のミヤマキリシマを見に来たのだろう人が、途中で疲労困憊して立ち往生する場面に出くわす。
登り下りの専用山路2本は渋滞緩和に持って来いかも知れいが、加えて2・3か所バイパスを造ってやればと考えながらの頂きへの急登の列は進む。
f0201348_15345189.jpg 満山が指呼の間にある南峰の岩塊には人・人・人、シャッター・ポイントにやっと分け入って1枚収める。

f0201348_15484619.jpg 後ろ髪を魅かれながら本峰へ灌木の道に歩を延ばして行くと、頂きから北西への斜面は新聞の見出しの通り眩いばかりの「ピンクのカーペット」が広がっている。
また、東への展望も開け、天狗岩から高塚山の黒岳の山群、そして4回目の平治岳で初めて見る男池園地の駐車場も眼下にする。

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 行き交う人々に本峰への距離は捗らず、最後の登りでは団体さんの下りに出遭い待たされること度々の混雑であった。また、山頂標識の近辺は記念写真の人達で賑わい、立ち入る隙もなく満開のミヤマキリシマの斜面を下って行く。

f0201348_15575049.jpg ピンクの絨毯に埋もれて昼食を楽しんでいる人、また万花の中で記念写真に収まっている人、更に岩尖へと下りて行くとセミプロらしき数人の写真家は、余りの賑わいに店じまいとばかりに三脚を畳んで腰を下ろしている漫然と眼を閉じている。

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 私もミヤマキリシマの繁華な斜面や偉観の山群をじっと静かに堪能することもできず、数枚をカメラに収め足早に南峰へと戻って行く。

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南峰の張り出した岩尾根の方へ行くが、ここでもやはり長居する場所は無く数か所でカメラを構えて、下り専用道の縦列に加わって行く。

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前の人の足元を見ながら下って行く中、突然に真っ白いミヤマキリシマの一木が目に留まる。

f0201348_16132083.jpg 淡い薄緑に近い雲仙岳のヒカゲツツジと違い、目に焼き付いたピンクやオレンジにその色合いは余りにも純白で眩く雑踏の中に天女を見るようであった。

 大戸越に下り着くと相変らずの雑踏であるが、西へ東へと下山して行く方達も多く休息の場所を見つけ、間食の為に持って来ていた甘みたっぷりの味パンをゆっくりと食べ、15分ほど休息して14時大戸越を後にする。

f0201348_16274792.jpg ゴロ石に足を取られぬよう用心しながら、皆さん方のどん尻に付けて45分程度でソババッケに到着する。
朽木に越し掛けて一旦休息して下りに就く人達の中、連れの無い私は休む間もなく直ぐに短い登りに入って行くが、突然に大腿四頭筋に痛みが走り座り込む。ストレッチをしようとすると攣る感じで何とも動かしようがない。仕方なく数分休んで痛いままゆっくりと歩き出す。
長い下りから急に登りに入ったので筋肉が驚いたのだろうと思い、ゆっくりと歩くことで疼痛が緩和して行くのではなかろうかと下りの列に加わり一定のペースで下りて行く。いつしか痛みや攣る感じは和らぎ元の調子で歩幅が広がって行く。

f0201348_1618288.jpg 途中、祖母山の尾平コースで見た怪しく光るシーボルトミミズを路傍に見る。カメラを構えている私を見て「これミミズですか?」と、驚いた様子で山ガールが声を掛けて来る。
祖母山で見た山ミミズについてネットで知識を得ていたので、知ったか振りをして皆さん方に紹介する。
山では習うことばかりの私でるが、若干の蘊蓄を垂れる経験は少なからず嬉しいものである。


f0201348_16321245.jpg ジャスト15時半の御池園地登山口。7時間45分のミヤマキリシマ山行であった。



f0201348_19304264.jpg  気忙しく先を急ぎたがる老僕にとって、今回は教訓の残る山登りであった。やはり夏場の登山は30分毎の軽い休息と水分補給は厳守すべきであった。

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by 1944tourist2004jp | 2012-06-12 17:04 | 山登り | Comments(6)

「ピンクのカーペット平治岳」(3)

f0201348_197475.jpg 糠雨の中、ブログを中途に畑へと野菜の収穫に走る。
今年は遅れることも無く適期に定植して、世話も行き届いているせいか生育は概ね順調で実りも早い。

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f0201348_15561832.jpg キューリは6本の苗にも拘らず日々数本ずつ、ズッキーニ、ピーマン、ナスも少しずつ収穫をしだした。
昨日は今シーズン初めてのゴーヤも朝のジュースにして美味しく飲むことができた。その後も小さいのが次々にできているので楽しみである。
ジャガイモも葉が枯れだしたので天気が2・3日続いたら全て収穫できる。

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数は少ないがサツマイモ、カボチャ、ショーガの植え付けも終わり、オクラやナスの裏に付いたアブラムシをガムテープで取り除いて帰る。定年退職者の定番ながら、家庭菜園は一石三鳥程の生活の豊かさをもたらしてくれる。

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 北大船山の尾根に比べ、ミヤマキリシマの開花が待たれる道筋を通り岩の間隙をよじ登って、大戸越から山の本の通り丁度1時間20分で山頂に出る。竹田側のルートからも登山者が続々と上がって来る。。

f0201348_19384745.jpg ガスに下界を閉ざされた山頂で、ドウダンツツジ越しに御池を見下ろす絶好の岩に座っての昼食。先ずは火照った身体に、歩く途中に解凍されたバナナが心地良く喉を通り、お握りを一気に2個腹に収める。カップラーメンを欲しくなるが、残念ながら夏場に持ち歩くことはない。
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 次々と上がって来る人達に場所を譲るべく、飴玉を口に含み僅か15分で山頂を後にする。段原まで来ると空は開け、青空の下に雄大な眺望とミヤマキリシマのコラボが始まる。

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 段原からの尾根筋でミヤマキリシマを楽しんでいると、一人の男性が同年代の気安さから、「大船山のミヤマキリシマはどうでしたか」と話し掛けてくる。「もう少しというところですね」と返事すると、「平治岳は満開でしたよ!」と感激の面持ちで紹介してくれた。
「ここを下りた後、登ろうかと思っています。しかし、蕾が同居する此処の尾根筋も最高ですね」と話を持って行くと。彼も「実は私も満開だと茶色っぽい花弁もあり、蕾が少し残っている雰囲気が好きなんです」と全くの同意見であった。
お互いにもう暫く話を深堀したい雰囲気であったが、展望の良い場所は人が集まり易く、どうしても場所を譲らなければならない。

 
f0201348_19505038.jpg 彼と別れて、ピンクに染まった平治岳を正面に見ながら北大船山の斜面を下って行く。
望遠で見ると相変らず登りと下りの山路は数珠つなぎ状態である。
 11時過ぎに大戸越に下りて行くも座る場所は無く、冷水を思いっきり飲んで直ぐに登りに就く。
流れに沿って登って行く分には問題ないが肢に乳酸も溜まっているのか疲労を感じる。

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by 1944tourist2004jp | 2012-06-11 20:16 | 山登り | Comments(4)

「ピンクのカーペット平治岳」(2)

 ソババッケも一休みするには手頃な距離である。
汗はしっかりと掻いているが休む必要もなく、そのまま分岐点から大戸越へのルートに入って行く。長く続くゴロ石の登りにも人の列は続く。

f0201348_13242330.jpg 列に付くと自分のペースを守ることはできない。気忙しい私にとって良い面もあるが、難点は写真を撮る機会が少なくなることである。
ゴロ石の路傍に休息をとる人達に一声かけながら登って行く。 車列と一緒で山路には塊が点々として、いつも最後尾に付けることになる。

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 山口からのご婦人が孫と思われる子供二人を連れて休んでいる。
「頑張ってるな!何歳かな?」と声を掛けると、何故か「小学2年です」と疲れた様子もなく答える。恐らく追いついて来る人毎に「何年生かな?」と声を掛けられていたのだろう。
歯を食いしばって頑張っている子供を見ると、息子や娘にこのような機会をつくってやれなかったことに悔いが残る。

f0201348_13315987.jpg 登山口から一度の休みも取らず、灌木の中を1時間半で大戸越に出る。腰を下ろす場所もないほどの賑わいである。
上がった途端、中途から私に付かず離れずで登っていた男性から「健脚ですね」と声を掛けられる。「どうも」と言って、お互い一人旅で平治岳のピンクの斜面を見ながら一言二言と会話が弾む。

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新聞写真を見るように登りの山路には点々と縦列ができている。

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 登りと下りが分かれているが渋滞に嵌ると思い、踵を返すように北大船山へと向かう。
泥濘んだ黒土とゴロ石の悪路を苦労しながら登って行くと、同年代のご夫婦に追いつく。島原からの彼等は、昨晩から坊ガツルにテント張って平治岳から大船へと周回すると言う。普賢岳の新ルートや雲仙岳の四季折々について暫しの語らいと休息をする。


f0201348_13515371.jpg 悪路を過ぎて間もなくすると、灌木の斜面となり山群を一望にする。色とりどりのテントが張られた坊ガツルを囲むように、豊かな山容の峰々が連なる。
 北大船山への稜線に出ると西の山肌に真盛りのミヤマキリシマが広がる。米窪を巻くような東の名もないピークの斜面も素晴らしい。

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 大戸越からと大船山からの登山者が合流して賑わう尾根筋である。
 山頂から段原への西の斜面に広がるミヤマキリシマを楽しみながら大船山へと歩を進める。数は少ないが足元にはマイズルソウ、イワカガミも楽しめる山頂への尾根筋に時々足を止める。

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by 1944tourist2004jp | 2012-06-11 14:23 | 山登り | Comments(0)

「ピンクのカーペット平治岳」(1)

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 雲仙岳の新ルート歩いて2週間超、電気系統の接触不良で修理依頼していたカメラも手元に戻り山登りの態勢はできているが、不安定な天気に逡巡する日々が過ぎて行く。
 そして、いつしか梅雨入りである。
畑で夏野菜の世話をしている時、ラジオから流れて来た“男梅雨と女梅雨“という印象的な言葉。聞いただけで想像可能な豊かな表現がある。古来、厳しい自然と共生して来た日本人の感性にあらためて驚く。

f0201348_10462799.jpg 9日土曜日の新聞に“ピンクのカーペット平治岳”の写真が載っていた。そして、10日は入梅後の束の間の晴れと予報されている。
平治岳のミヤマキリシマは、奇しくも一昨年の6月10日に長者原からSDと歩いて以来である。
SDを誘うと、「雲仙岳で堪能したし“ラッキョウ”や“梅干し”を漬けたり」と、季節柄家事に忙しいと言う。

f0201348_104858.jpg 新聞記事の紹介に相乗して日曜日とくれば、芋の子を洗うような九重の山並みが予想される。しかし、7時半頃に登山口に着けば駐車は大丈夫だろうと高を括って出かける。

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 九重ICから飯田高原への道へ入って行くと、明らかに山登りと思われる他県Noの車が並ぶ。前を走る車は飯田高原郵便局前の信号からほぼ同じ台数で長者原と男池方面へと別れて行く。

f0201348_10492698.jpg 未踏になっている大戸越から北大船山の山路にも足を運びたいので、限られた駐車スペースしかないが、私は園地へと左折して行く。
 園地に近づくにつれ対向車が増えて、少し広くなった路肩には車が2台、3台と留っている。
園地の駐車場に来ると吃驚、当然のように満車の駐車場、そして歩道に乗り上げるように並ぶ車、そして狭くなっていく道路にも路肩駐車の列である。
登山口小屋から200mほど走った所にやっと路肩スペースを見つける。
 準備をして登山口に来ると丁度7時45分、私は山ガールや山ボーイの列に嵌るようにして一定のペースでギボウシの花を見ながら、また前の女性の足元を見ながら黙々と足を運ぶ。止まることも急ぐこともできない。
 “かくし水”で休みに入る人達を尻目に登りに就くが相変わらず列からはみ出すことはできない。

f0201348_13212447.jpg このままソババッケまで行くことになるのだろう。 
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by 1944tourist2004jp | 2012-06-11 11:12 | 山登り | Comments(2)