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「久し振りの3時間農作業」

f0201348_22504775.jpg 眠っているように静寂の広がる冬の田園。
大型耕運機の振動や音もなく、彩りの無い葉野菜や根ものに小賢しいカラスも寄って来ない。
 閑散とした中に二人、三人と家庭菜園の男達が忙しそうに立ち回っている。冬野菜の手入れ、自家堆肥の世話、ジャガイモの畝造り、そして最後には無農薬野菜の収穫が待っている。

f0201348_22525346.jpg 私達もその一員に在って、SDが野菜の手入れと収穫する中、私は3月初めに定植を予定している春ジャガの畝造りを急ピッチで仕上げていく。1月来冬野菜の収穫後に畝お越しをしていたが、続く雨に流土となり畝間は浅く、畦高は極端に平たく成っている。

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ラジオ放送を聞きながら、時々飴玉を頬張り14mほどの2畦に鍬を入れ、石灰と完熟堆肥を撒き盛り土していく。
一心不乱の農作業に最後は息が上ってしまった。

f0201348_22541083.jpg 今年も種イモはメイクウィーン2kg、キタアカリ2kg、そしてアンデス1kg。
今日で昨年より少し早めの定植準備が整った。

今晩は収穫したホーレンソウ、ミズナ、ブロッコリーが添えられた夕食となった。

 先日大型ショッピングセンターに行ったところ、増える高年齢層と健康志向を反映したコーナーが設けられていた。
本や食品と並んで血管年齢の測定器具が置かれている。TVでは幾度か血管年齢に関する番組を観ていたが、身近に考えたことはなかった。

f0201348_2256516.jpg 指先での測定にどれほどの信憑性があるのか疑問を感じながらも初めて体験する血管年齢。
酔漢の私は22歳も若い45歳、そして食事も腹八分目にしてほど良いアルコールとNHKの健康体操を欠かさないSDは60歳。

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 老いた時の健康維持も貯蓄の一つと思い、アルコール分量の過ぎる分35歳で煙草も止め、SDの好みにより少し値段は張るが可能な限りオーガニックの食事をする為にグリーンコープを利用してきた。
それと完全に引退して、月に3・4回の山登りとウオーキングに精を出しているお陰かも知れないが、SDの推定年齢を考えると指先での測定は誤差があるとしか思えない。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-27 23:14 | 家庭菜園 | Comments(2)

「少し欲張った山登り」(4)

f0201348_19542067.jpg 登山靴のまま車に乗り込み、20分ほど“やまなみ道”を下り飯田高原から吉部の登山口へと向かう。
暮雨茶屋に入って行くと「泊りですか?」と怪訝そうに聞かれる。「滝まで行って来るだけです」と返事をして登山口へ歩き出す。
私営駐車場にも管理人の車しか留っていなかったが、登山口の路肩にも駐車は僅か3台である。やはり今日の天気なら起点は長者原か牧ノ戸峠だろう。
 覚悟はしていたが、植樹林の中から始まる下湯沢台の直登が厳しい。
決して欲張り過ぎと思わなかったが、アイゼン装着の休みも含め3回ほど息を整える必要があった。


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 厳しい登りの最中に男性が下りて来る。私を法華院温泉泊まりとみてか、「お疲れさんです」と声を掛けて来た。急坂を登り終えると少しの距離ながらまだ登りが続く。いつもなら気にしない疲労を肢に感じる。

 平坦な道に入って直ぐ二人目の男性に遭う。
お互いの山行について語り合うと、「中岳行ってここですか、タフですね!」と顔貌を見比べながら語りかけて来る。
私が牧ノ戸コースの透明感溢れる景色を紹介すると、「私も迷ったんですよ、牧ノ戸峠までノーマルタイヤでは難しいと思いこちら来ました」と、如何にも残念そうな表情が目と口の歪みに現れる。
私が滝は「どうでしたか?」と訊ねると、「期待したよりはか細く成っていましたが、どうにか写真を撮って来ました」と表情が一変する。
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 別れて10分ほどで滝への分岐点に出る。
紅葉の時期には登り下りに苦労したが、アイゼン装着の今日は濡れた足場を気にする必要はない。

f0201348_20103450.jpg 紅葉を背景に感激した滝から、真っ白な大氷柱群を想像していた。が、若干ながら赤茶けたように濁った氷柱と水流は期待を泡沫の夢のように急流にしまい込む。当然である。
難所ヶ滝や四王子滝にようにクラックから浸み出してくる清澄な水の氷柱と違い砂礫や泥を含んだ川の水である。

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 心の片隅に落胆を引きずりながらと急坂を直下まで下りて行くと、色合いは別として滔々と流れ落ちる水量と氷柱群の鬩ぎ合いを見るようで、視点を変えれば中々素晴らしい真冬の瀑布である。


f0201348_20151054.jpg山間に沈む滝と思っていたが、冬枯れと晴天に予想以上の明るさがあり、好きなマニュアルに設定できない。可能な限り雪の白さを出したいし、落水を柔らかく帯のように写し込みたいが難しい。
PLかNDフィルターを持っていたらと地団太踏むが時既に遅し。絞りを最大限に数枚撮る。

 束の間の写真タイムを楽しみ、30分足らずで下りて行き茶屋で出されたキンカンの甘煮が思いの外に美味しく、2粒3粒と箸が進む。
 今日も瀬の本高原で久住の水を汲んで帰路に着く。

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「紅葉の滝」
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-21 20:17 | 山登り | Comments(11)

「少し欲張った山登り」(3)

f0201348_17263671.jpg ブログへの書き込みが佳境に入って来たところで、「畑に行こう!」と声がかかる。今にも雨が落ちて来そうな空模様に腰を上げざるを得ない。
 収穫はホーレンソウとミズナ。冬野菜の残りは赤カブ、ひねたダイコン、シュンギク、ブロッコリーとなってしまった。
そして、これからは豆類と牛蒡を待ち、ジャガイモの植え付け準備にかかる冷え冷えとした菜園である。

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 山頂での素晴らしい大パノラマを暫し堪能して、次は何処にするかと思案しながら、赤川ルートへの分岐点に来ると先ほどの男性が登って来る。

f0201348_1722150.jpg 定年退職ほやほやの彼は今年に入って10座目とのことであった。そして、昨年は75座を数えた相当なベテランである。
 尾平から宮原への周回した祖母山、一房山、3度目の九重山群と冬山を我がものとしている。30歳から始めた山登りには相当自信がありそうだ。
先ほどのカメラが印象に残っていたので、「HPでも立ち上げているんですか」と聞いてみると、「PCは一切扱わないし、カメラも未だにフィルムカメラですよ」と余りにも頓着が無い。
 天草の太郎・次郎丸岳で、高校で英語を教えている外国人7・8人の団体さんと遭って、白岳まで同行した話題を語ってくれたりと豊富な経験談に敷衍して行く。
そして、最後に私同様「山登りでは偶然の出会いが好きです」と言い、お互いにまたの出会いを約して別れる。


f0201348_1774171.jpg 盟主の久住山は遠目の存在にして、由布岳中心のコースを選び凍てついた御池から最高峰の中岳ルートに入って行く。

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 今日は流石に三脚持参の登山者が多く、カメラを装着したまま登っている人、2台のカメラを操っている人、標準と望遠を楽しんでいる人等カメラ専科の人達に度々遭遇する。
標準ズームしか持っていない私はこの明るい陽射しにPLフィルターを持ってこなかったことを後悔する羽目になる。

f0201348_17144299.jpg 1月中旬の黎明登山時には、鼻息で鼻髭がパリパリに凍ってしまうほど冷たい風が吹き上げていたが、今日は眩いばかりの陽射しがあり、真冬とは思えない爽快な山登りである。
f0201348_1715796.jpg 御池の縁をガキッガキッと天狗ヶ城の山肌にアイゼンを反響させ中岳の鞍部へ上がって来る。
坊ガツルを同心円にした山塊と遠景の由布岳に癒しを貰いながら、今日に限って持って来た中間食のクリームパンを頬張る。

f0201348_17153624.jpg カメラだけ持って少し重くなった足を山頂へと運んで行くと、記念撮影に余念がない10人程度の先客達。
その中に犬連れの男性がいる。雑種に近い10歳の犬は主人に従順で、「ここに来なさい」との命令に大人しく従い手頃な岩に飛び乗る。何をするかと思えば、青空をバックに愛犬にカメラを構える。2回ほどポーズを直されても大人しくしている犬。私はその構図が面白くカメラを向ける。
下山時にシェパード連れも見たが、野生動物への感染症を避けるためにも身近にいる犬を連れて来るべきではないと考えるが・・・・。

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f0201348_17224822.jpg 連れのいない私はそそくさと山頂を後にして御池まで下りて来る。
久住山へ周回して今日の山登りは終わりとするのか、このまま下山して吉部の登山口へと周り、凍った“暮雨の滝”に感動するのか。
扇ケ鼻からの眺望と同じだろうと、初期の予定にあった“暮雨の滝”へと意を決する。
 沓掛山への瘤を2・3度登り返せば下りのみである。
肢の筋肉にも少々乳酸が溜まっているかも知れないが、休む必要も無く一気に牧ノ戸峠まで下りて来る。
 丁度4時間コースの山登りであった。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-21 17:58 | 山登り | Comments(0)

「少し欲張った山登り」(2)

 透き通るような青空の下、白い尾根筋には色鮮やかな赤や黄色の登山者が点々として眩いばかりである。滲む汗にレインウェアーを脱ぎサングラスをかける。
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 星生山の尾根筋に広がる山肌の樹氷群に、仁田峠から見た妙見岳の霧氷の山肌を思い出す。突然に浮かぶ童謡“雪”、「山も野原も 綿帽子かぶり 枯木残らず 花が咲く」、作詞家の羨ましいほどの表現力である。

f0201348_11193335.jpg 双耳峰の由布岳や阿蘇五岳が樹間に見え隠れする中、下山の方と挨拶して通り過ぎようとすると、私の髭面に「ブログやられている方ではないですか」との突然の問いかけ。

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「ブログは立ち上げていますが」と返事をしてブログ名を言うと、「いやー、間違いました」。

f0201348_11512448.jpg 袖触れ合うも多少の縁というが、勘違いも同じである。

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 「黎明の山群を撮って来たんですか」と聞くと、「暁光と日の出を天狗と中岳の間に見てきました」とコンパクトデジカメを取り出す。

f0201348_11464873.jpg「予備の電池も持って来たんですが、二つとも電池切れで使えずコンパクトで撮って来ました」と、ご来光の写真を液晶に映し出す。
山稜の朝焼けとご来光が美しく何枚も入っていた。

f0201348_11362545.jpg 日田市の彼は驚くほど活発な山歴で“エンジョイ登山”というブログを出されている。 名刺を頂くが、fc2でのヒット数は最高とのことであった。
少岱山でも“かっちゃん”さんから名刺を頂いたが、「私も山用の名刺でも」と考えながら山群の話しが盛り上がる。
最後に”暮雨の滝”の状況を聞いて別れる。


f0201348_11262652.jpg 陽に樹冠の雪が溶け始め、垂り雪となってパラパラと落ち始めている。
清晨に佇む阿蘇五岳を見るべく、最初の分岐点から扇ケ鼻へと向かう。
灌木に隘路となったルートは自然の芸術美が覗かれ足取りも軽く成る。

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 一人、夢中で大型の一眼レフを構える男性に「今日の眺望は素晴らしいですね、後ほど山頂で!」と挨拶して、溝となった坂を上がって行く。
肥前ケ城越えに聳立する久住山を見ながら山頂へのなだらかな傾斜を急ぐ。

f0201348_11411771.jpg 灌木の中に二筋の足跡、私と同じ目的で阿蘇五岳を期待した人かも知れない。
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 久し振りに眺める外輪山の辺縁と阿蘇五岳。靄のかからない鮮明な根子岳と高岳に一筋の雲がかかり何とも美しい。
そして、紺碧の祖母山系もその山腹に雲を従え稜線をくっきりと現している。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-21 11:57 | 山登り | Comments(0)

「少し欲張った山登り」(1)

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 携帯電話には続編がある。

f0201348_094016.jpg 雪をかぶり冷えた携帯を愛撫するようにそっと開くと、液晶に見慣れた初期画面が立ち上がった。そして、寒波到来の深夜から12時間、生きていた証に受信記録には自宅とSDの名前が延々と並んでいる。呼び出し音を頼りに探していた時の記録である。
最後は叫び声に変わっていたかも知れないと思うと、機械であれ切ないものがある。
 この記録を消去して2時間ほど放置した後、何気なく開けると画面が立ちあがらず真っ暗である。電池切れと思い充電するが全く反応無し。

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 SDが娘にメイルすると「ドライヤーで熱く成るほど乾かしたら!」との返事。駄目もとで液晶以外電池もろとも熱風を5分ほど当てる。

f0201348_0121239.jpgレンズの内側には小さい水玉がくっ付いていて如何ともしがたいが、いつもの初期画面が立ちあがった。正にSDと娘の二人三脚で蘇生した私の携帯である。
ささやかではあるが、私には“はやぶさ”もどきの携帯となった。

そして、今朝は扇ケ鼻山頂からSDに「阿蘇五岳と外輪山が迫って来るように美しく見える」とやや大袈裟にメイルを入れる。

f0201348_014848.jpg 寒波明けの月曜日は終日“晴れ”の予報。
昨晩は晩酌をしなかったせいか目覚めの良い朝を迎える。新聞を取りに玄関を出ると、東の空に美しい朝焼けが広がっている。
 氷瀑化した“暮雨の滝”から樹氷の大船山への山行予定で高速に乗る。しかし、日田市を過ぎると爽快な青空が広がり、深山の山並みは線を引いたように鮮やかな山稜が重なり合っている。

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 真冬の透明感ある空気に白い雪と青い空が眼裏に浮かび、先ずは“牧ノ戸峠”から入り、気分次第でピークを決めようと長者原を通り過ぎる。チェーン規制の様な看板が立っているが道路に雪は無い。陽射しもあり“no problem”とスピードを落とさず上がって行くと、大曲を過ぎるころから日陰になった所が点々と白く成り、ノーマルタイヤの私は恐る恐るハンドルを切って行く。
f0201348_0171693.jpg 一面新雪に覆われた9時前の駐車場に、雪を踏み固めるようにギシギシとタイヤを軋ませながら入って行く。
手頃な混みようで、私の両隣も男性数人のグループである。
一人の登山は準備が早い。靴を履き替え簡単なストレッチを10分程度で済ませ「お先に」と挨拶して出発する。
沓掛山への簡易舗装道路は厚く積もっているので今日は最初からアイゼン装着である。
展望台からは三俣山の向こうに、望遠レンズを通して見る 今日の“由布岳” は美峰と呼ばれるに相応しく孤高にして凛としている。。

 山群全体に雲は全く無く零下の割に暖かさを感じる。
数組のグループと相前後しながら沓掛山の展望台に上がって来ると、今度は阿蘇五岳が薄い筋雲を棚引き風格と品のある姿を見せている。
こちらに来て正解であった。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-21 00:24 | 山登り | Comments(0)

「酔い覚めの朝」

 いつも聞き慣れたメロディーが鳴らず30分ほど床を温める。今では携帯を目覚まし代わりにして枕元に置いているが、偶に階下に置き忘れて鳴らないこともある。
昨晩は「同窓会兼新年会」で楽しい酒を飲んだから、いつものようにテーブルの上にあるだろうと下りていく。

 6回目の今年も1月中旬に幹事さんからメイルが入る。
7時からの会に「無職の私が遅れる訳にはいかないだろう」と少し早めの電車に飛び乗る。現役時代から早8年、余り乗ることもなくなり過去1年間に乗った記憶が無い。沿線の田園は雪化粧をし、駐車している車も真白である。
 15分前に予約されていた玄海魚処「弁天堂」に一番乗りをする。入口からして大正レトロ調のお店であるが、通された個室も古き味の沁み込んだ椅子テーブルが並んでいる。怪訝なことに8人分しか用意されていない。
昨年は南九州からの出席もあり14人であったから、「部屋が違うのでは?」と案内係の女性に訊ねるが「間違いありません」と言う。
 7時前に幹事が「今年はキャンセルもあり8人です」と残念そうに入って来る。
最年長の私を初めとして昭和卒組が5人、平成卒組が3人と若干侘しい新年会である。
しかし、杯を重ねる毎に色んな話題が飛び出し、一段と場が盛り上がって来る。話しのペースに飲まれること無く酔漢の私は歳を忘れて、ビールのジョッキから焼酎のお湯割りへと注文が速く成る。
いつもなら最後に皆で肩を組み「都ぞ弥生の・・・・・」と蛮声に若かりし頃を懐かしむが、今年は部屋の造りと人数のせいで無かったように思う(?)。真っ直ぐ家に帰ったが、5・6杯の焼酎が委縮した脳から点々と記憶を飛ばしている。

 そして、乗り越しもせず最寄りの駅で下りたのは良いが、歩いてる時にSDからの電話に「もう直ぐ家に着く」と返事をして胸ポケットに入れた積り・・・。
寝床に無かった携帯を探す為に固定電話から呼び出すが何時もの着信音で返事をしない。マナーモードの解除を忘れたのかも知れないと、家中探すが「ブブブー」という振動音すらしない。
 これはやばいと、少し二日酔いの頭を引きずりながらSDの携帯で呼び出しながら降り頻る雪の中を探しに行く。酔っていたので少し横道に逸れたかも知れないと数本の道に範囲を広げるが見当たらない。
朝食後、SDの手伝いを貰いながら再度探しに行くが見つからず。諦めの早い私は「仕方ない!」とばかりに炬燵に入りTVオン。が、本人を尻目にSDは諦めきれないのか、「買い物の序でにもう1回歩いてみる」と言う。
 30分ほどして、「探してくれるのを待っていたよ!」と持ち帰って来た。当然ながら私が一度探し歩いた道の端に落ちていたらしい。
事ある毎に「よく探しもしないで!」とSDから注意されるが、今回も感謝感激である。
私の目には死角があるのかも知れない・・・・。と思う昨今である。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-19 18:02 | その他 | Comments(2)

「福岡モーターショー2012」

f0201348_1845668.jpg 今朝の新聞にマツダの新型ディーゼルエンジンが紹介されていたが、ハイブリッド車を含むSUVでトップクラスの燃費らしい。
柄にもなく、車の買い替え予定もなく、また時代の流れに乗り遅れても痛痒に感じない老僕が当てもなく出かけた「福岡モーターショー2012」で見たエンジンである。
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 最終日の1月30日、勤め人にとって一番多忙な月曜日にも拘らず会場のマリンメッセ駐車場は10時半頃には満車寸前であった。

f0201348_18563147.jpg写真を撮ったり、展示車に乗ったりと混雑の中を一通り見て回る。

f0201348_18593954.jpg垂涎の新型車が並んでいるが、事故を起こす前に免許証返上を考えている私は1時間程度で「もう十分」と会場の外に出る。
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 会場横の空き地では自衛隊車両の展示もあり、物珍しさも手伝って子供連れや若い男性の人気の的であった。

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by 1944tourist2004jp | 2012-02-17 19:11 | その他 | Comments(4)

「小岱山とヤマドリ」(4)

f0201348_16282033.jpg 山頂に戻って来ると2・3のグループが思い思いに休息している。蓮華院の盆梅展もあるので、そそくさと山頂を立ち去る。

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 変化の無い空模様に写真を取る必要もなく一目散に針の耳へ。
 単調なピストンに気分を紛らわせようと階段の段数を数えながら帰って行く。観音岳から111段下り、次のピークへ121段登り返し、22段、40段と登って筒ケ岳の山頂に出る。
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 最後の楽しみはヤマドリとの再会である。気付いて貰えるよう足音を少し高く、そして傍らの木の枝を揺すりながら下って行き、彼のテリトリーに入ってからは出て来て貰う為に歩調を緩めゆっくりと下りて行った。が、気配も無く最後まで姿を現さなかった。12時近いから昼休みの時間かも知れない(?)。

f0201348_16391199.jpg 曲がりくねった林道を南下して行くとビジターセンターに出る。
開け放されたハウスには写真や鳥の剥製が展示され、山頂であったkaccyann2さんの写真展ポスターも貼られている。
管理人さんと暫し語らい、小岱山のルート案内の地図を頂き、一路蓮華院へと向かう。

f0201348_16414314.jpg センターから距離にしてほんの僅かである。
清掃の行きとどいた道を歩いて行くと派手な心経門が控えている。真言宗蓮華院誕生寺奥之院である。
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 寺院の建物は豪壮そのものであるが鉄筋コーンクリートのせいか、季節のせいなのか無機質な感じがする。山腹の奥の院は一段と冷えている。盆梅展にも拘らず広大な寺院に人影は疎らで一層寒さを感じる。
 日本最大の鐘楼を左に見ながら、塑像らしき阿吽の像を左右に配した仁王門を通り、小岱山から眺めた五重塔へ、そこから桜が池に架かる石橋を渡って最奥の大日如来堂まで上がって手を合わせる。
大日様のお顔が見慣れた仏さまのお顔に程遠く、現実味のあるお顔に親近感を覚えるが、何となく違和感もある。

f0201348_16442582.jpg 30分ほどの散策の後、盆梅の展示場へと向かうが下着が汗ばんでいたのか寒さが応える。
自然を凝縮して見せる盆栽はヨーロッパでも大人気らしいが、膨大な手間と時を費やした梅の盆栽の何と素晴らしことか。
 残念ながら盆栽について蘊蓄を語れるほどの知識を持ちあわせてないので、その美しさを表現する言葉が分からない。写真に全てを委ねよう。

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by 1944tourist2004jp | 2012-02-11 16:47 | 山登り | Comments(13)

「小岱山とヤマドリ」(3)

f0201348_14461812.jpg 山頂に似つかわしくない冬枯れの芝の広場、その向こうに有明海と島原半島が広がる景勝の観音岳。やはり小岱山の盟主なのだろう。

f0201348_14484883.jpg 幽かに見える雲仙岳の山並み、目には見えるがレンズを通すと難しいかも知れない。
ブログを更新している今日は皮肉なことに快晴である。
麓の蓮華院では盆梅展も開催されているし、地元に限らず山愛好家で相当賑わっていることだろう。
 開豁の山頂から蒼茫とした有明海の向こうに、線を引いたような雲仙の山稜が蒼穹に端然とした大観を思うと、少しの悔しさもある。
が、楽しい宿題が一つ増えたと思えば期待も一層膨らむ。

f0201348_14551060.jpg 山頂のベンチに一人座っている男性に話しかけると、長洲にお住まいの彼は「女房に釣られて小岱山に登るようになりました」と、ここ数カ月の山行に満足そうに笑顔をつくる。2人で話していると、傍らから同年代の男性が近づいて来て、暫し三人で寛ぎの山談義が始まる。

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 彼は定年まで横浜住まいで、週末には勇んで北海道や日本アルプスに出かけ四季の写真を収めていたとのことである。そして、ブータン国王夫妻が新婚旅行で日本にいらっしゃった時に半月ほどブータンに行っていたとのことであった。
「定年後は郷里の地元に戻り毎日のように小岱山に登っている」と言う。
4月には写真同人山翠会『山からの詩』写真展を地元の荒尾で開催すると、案内のポストカードと名刺を頂く。

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 帰宅後PCを立ち上げHPから、ブログ「かっちゃんのデジタル散歩」を覗く。すると“ぼん天棒”さんのブログがリンクされているではないか。流石ぼん天棒さんは顔が広い、やはり人柄なのだろう。
 彼が私のことを如何様に思っているかは定かでないが、私は小岱山の初登山で素晴らしい山友さんと一期一会の喜びを味わった。
人様の時間を我が都合で割く訳にもいかず、挨拶して唐渡岩へと101段の階段を下りて行く。石積みの祠の向こうは広濶にして、山頂とほぼ同じ景色が広がっている。
下から見たらそそり立っているだろう唐渡岩がアクセントを醸し、私の好きなローケーションである。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-11 15:08 | 山登り | Comments(0)

「小岱山とヤマドリ」(2)

 昨晩から孫達が泊りがけで来ているのでブログの更新が遅々として捗らず、やっと今朝2編目へと取り掛かるがやはり難しい。

f0201348_1232425.jpg ヤマドリとは下山時にまた会えるだろうと自然歩道に一人旅。

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 短いながらも繰り返されるアップダウンの尾根道に、時々展望の利く場所に来るが、今日の空の神様はご機嫌斜めで決して青空を雲間に出そうとしないし、有明の向こうに遠望できる筈の山群も見せてくれない。
天の岩戸の前で裸踊りをした「アメノウズメノミコトさんが現れてくれないかな・・・」と戯言が飛び出す。

f0201348_1274113.jpg 所々に点在する柔和な顔をした男女の石像に手を合わせながら先を急ぐ。

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ルートは数多くの市民が四季を問わず汗を流しているだけに落葉の道は踏み込まれ、急坂には階段が点々と誂えてある。「登山客がもっと居る筈だ!」と思うがいながら出会う人は皆無。
f0201348_12103059.jpg 筒ケ岳の直下で観音岳への分岐点に出るが、初めての小岱山である当然山頂へと上がって行く。
無人の山頂でカメラを構えていると年配の男性が上がって来る。
挨拶の後、お勧めコースを尋ねると快く案内板の前で教えてくれる。大牟田の彼は当然のことながら山友“ぼん天棒”さんのことはご存じだった。

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f0201348_12223018.jpg 急坂を下り、小代藩の財宝を隠したと言う筒ケ岳の巨石に少しのロマンを感じながら登り下りすると、いつしか荒尾展望台への分岐点に出る。

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 同年輩風の男女3人。地元の方達なのかカメラを構えることも無くのんびりとベンチに座って休息している。其処へ慌ただしく小岱山が初めての髭男。

f0201348_12252954.jpg 私の方から有明越えにやっと確認できるほどの山群について紹介を求めると、雲仙岳、多良山系、そして金峰山等の後、小岱山の四方山話に暫し時が流れる。
最後に、眼下の「蓮華院では“盆梅展”が催されていますよ」と嬉しい情報まで頂いた。

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これで今日の行程は決定。
観音岳まで行って針の耳に戻り、ビジターセンター経由で蓮華院である。
 

そして、山群一番の眺望が得られるという“七峰台”へと来るが、眼下に平野のみで阿蘇や九重の山塊は全く視界に無い。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-11 12:47 | 山登り | Comments(0)