<   2011年 07月 ( 14 )   > この月の画像一覧

「滝」

f0201348_18352692.jpg


f0201348_17574955.jpg ここ数年、熱中症の増加と、その対策や応急処置がメディアで花盛りである。
地球温暖化でCO2の排出規制等が問題になっているが、その真実は何処にあるのだろうか。
46億年の長い地球の歴史の中の温暖期なのかも知れないし、事務局の誇張された数字が示唆する欧米の経済的支配の一戦略なのかも知れない。
 浅学の私には全く見当もつかないが、20世紀から21世紀にかけての人口爆発が全ての元凶ではないだろうか。
生物連鎖の輪を乱し、自然を破壊し資源を収奪して生物生存の可能性を著しく狭めている。
あってはならないことであるが、過去の人口調整をしてきた疫病も戦争も今は無い。
人類がよほど知恵を発揮しないと、平和で幸福な22世紀は難しいのかも知れない。

f0201348_17591025.jpg























 涼しさを求めて“滝”のブログでも掲載しようと思って書き始めたが、訳の分から無い上漫な文章になってしまった。

f0201348_1801749.jpg






 暑い、猛暑、酷暑、炎暑、大暑、極暑、暑さの順番は分からないが、多言語に比べて単語は豊富な方ではないだろうか。
これも厳しい自然と、端然とした四季が列島を毎年駆け抜けて行くせいなのかも知れない。
そこには他民族には理解できない、花の香りに春を感じたり、風鈴に涼を求めたり、虫の声に秋を感じたりすることが大和民族には出来る。
そして、古より自然を映す和歌や短歌が生活に潤いを与えている。

f0201348_181454.jpg




















ここ2年間で山登りの時に撮った「滝」の写真を数枚掲載して置こう。


f0201348_18313588.jpg

[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-31 17:51 | その他 | Comments(0)

「多良岳のキツネノカミソリ」(轟峡)

f0201348_13293179.jpg
f0201348_21255992.jpg
 3時間の山登り、スタミナは十分残っている。
当初予定の“轟の滝”を基点とした登山、年取っても抑えきれない好奇心、帰路にある轟峡に足を延ばさなければならない。

f0201348_21281242.jpg 道路標識を頼りに炎天下のドライブ。

 我が家ではお客さんを乗せない限りクーラーを入れない。
もう5年以上になるかも知れない。
末娘も「それで良いのでは」と賛成してくれているので、行き交う車が全て窓を閉めていようが、涼しい顔で全開して運転している。
暑いが慣れれば、自然風もそれなり気持ち良い。

f0201348_21321053.jpg “轟の滝”に来ると、思いもかけぬ駐車料金300円の請求である。
山登りのために大渡橋に入っても清掃協力金を取られるとのことであった。
モラルの低下した時代には致し方ない制度である。
山も同じ、トイレやルート案内、ごみ処理等での協力費が求められる時代かも知れない。


f0201348_2133952.jpg 先ずは峡谷に下りて“轟の滝”である。
夏休みともなれば子供連れの家族、或いは若い男女のグループばかりである。
そこに、白髭がカメラをぶら下げて違和感を振りまきながら滝へと下りて行く。
我知らずうちに注目されて居るのかも知れないが、服装は別として虎ガリ同様全く気にならない老境である。
貪欲に“太龍の滝”、“揚柳の滝”へと思う存分に轟峡をカメラに収めて帰途に就く。

f0201348_13374114.jpgf0201348_1338694.jpg

f0201348_21263390.jpg

[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-29 21:23 | 山登り | Comments(0)

「多良岳のキツネノカミソリ」(3)

f0201348_19243735.jpg

 10時に金泉寺を出て、お地蔵様に会う毎に鮮明に思い出す道筋を多良岳へと速足で登って行く。
国見岳との分岐点で二人の女性に出会い、私が国見岳へ行こうとすると「眺望はあまり無いですよ」と見送ってくれる。

f0201348_19284591.jpg 昨年、7人の最後尾で下りの人待ちで+3Kさん方に置いてきぼりをくった国見岳なのでやはり一歩踏み入れたい。
 灌木に山頂の雰囲気はないが、南に五家原岳、北に経ケ岳と結構な見晴らしである。
これで遠望が利けば権現様より良いかも知れない。
f0201348_19294141.jpg経ケ岳の山容は黒木からの方が魅力的と思うが如何だろうか。

f0201348_19374987.jpg 権現様に辿り着くと、先ほどの女性二人、単独の男性二人が気の赴くままに休んでいる。
北に眺望の開けた所で休んでいる男性に色んな話しを聞きながら景色を楽しんだ後、前岳へと急坂を下って行く。

f0201348_19411243.jpg アップダウンの少ない岩の痩せ尾根、時々開く眺めは少し単調で足を止めることもない。
 先ずは座禅岩で待望の胡坐をかいて、じっくりと眺望を楽しむ。
急崖の向こうに経ケ岳、そして有明海と207号線沿いの街並み、大パノラマである。
修験僧にとっては神の啓示を受けるべく瞑想にもってこいの峭立する岩場であるが、煩悩から抜け出せない私には呼吸を楽にしてくれる景勝の場である。
 痩せ尾根を楽しんで行くと本多良を前にして、お年を召した男性が高価な一眼レフを構えている。
 誰も来ない孤独の老境二人の話す方向は水の流れのようにスムースである。
大先達の彼は長崎市の方で、昭和3年生まれの83歳。「今では多良山系ばかりです」と、顔貌は年齢より若く、矍鑠として如何にも若々しいお声である。
今日も林道から、前岳と一宮岳の中間に出るコースを来て、この後金泉寺方面に下って行くらしい。
 私は前岳へと鉄梯子を下りて行く。
1年前の山頂では、“S・TAROU”さんが魔法瓶から氷の欠片を出して皆に分けてくれた懐かしい山頂である。
口に含んだその冷やっこさは火照った身体を冷やし、金泉寺ソーメンに次ぐ思い出である。

f0201348_19463411.jpg











今日は想像できないような組み合わせであるが、冷水、冷えたバナナ、冷水、糠漬けのキューリで一休みして、六地蔵菩薩へと向かう。

f0201348_19482350.jpg
 急坂をロープに縋りながら下りて行き、じめじめとした道を岩壁に沿って歩を進めて行く。
昨年も脳裏を掠めたが、求菩提山の退蔵界護摩場跡に何となく通じている。
一人静かに手を合わせて無事の山登りに感謝する。

f0201348_19511039.jpg














 金泉寺に向かって歩き出すと、老境群団が続々と登って来る。
避けていると「後にもう少し続いてきます」と20数名を見送る。
その後も、尽きる事無く行き交う毎に休息のとれる道となった。
多良岳への石段まで来ると、先ほどの人達のザックが相当数残っている。

 少し危うい石畳を下って行くと、林道には僅か2台だった車が所狭しと留っている12時。
 
f0201348_19532365.jpg






 水神様で水を汲んで、轟峡へと走る。
山へ行くと必ずと言ってよいほど名水が湧き出ているので、最近は必ずタンクを積んで山登りをしている。
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-29 19:23 | 山登り | Comments(0)

「多良岳のキツネノカミソリ」(2)

f0201348_1544530.jpg
 山帰りの汗臭さ序に、水遣りと収穫で畑に寄る。
f0201348_1554026.jpg 播いた種を鳥に穿られない為に畝全体をネットで覆っていたが、6割程度芽吹いて来たので勢いよく伸ばすために昨日ネットを外していた。

f0201348_14464759.jpg

ところがである。その大事な双葉を齧られたり、か細い茎を切られたりと散々な畝になっている。鳥の糞が数か所にあるから間違いない。
 いつもなら半切りのペットボトルで覆い、ある程度成長するまで見守っている。
が、落花生で上手いこといったので今回も大丈夫だろうと、のんびりと構えていたのが大間違い。
 旅行に出ているSDにメイルすると、残念との言葉は無く「もう一度播くしかないね!」と、予期に反して辛抱強いというか無味乾燥なセンテンスが返って来る。
ミニトマト、ズッキーニ、オクラ、キューリを収穫して帰る。
SDが留守の間は、料理が出来ないのでバナナとヨーグルトにこれ等の野菜をミキサーにかけ朝食のジュースとして飲んでいる。


f0201348_14501452.jpg 金泉寺に取って返すと管理人さんが相変わらずデッキに出ている。
お礼を言って、多良山系について色々と尋ねていると、コースと花を分かり易く図解した多良山系の地図「それぞれの 山の楽しみ!」を持ってきて手渡してくれる。
そして、「西岳や水神周辺にも素晴らしい群生場所がありますよ」と勧めてくれる。

 私は昨年の“ソーメン祭り”の後に、+3Kさんに先導して頂いたコースと決めていたので、また来年のお話として感謝する。

f0201348_14512016.jpg 多良岳の登山口へ行こうと簡易舗装の道路を上がって行くと、
林道で顔見知りになったご夫婦と先導らしき男性が一緒に下りて来る。

f0201348_14531480.jpg
f0201348_1454533.jpg
「さっきの方ですね!」、「ちょうど見頃でしたよ!」との挨拶に始まり、私が手に持っている地図を見て、「その地図はこの人が作ったんですよ!」教えてくれる。

f0201348_14544998.jpg

それほど詳しい方なら当然“そよかぜ”さんのこともご存じだろうと、昨年の“ソーメン祭り”についてお話しすると、にっこりとして全てご存知だった。
そのあとはブログで見ていた7月上旬のアルプス山行や日頃の山登りへと敷衍して行く。
名前の如く多良山系にこだまする“やまのそよかぜ”さんである。
ハンドルネームをお聞きすると「花の“ヤマボウシ”です」と、何処かでお聞きした名前だった。

 昨年のリベンジとは大袈裟な表現だが、昨年は雨模様の周回で“座禅岩”からの眺望は全くなかった。
f0201348_1458936.jpg

[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-29 14:36 | 山登り | Comments(0)

「多良岳のキツネノカミソリ」(1)

f0201348_2354567.jpg

 “金泉寺ソーメン”で賑った昨年のキツネノカミソリ。
諫早側から先導して頂き、金泉寺直下のキツネノカミソリを思う存分に楽しんだ後、鬱熱気味に火照った10数人の登山仲間に50束のソーメンがミニトマトと氷水に浮かび、2倍たれですすったその美味しさは、味も思い出も色褪せることは無い。
デザートは冷えた甘夏、そよかぜさんの仲間の方々に幾重にもお礼をしたい気分だった。

f0201348_239379.jpg そして、今年は黒木渓谷、中山キャンプ場、或いは轟の滝か。
迷う時はいつも未踏のコースである。
マイナスイオンとフィトンチッドに満ち満ちた轟峡の大渡橋からとしたい。

 カーナビ頼りであるが“早とちり名人”の私である。
年と伴にその頻度は増している。
今回も早とちりがミスに繋がる。カーナビに地名を入れず地図上に大まかな場所を設定する。

遠目に雲仙岳を見ながら、気分良く有明の海沿いを走る。

 しかし、案の定というか轟峡の道路標識を見逃し、カーナビは諫早への出勤渋滞を選択してしまう。我ながら嫌になるが、長田から入った所で間違いに気付くお粗末さである。
老境といえども昨年来たばかりの思い出の道である。

f0201348_2314336.jpg  ここまで来たからには臨機応変の対応をしなければならない。
山の本によると林道から金泉寺へは幾本かのコースがあるようだが、登山口8時の予定が1時間も遅れているので、当然のように一番楽なコースを選択する。

f0201348_23145782.jpg




























 作業道もあるらしいが、自然石の石畳となっている旧登山道から入って行く。
日の届かない苔むした石は湿り如何にも滑りそうである。

f0201348_23184994.jpg 直ぐに色鮮やかキツネが両側に現れて来る。満開なのでは!
f0201348_23195862.jpg


f0201348_23211466.jpg 僅か15分の道程で無人の金泉寺に来ると、管理人らしき人がデッキに出ている。
「キツネノカミソリ如何ですか?」と尋ねると、「早朝で良い花が咲いてます、人が少ないうちに行かれると良いですよ!」と。
そのお言葉に甘えてキツネの斜面へと足が急ぐ。
f0201348_23223580.jpg 三脚を立てた男性が二人陣取っている。
満開と思いきや「七分咲きですね」と仰る。
昨年も雨雲の覆う薄暗い所でフラッシュを焚かずに如何に取るか悩んだが、日陰で群生を撮るときはどうすればいいのだろう。
 1輪なら深度を浅くして撮り易いが、深くして群生全体を撮るときは、いつも岩や木を頼りに固定して撮っている。
f0201348_23235162.jpg 私が程良いアングルを探し登り下りしている間、彼らは一応撮り終えたのか群生を前に安らかな佇まいである。満足しているのだろう。
 その内に黒木方面から三々五々と観賞会が始まる。
お一人に声を掛けると、大村の方で多良山系を庭のようにしているらしい。
 群生は井原山とはまた違った趣があるが、三脚無しでどれほど撮れているのか判らない。
しかし、一歩手前の程良い咲き加減に私は大いに満足である。
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-28 23:03 | 山登り | Comments(0)

「井原山のキツネノカミソリ」(伊都きりえギャラリー)

f0201348_22335925.jpg
 中途から下り専用道路に遠回りして、風来坊さんに先導して頂いた洗谷ルートの登山口から街へと下って行く。
帰りはイタリア旅行でご一緒した方の「伊都きりえギャラリー」へと嬉しい寄り道をする。

f0201348_2271097.jpg

f0201348_2285747.jpg 突然の訪問に奥さんも戸惑ったのか、私の無精髭を見てやっと落ち着いたように「そうでしたね!」と喜んでくれる。

f0201348_2293945.jpg 昭和13年に建てられた”米倉庫”を改造した展示室は、正に夏場に適した高い天井に、余裕を持った展示室が品良く三部屋続きになっている。
申し訳ないが、登山後のノネナールを振りまきながら入って行く。
f0201348_22103015.jpg 作品はご主人の父上が退職後の65歳から始め、お亡くなりになるまでの23年間に仕上げた200点の”きり絵”である。
ご主人はテニスで留守にしていたが、奥さんから作品を一つ一つ丁寧に紹介して頂く。
f0201348_22105547.jpg 柔らかい光源の下にある作品は、旅行中に見せて頂いた写真より遥かに芸術的である。 
寺社の繊細な切り込みのある作品、阿蘇や九重の大胆な構図と彩色。
モチーフも日本お祭りや明治維新、またミケランジェロ広場から見たフィレンツェと多彩である。
竜安寺の石庭や宇治の平等院鳳凰堂などは絵ハガキとして、寺社で人気があるらしい。
f0201348_22113566.jpg 30分ほどお話ときり絵を見て、ギャラリーに併設された広々としたレストラン喫茶に入る。
広窓の景色は、きり絵のように田園の向こうに脊振山系が一望できる。
f0201348_22152192.jpg 柱を隔てた横長のテーブルに三人連れの奥さん方が山に向かってゆったりとソファーに座って寛いでいる。
奥さんが山名を紹介している。
私が「今、登って来たんですよ」と話し掛けると、観賞時期と順路について質問が返って来る。
年齢を考えて、水無駐車場まで行って渓流沿いの1時間コースを紹介する。
 私はヨーグルトアイス、SDはコーヒーにチーズケーキでのんびりと今日の山登りやきり絵について話しが滞ることは無い。


f0201348_22203882.jpg










f0201348_22245979.jpg


f0201348_22154880.jpg
「伊都ギャラリー」に「田園喫茶ワイルドベリー」と「ケーキ&クロワッサン工房」が併設された所で、登山後の安らぎを頂き帰途に就く。
作品をきれいに撮りたいが、大船山でPLフィルターを壊し写真に光の反射が出て残念である。

福岡県糸島市末永(http://www.dozochain.com)


f0201348_23541984.jpg”大和なでしこ”の活躍がめざましい昨今であるが、”なでしこJAPAN”に続いて宮里藍がLPGAエビアンマスターズで今季初優勝を飾りそうである。
実況中継を最後まで見てしまい、午前1時半2位に2打差の15アンダーで優勝。
おめでとう!







                                           (スコトン岬で撮ったタカネナデシコ)
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-24 22:05 | 山登り | Comments(2)

「井原山のオオキツネノカミソリ」(3)

f0201348_16415235.jpg


f0201348_11593248.jpg SDのペースに合わせ30分もかからず尾根の分岐点に登り着く。「もうへろへろです!」と、消耗したようにタオルで汗を拭きながら男性が一人休んでいる。
彼がキトク橋から舗装道路を登って来たのを私達は知っている。
彼は3年前まで関東に住んでおり、日本アルプスに数多く足を運んだとのことであった。
「来月も白馬岳から尾根伝いに、女性に人気のお花畑歩く予定です」と、私達にとって垂涎の山行を語ってくれる。
関東近辺の山々の話を色々と聞いて、目と鼻の先にある山頂へと歩を進める。
f0201348_16534910.jpg 風は無いが、丁度良い塩梅に雲が日を閉ざし気持ち良い山頂に、男性二人と現役風のご夫婦、そして私達である。
石で囲われたオキナ草のその後を確認して、眼下に眺望を楽しんでいる間に、分岐点に居合わせた男性、佐賀県からの男女7・8人の職場団体さん、単独の男性二人と上がって来る。
日を閉ざしていた雲も去り、夏の陽射しに戻り賑やかな山頂に変貌していく。f0201348_23464711.jpg
f0201348_16542849.jpg
 団体さんの山頂記念写真に数台のデジカメシャッターを押してあげると、お返しにとメロンゼリーとお菓子と手渡してくれる。
冷たく淡くメロンの味わいはこの山頂にぴったりである。
10時前ではお昼を開くわけにもいかず、へろへろの男性に1本お裾分けして、冷えたバナナでエネルギー補給をする。
f0201348_2348211.jpg 水を目一杯飲んで、今回は雷山側へ下りて、井原山自然歩道に右折して水無し駐車場へと向かう。
尾根伝いのコースは湿っているが、水無からの急坂に比べ断然歩き易い。
流石の土曜日、登りの方達が次々と上がって来る。f0201348_23481437.jpg
f0201348_16545430.jpg
f0201348_16554136.jpg 途中、水無への分岐点に来るが水量豊富なアンの滝が見たく遠回りコースに入る。
しかし、下からの男性に聞くと「木が覆い下まで行かないと全貌は難しいし、渡渉も大変ですよ」と言われ、次回にするかと15分ほど登り返す。
自然歩道は水無渓流コースに比べると楽である。時間的にもかなり短縮できるように感じる。
f0201348_16561981.jpg アンの滝への分岐点から少し歩いた展望所に来ると、駐車場で横になった男性が濡れたベンチにビニールを敷いて休んでいる。
彼は奥さんに甚平の上を作って貰い、夏の山登りはいつも愛用しているとのことであった。
如何にも涼しそうで夏山にぴったりである。その奥さんも甚平を纏って友達と根子岳に行っている。
f0201348_16564328.jpg 彼とは渓流沿いの下りでも抜きつ抜かれつで話しをしながら駐車場へと下っていく。
途中、彼から井原山山頂入口の草陰に2輪の撫子を見つけたことを聞いたが、後の祭りである。
「また何処かの山でお会いしましょう」とお互いの山行の情報交換をして別れる。
f0201348_1640428.jpg

[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-24 16:37 | 山登り | Comments(2)

「井原山のオオキツネノカミソリ」(2)

f0201348_1322538.jpg


f0201348_13242973.jpg
 清晨に野鳥のさえずりが、けたたましい蝉の鳴き声と渓流音に掻き消される”水無登山口”からの雨後の道。

f0201348_1324595.jpg




























 春は路傍に点々とSDの目を釘付けにした山野の花が、今は緑に映えるキツネノカミソリに置き換わり、他の花が目に入って来ない。

f0201348_13294833.jpg 出会う人達とは「程良い見頃と思って来ましたが、もう少しですね!」が挨拶代わりの言葉である。

f0201348_13324467.jpgf0201348_1333535.jpgf0201348_13331629.jpg





























 昨年に比べ花弁が如何にも淡い。気候のせいか陽射しのせいか分からないが、いつもの鮮やかなオレンジ色が心なしかくすんでいる。
しかし、渓流や苔生した岩を背景にして咲く花、伸びる日足に耀く花、斜面の群生はやはり魅力的である。
「固い蕾やしっかりと伸びた茎の先に咲く艶やかな花、これらが混在するこの時期が好きだなー!」と、SDは満足そうである。
 渡渉する分に問題ない水量であるが、岩を縫う流れはここ数日間の雨量を物語るように水飛沫を上げている。


f0201348_13371837.jpg 滑りそうなゴロ石と木の根っこに細心の注意を払いながら緩やかな登りを楽しむ。
アンの滝との分岐点からは暫く行った所で、佐賀県の観光協会の方と出会う。
「問い合わせが多く先週も来ましたが、盛りは来週といったところでしょうか」。
佐賀県側に比べると険しく、渓流、滝、花と変化に富んだ福岡県側を利用する人もこのシーズンには結構多いとのことであった。「今日は下がジュクジュクなので山頂まで行きませんでした」と柔和な笑顔で下って行った。
キツネノカミソリの群生が過ぎた所に、時期を失くしたように花弁を落としたヤマアジサイが薄らと咲いている。

f0201348_1338264.jpg
f0201348_13451545.jpg  日射しは無く、気温も上がっていないが湿度のせいか上半身はびっしょり、額に流れる汗が目に入って痛い。
SDが「バンダナしたら」と言ってくれるが、面倒くさがり屋の私は、「手で汗をぬぐいながら歩くのが好きだ」と、ズボンで手を拭きまた顔に持っていく。
 写真タイムで結構立ち止まっているので、渓流から外れ急坂に差し掛かる所までペットボトルに口を付けることなく、また休むこともなく丁度1時間で至る。
早朝の朝ご飯から3時間、アップルパイが手頃な中間食である。
甘党の私にとって即効性の炭水化物とその甘さが応えられない。
 昨年の春、コヨーテさんの先導で下った時はかなり長く感じたが、数を重ねる毎に気にならなくなった登り。
上を見ず淡々と足を運ぶと距離が短いので心音が響いてくる前に分岐点に到着する。


f0201348_1224228.jpg
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-24 13:20 | 山登り | Comments(0)

「井原山のオオキツネノカミソリ」(1)

f0201348_238507.jpg
 山帰り、畑に寄って水遣り。カラカラに乾いた畝で待っている黒豆、そして水が大好きなピーマン。
 今年はカラーピーマンが順調に実を付けているので格別に可愛がってやりたい。
今年の黒豆は飛騨高山に行った折に朝市で見つけたものである。
落花生も平山温泉で酒のつまみにと仕入れた残り物で、今は順調に繁茂している。
意外や意外、結構育つものである。
 
f0201348_2156426.jpg 渓流沿いの林縁に群生し、濃緑の葉を落とした後にたおやかな茎の先端に咲くオレンジの花。
ユリ目ヒガバナ科ヒガンバナ属らしい。
背丈は低くか弱く、1輪でも可愛いし、群生も傍迷惑にならず木陰に咲く姿は如何にも日本女性らしい。
f0201348_2157477.jpg

 昨年も少し早過ぎたが、今年もまた5分咲きに満たない時期に来てしまった。
猛暑が日本列島を覆い、今週末は盛りだろうと期待して来たが一歩手前であった。
台風後の冷涼な数日で少し開花が遅れてしまったのだろう。
私同様、真っ盛りと言うよりは蕾が混在する時期を好むSDと、「見頃適期の今だな!」と、今日を喜ぶ。
 お花畑の渓流に4月末に来た時は野河内から林道を1時間余分に歩いたので、今回は水無し駐車場から短縮コースとする。
駐車場が狭いし、土曜日である。キトク橋まで戻ることのないように7時半着を目指して家を出る。
 カーナビ頼りであるが、前回来た時に地点登録していないのでキトク橋からの順路は行き当たりばったりである。
案の定、下り案内の表示を無視して7分ほど無駄足を踏む。
山に行くと必ずと言ってよいほど、思い込みによる失敗をする私である。
 精々15分程度の想定外の林道ドライブをしただけである。f0201348_2159910.jpg
場合によっては野河内からの林道に入った所で駐車しなければならないかと覚悟していたが、駐車場にはまだまだ余裕がある。
 隣の車は南区から来られた方で、出発と到着が時を同じにして色々話す機会があり、私の山の楽しみの一つである出会いもできた。
 登山口の丸太橋を渡ると、直ぐに蝉の声に負けない渓流音と同時に、その水量の豊かさに驚かされる。
f0201348_21595427.jpg



f0201348_23131994.jpg
f0201348_12141115.jpg

[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-23 21:44 | 山登り | Comments(0)

「祝!なでしこJAPAN」

f0201348_1954580.jpg
 喜びと同時に、私の第一声は「スポーツ界での日本女性の活躍とともに、あんたも強くなるな!」とSDへそれとなく話し掛ける。
肯定とも否定ともとれる抑揚で、「ふ-ん!」と言ってTVに釘付けになっている。

f0201348_19551428.jpg 昨日は、「孫達を送って来て貰う序でに海辺でバーベキューしない?」と娘から誘われる。
爺婆には思いつきもしないし、チャンスもない海水浴とバーベキューの組み合わせ。
10年ほど前に家族揃って芥屋大門へ行った切である。
偶々であるが、私達が海から上がって海浜レストランに入っている時に突然の落雷があったことを思い出す。

f0201348_19571725.jpg












 採れたて野菜とピクニック・テーブル持って12時前に海辺に着くと、突堤と砂地の駐車場は満杯である。
3連休の中日、200台以上は入っている筈である。
焼けた砂地を歩いて行くと、息子は絶好の場所に日除けテントを張って炭に火を熾し、肩を真っ赤にしてビールを飲みながら待っている。
呑み助の私も、テーブルを組み立てて玉の汗にビールを一口、「ウィーッ!」と、強い陽射しと青空に冷えたビールは幸せの極致である。

f0201348_19593626.jpg



 先ずは腹ごしらえ。
火が強く次から次へと焼きあがっていく野菜と肉。
最後は焼きお握りで締め、適度な混雑の海辺を往復する孫達を見ながら、息子や末娘と缶ビールがどんどん空になって行く。私は途中から焼酎のオンザロックである。
いつも可哀想なSDであり、孫達の母親である。


f0201348_2013332.jpg程良く仕上がった所で孫達と海に入る。f0201348_2022525.jpg
f0201348_2032131.jpg




f0201348_2042012.jpg

 末娘を送る途中、天神で晩御飯をご馳走になり帰り着いたのは10時過ぎ。
強い陽射しに疲れ、二人とも深夜に“なでしこJAPAN”を観る体力はない。
私がBSを予約して寝ると、床に入る前にそれとも知らずにSDも再予約して寝る。

f0201348_2012432.jpg 結果が出るであろうニュースやネットを閉ざして、朝食後にTV観戦をする。
悲観的な私は3:1でアメリカ、楽観的なSDは1:0で日本。清貧と忍耐を身に着けた “なでしこ群団”は耐えに耐え、2:2でPK戦。
 円陣を囲んだ時の選手達と監督の笑顔。
一方、優勝して当然のアメリカ、選手達は追い込まれたかのように悲壮感が漂っている。
勝利の女神が微笑みを誘い掛けた“なでしこJAPAN”であった。
f0201348_20135413.jpg
緊急企画の決勝戦ツアーで訪独された方々にとって、お金には代えられないような素晴らしい旅行となったことでしょう。
f0201348_20141211.jpg

[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-07-18 19:48 | 孫達 | Comments(6)