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「忙しい数日」

f0201348_14361082.jpg 久し振りの蒼穹に、近隣の山並みは近く、その稜線もくっきりと美しい。沿路の庭から覗く白モクレン、そして河川敷に伸びる菜の花。鼻炎持ちの私にとって、黄砂やPM2.5の少ない日は、SDにお尻を叩かれるまでも無く朝から軽快に体が動いてくれる。

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 3日振りの菜園は、ここ数日の暖気にアブラナ科の野菜に菜の花が点々さしている。

f0201348_14365137.jpg勢いを増している雑草にうんざりとしながら、タマネギの玉の太さ、キヌサヤ、スナップエンドウの蔓の登りに二人で目配せ相槌を打ちながら、植え付け後3週目に入ったジャガイモを見ると、不織布の下で表土は盛り上がり、所々に芽吹きも見られる。

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 若干時期は過ぎているが、ブロッコリー、ワサビ菜、チンゲンサイ、コマツナ、ミズナ、そして5kg近く育ったダイコンと赤カブ、ニンジンと二人の食卓に十分過ぎるほどの収穫である。
作業を手分けして少しでも草刈りをしておきたいが、午後からはSDが毎年楽しみにしている味噌の仕込み手伝いと予定が詰まっている。

 今年は1.7kgの大豆に5kg味噌麹、7~8kgほどできるらしい。
昨晩から浸水していた大豆を蒸かし、フードプロセッサーで適度に粉砕した後、麹を混ぜ空気が入らないようにボール状に練って鉢に押し込んでいく。
蒸かす時間を入れ、二人で5時間程度の作業で二瓶仕上げる。例年の事であるが、半年ほどすると味噌汁として出てくる。

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 そして、夕方から“協働のまちづくり”の打ち合わせを公民館で30分ほどして、8時半頃に解放されTVを観ながら待ちに待った晩酌。

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 1日置いて九歴のボランティア研修。終了前に事情を話して、公民館でのサークル活動発表会の“ひょっとこ踊り”に駆けつける。
午後から雨も上がり陽が射し、校区住民の入り具合も所狭しの状況にある。
 慌てて衣装に着替え最後尾に就く。最後の練習を休んでいたので、視野の狭い面を通して踊るルートが分からず、舞台から降りて若干の戸惑いはあったが、習い始めて1年未満の未熟者だが緊張したりすることは全く無い。
奇妙にして味のあるお面から覗く観衆のお一人お一人を見て、その笑い声や拍手で反応を楽しみ、高齢者の前では可能な限り腰振りも加え、大いに楽しんだ10分程度の“ひょっとこ踊り”であった。

 夕方には卒園式を終えた孫達がやって来た。新学期が始まる迄の間、3人の孫達が交代交替で泊まることになっている。 
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by 1944tourist2004jp | 2016-03-20 15:02 | その他 | Comments(0)

「南国の大雪」

f0201348_17423736.jpg 現実から相当乖離した不思議な夢をみながらの目覚め。常の7時なら通勤や営業車の走行音に寝起きの惰眠を邪魔されることも多々あるが、今朝は降雪に吸収されるように深々とした静けさが部屋に漂っている。
日曜日でもあるし、精々チェーンを装着した営業車程度だろうと推量するが、20cm超の積雪に走行する車両の音は全く聞こえて来ない。







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f0201348_17534545.jpg 階下に下りて行くとタイマーのお蔭で部屋は程良い暖かさ。
いつもならインコに声を掛け直ぐに返事のある朝一番であるが、昨晩保温の為にケージを三層に覆っていたタオルと毛布生地を取ってみても寝床に入ったままで出て来ようとしない。
朝ご飯を餌箱に入れて数分後、私の姿を認めやっと顔を出し「チーチー」と朝の挨拶を返してきた。

 食後、鈍色の空に翳む陽を見ながら、SDは履き古した登山靴を、私は長靴にレインウェアーを着て寺社へと雪景色を楽しみに出るが、横殴りの風に舞う雪が首筋に入り込むし、指先は冷たいし、写真もままならず30分ほどで帰ってくる。

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f0201348_17573033.jpg これが昨日24日の午前であったが、今朝の温度は玄関で-3℃、洗面所の蛇口に氷柱が下がり、案の定水道管が凍っている。外に出ると昨晩の私の足跡が消され25cmほどの積雪となっている。トイレや洗面の為に風呂に水を溜めていたが、トイレと台所の水道の配管は室内となっているので問題はなかった。

 奄美大島で115年振りの雪、わが町もこのような積雪はもう無いだろうと、今日25日も朝食後に登山靴を履いて2時間超の雪の散策。
膝下まで積もった新雪だが、登山靴とレインウェアーのお蔭で足先も冷たさを感じることない。雪山に行けない無念さを晴らしながら、時間を忘れた逍遥であった。
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(桜の季節:同じアングルから)

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 凍結防止をしていたお蔭で、給湯器も問題なく二日ぶりにお風呂に入れる。何と有難いことか。
しかし、炬燵に入り込んだ生活で腰痛に改善の兆しはない。残念ー!
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by 1944tourist2004jp | 2016-01-25 17:59 | その他 | Comments(1)

「野鳥観察」

f0201348_16504100.jpg ブログを始めてまる7年、加齢も加わって更新の意欲が下降線を辿っている。PCの前に座っても先ずネット囲碁に夢中となり、2・3局打って眼精疲労を感じてブログを開くまで行きつかない。
日々感動を求めブログ更新をされる「山友&ブログ友」のぼん天棒さんを見習わなくてはならない。と、思ってはいるが意欲に乏しいここ1・2年である。これも高齢化の一症状かも知れない。
   老齢化率=aX÷現年齢・・・独断と偏見
         a=喫煙、メタボリックシンドローム数、遺伝、飲酒、趣味、性格、運動等を+3~-3で指数化

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 しかし、まるで瑣末なきっかけにより発火燃焼するものである。今回は突然の腰痛による。
年末から飽くことなく飲み続けて1週間、脳梗塞等の血管障害の起き易い高齢者ともなれば、二日酔いするほど飲むと嬉しい警告を出してくれる。一時的な不整脈である。
ここまで来ると、流石に禁酒の合図である。1週間の禁酒で胃腸を整え従来の晩酌生活に戻るが、閑暇な生活に鞭打つように数年に一度の腰痛である。
腰や背部に圧痛が無いので急激な筋肉の捩れに依る腰痛としか思えない。
風邪を飲酒で直すが如く、長距離ウオーキングをし、寒波襲来による水道管の凍結防止にSDと二人で給湯器や外部の水道管の凍結防止をし、雪がちらほらとする中で野菜の収穫もする。

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f0201348_1914317.jpg 一段落する中で、「メジロが来てるよ!」と、昼の準備をしていたSDの小声に釣られ窓外に目を遣ると、ガラス越しに見る私達に気付かずレモンの木に刺したミカンに顔まで突っ込んで夢中で啄んでいる。
カメラに収めようと構えるが、外の汚れと内の曇りにピントを合わせることが出来ず上手く撮れない。マニュアルにしてシャッターを押す。


f0201348_16543842.jpg欲が出てSDにそっと窓を開けて貰おうとしたが、その刹那飛び立った。
 いつも番で来ては、SDがレモンのとげに刺したミカンを啄み、ちょっとした物音に反応してイヌマキの樹間に可愛く隠れ、私達の動きが無くなると用心深く交互に戻って来て啄む。
鳩やツバメの巣立ち、また季節毎に楽しい野鳥観察である。
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by 1944tourist2004jp | 2016-01-25 16:55 | その他 | Comments(0)

「平成27年12月上旬の日々」

f0201348_14322367.jpg 我が家から目覚まし時計が消えて10数年になるだろうか、朝7時に起きる時から肌身離さず持ち合歩き、今では体の一部となりきって、特に出掛けた時など持っていないと何となく不安で落ち着きがなくなる携帯。一種の習慣性中毒かも知れない。

f0201348_143332.jpg昨日、
 目覚めは昨晩の同窓会の酒の余韻を残し、何となく気怠さを感じる一方で、同窓の心地良い感懐も残っている。
酔いざめの冷水の代わりに、定例のバナナとコマツナに豆乳混ぜた冷やっこいジュースが心地よく全身に沁み渡り、ほっと一息を着く。
 若い頃は目一杯飲んで翌日の朝食は必ずと言ってよいほど遠慮していたが、古希を過ぎると二日酔いをするほど飲めないし、遠慮する道も少なからず弁えている。







 食後、BS放送の“追体験ドキュメント”「ラグビーW杯日本代表の南ア戦を語る」を、だらしなく炬燵に寝転んで見ていると、その感動に水を注すかのように「今日はクンシンランの鉢とプランターの整理をするよ・・・」とSDが宣ふ。「ふっ・・・」と、溜息をつきながら黙然とTVに見入っていると、「夕方から雨の予報だから午前中に片付けて、午後から野菜の収穫にも行くよ!」とダメ押しの一言。
 言われるがまま、午前中は予定通りの作業をし、3時過ぎに冬野菜の収穫へと出かける。
半月ほど前には田園のほぼ中央に、見事に咲いていた皇帝ダリアの姿はない。
 田園は落穂から新芽が吹き出し、一面田植え後のように緑が広がり、その中にぽつんと置き去りにされたかのように、艶やかに咲いていた皇帝ダリア。
冷気が漂う初冬の澄み渡った青空に見事にマッチし、遠景の山並みに映える華やかさ、花言葉“乙女の真心”に魅かれるように蜜を求めて戯れる蝶、傍にいる髭の私を完全に無視している。

f0201348_14333895.jpg 学生時代と同じように酒席の最後は16人が肩を組んで恒例の、・・・吾等が三年を契る絢爛のその饗宴は、げに過ぎ易し。然れども見ずや穹北に瞬く星斗永久に曇りなく、雲とまがふ万朶の桜花久遠に萎えざるを。寮友よ徒らに明日の運命を歎かんよりは楡林に篝火を焚きて、去りては再び帰らざる若き日の感激を謳歌はん。明治45年度寮歌、横山芳介君作歌・赤木顕次君作曲、都ぞ弥生、アイン、ツバイ、ドライ・・・「都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ宴の筵・・・」。
ブロッコリーやワサビ菜を収穫をしながら、我を忘れた軽い二日酔は無意識の中に口遊んでしまう。
 広げるように青葉を伸ばしたダイコン、淡い緑にふくよかな葉肉のシュンギク、根元をピンクに染め幅広く育ったホーレンソウetc.無農薬、無肥料、無除草剤で栽培していた方から教えて頂いた畦造りの結晶である。
 2・3週間のタイムラグを置いてコマツナや大根を、白マルチでトンネル風簡易温室にしている栽培しているが、ここ数日の寒さにへこたれず順調に育っている。
スナップエンドウとキヌサヤも新芽がネットを押し上げ、タマネギの鱗茎も枯れたところが無く青々としている。

 ジュース、サラダ、なべ物、はたまた漬物類と、旬の豊かな食卓である。もう暫くの間は2人だけの生活に野菜を不自由することは無いだろう。
また、今年は決して粒ぞろいではなったが、ガレージの上に這っているキウイも、自由に自家熟成させることが出来るので、カスピ海ヨーグルトにトッピングして、日々欠かさぬアルコールを解毒しながら贅沢にも無病息災を願う日々である・・・。


f0201348_1941830.jpg どうしても書き添えておかなければならない12月21日の我が家の奇蹟。
 いつもなら朝一番で娘から預かっているコザクラインコのケージを掃除するが、雨模様に水を替え餌をやって午後でもいいだろうと放置する。
そして、腰を上げたのは薄暮の5時半である。
 手慣れた手順で敷料を替え、出入り口を開け中を濡れティッシュで掃除するが、慣れから生じる油断は怖い。一瞬のすきに飛び出し物干し竿にとまる。
以前、お客さん来訪時に肩に乗っているのを失念し、玄関の外まで出たが飛び去らなかった経験もあり、安易な対応で手を差し出す。案の定直ぐに乗り移って来たので、そのまま家に入ろうとした刹那、飛び去ってしまったのである。
ウォーキングに出ていたSDに直ぐメイルを入れると、厳しい面立ちで飛んで帰って来る。SDは”きみちゃん”と声を掛け、私はいつもの地声で呼びかけながら近隣を探すこと10分。
 諦めの速い私が家に帰ると、直ぐに「鳴き声がするよと!」とSDから電話が入り、5・60m離れた家の屋根を指差す。夕暮れにシルエットしか浮かんでいなかったが、呼びかけると「チーチー」と、確かに聞き覚えのある声が返って来る。
慌てて家に戻りケージと餌の容器を持って来ると、SDの呼びかけに対面の家のひさしまで下りて来ていた。二人で声を掛けながら、聞き慣れているだろう餌容器を振る音を出し、懐中電灯でケージとSDを交互に照らしていると、不安な中で私達を認識してくれたのか直ぐに軒先からSDの頭上に舞い降りてきてくれた。
 天使が下りて来たような奇跡的な帰還であり、感激の一瞬である。6・7年前だろうか飲んで帰って来る途中で携帯を落とし、雨の暗い中で見つけてくれた辛抱強いSDの姿を思い出した。
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by 1944tourist2004jp | 2015-12-21 14:33 | その他 | Comments(3)

「冬野菜の準備」

f0201348_1295447.jpg 2反ほどの休耕田に10区画ほど並ぶ家庭菜園。
それぞれ精励恪勤の跡が伺えるように雑草は払われ、冬野菜の準備へと畦作りも捗っている。
 その中にあって我が60坪ほどの畑は、雑種地の様相で草が繁茂し、その中で僅かにピーマン、ナス、オクラが旬を終えるが如くメタボの実りは無く嫋々としている。
炎暑に嫌気がさして、そして前期高齢者を言い訳にして、1ヵ月半ほど放置した結果である。お隣さんからお裾分け頂く時に、「収穫ばかりしないでもう少し可愛がっては・・・」と、笑顔の挨拶を受ける。

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(6月の畑の姿)


                       (9月14日の姿)


 ほぼ欠かさず見ている“サイエンスZERO”であるが、9月13日は「オートファジー とは?」であった。名前は出ていなかったが番組表を見開いた転瞬、これは小・中・高同窓の彼だと確信し録画予約をする。
彼は分子生物学の権威で、3年ほど前から彼の研究は世界的な論文被引用のトップの一人に在り、この分野でノーベル賞候補に挙がっていた人間である。

f0201348_12135290.jpg 一昨年10月の「秋の気配」で 、“彼にとって私は完全に忘却の人であろうが、私にとっては慶賀に堪えない。地位も名誉も金も無い私にとって唯一自慢できることかも知れない。発表の10月7日が非常に待ち遠しい。” と触れている。
 その時のブログにも少し触れたが、小学校時代から柔和にして分け隔てなく遊ぶ仲間であったが、精神年齢には格段の違いがあり、凛として侵し難い存在であった。

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特にがり勉でもなかったように思うが、成績も秀逸でお定まりの東大へ一直線。その後、その存在を全く垣間見ることは無かったが、数年前に分子生物学の権威とメディアに紹介されて「やはりそうだったか!」との思いを持ったものである。

f0201348_12172397.jpg 2年前に高校の同窓会新聞で彼の講演があることを知って学校に問い合わせると、「在校生の為の講演等です」とやんわりと断られた。
 小学校時代は背丈も相対的に大きく思っていたが、老成した今はその柔和さに変化はないが、やや小ぶりで声と白髭と白髪に古稀を感じる。
司会者も紹介していたが、今年ガードナー国際賞を受賞し一段とノーベル賞に近付いた様に感じる。

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  一方、白髭白髪では勝っている私は、暑さを言い訳にして時代小説の池波正太郎の大成とネット囲碁に現を抜かした日々を後悔しながら、今日から1週間かけて人並みの菜園に仕上げなければ、炬燵の上の土鍋にふんだんに盛り込んだ野菜を前にしてお酒が飲めない。
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by 1944tourist2004jp | 2015-09-14 12:18 | その他 | Comments(0)

「判官贔屓」

f0201348_182625.jpg 報道によると、対米国との戦績は1勝23敗6分けとのこと。
誰が考えてもオッズは1対25ほどの差があるのかも知れない。しかし、勝負は水もの、どう転ぶか分からない。ボクシングでも一発のカウンターで劣者が勝運を引き寄せることがある。
 私は大胆にも3:2で“なでしこジャパン”のワールドカップ2連覇と予想したが、実力で1:2+ラッキーな点で2:0のトータル3:2なのである。
体力・スピード・技術、どれをとっても勝ち目のない“なでしこジャパン”であるが、余りの差に女神も判官贔屓せざるを得ないだろう。


f0201348_1827581.jpg ノーサイドの瞬間、ベンチから飛び出す控えの選手達と歓喜に抱き合う青のユニフォーム姿のナデシコ達に対し、グランドに倒れこむように泣き伏す白のユニフォームに身を包んだ大柄なアメリカの選手達。
 このシナリオで如何でしょうか。


(菜園仲間の小屋に設定された夕べ)
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by 1944tourist2004jp | 2015-07-04 10:43 | その他 | Comments(1)

「女神の応援」

f0201348_1147476.jpg 過去、イングランドに2敗2分けの“なでしこジャパン”。
縦のスピィーディーなオフェンスを得意とするイングランドに対し、小柄で横のパスワークを信条とするなでしこジャパン。過去の対戦成績を見ても若干の不利が予想された。
 前半、お互いペナルティーゴールを決めて1:1のまま後半へと入っていく。
自陣サイドへ釘づけにされっぱなしで、今にもゴールネットを揺らしそうなシュートが数発。ゴールバーに2本跳ね返され、ゴールポストを僅かに逸れるシュート2本、しかし確かなディフェンスは運も味方して加点を許さず。
 敵陣へ押し上げられない展開が続く中でも楽観し、また確固たる根拠も無しに「今日は勝てるんじゃないか!」と、SDに思い言い続けた。
結果、アディショナルタイム3分の中で、川澄選手が縦に出したボールを大儀見選手と競った白いユニフォーム背番号6の選手がオウンゴール。
リーグ戦から続く1点差で薄氷の決勝進出である。
彼女達の不断の努力と勝利への執念に、サッカーの女神も根負けしたのかも知れない。
 ワールドカップ、オリンピック、そしてワールドカップ今大会と3連続して“ナデシコジャパン”vs“USA”。
体力、実力共に一枚上とみられている米国であるが、大きな大会になればなるほどラッキーガールの思わぬプレーと運が決定づけるものである。
 前回のワールドカップでペナルティーキック合戦に持ち込んだ澤選手の前から出されたボールを神業的に右足で後ろ斜めに狙ったシュートは「練習+女神」としか思えない。
2011WCナデシコの勝利、2012オリンピックUSAの勝利、そして2015年7月6日のWCカナダ大会の決勝は、溜め込んだ貯金を吐き出して大胆にもナデシコジャパン3:2の優勝でどうだろうか。
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by 1944tourist2004jp | 2015-07-02 11:36 | その他 | Comments(0)

「平成27年6月下旬」

f0201348_10175058.jpg “なでしこジャパン”の決勝トーナメント、ベスト4を賭けてのオーストラリア戦。
払暁のTV観戦、なでしこ押し気味の試合展開に、後半42分だったと思うがゴール前の競り合いから、一段と小柄な岩淵選手が倒れながら右足で蹴り放ったシュートがネットに突き刺さる。愛らしい笑みが溢れる彼女の今大会初ゴールに駆け寄るなでしこ達。シュートが弾き返されながらもゴール前にボールを出したアシストの選手も見逃せない。
日本中のファンが立ち上がって拍手喝采した事だろう。

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f0201348_100147.jpg 残すはアディショナルタイムを含め6分弱、相手選手の焦る心と疲労は連携プレーを阻み、正面に打ち込んだ最後のシュートもゴールに至らず試合終了のホイッスル。
 予選トーナメントから全て1点差の効率的な勝利、残り2戦に今まで出し惜しみしていた貯金を吐き出して欲しいものである。

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f0201348_9391279.jpg 先日、東北地方が梅雨に入ったとニュースを聞いている最中に、鹿児島県では崖崩れ等の被害が出るほど降り募る雨、詳しいことは分からないが梅雨前線が列島の南に居座っているらしい。

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f0201348_9151316.jpg 一昨日、末娘が巣から落ちたと思われるシジュウカラの雛を、剥き餌の袋と一緒にティッシュの空箱に入れて持って来る。
羽毛は生え揃って羽ばきもするが、落ちるようにしか飛べない。野生動物を餌付けすることは禁じられているが、飛べるようになるまで飼って放してやりたい。
彼女は子供の頃に、孵化して間もない雀を拾って来て手乗りスズメまで育ち上げ野生に戻したし、学生時代には飛べないフクロウを拾って来て、1週間ほど家で飼って鳥類センターに手渡した経験もある。
 その日は練り餌を“つま楊枝”の先に付け食べさせ、綿棒に水を含ませ水も飲み、ネットから流れるシジュウカラの鳴き声にも反応するように元気にしていた。しかし、彼女には申し訳なかったが、翌朝には冷たくなっていた。死因は分からない。保温できていなかった所為かも知れない。

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 f0201348_919257.jpg安逸な暮らしに蓬髪、このまま放置して総髪を後ろで結ぼうかなと思案していると、「こんな暑いのにむさ苦しいね!」とSDはにべも無くのたまう。
昨年は、人に会うこともしばしばで、生来の濃い顔つきに少しでも見た目を涼しくスポーツ刈り一辺倒で過ごしてきたので、今年は剣客浪人風にしてみたい。「これは男の願望であり、リタイアーした男の特権である」と、空しく独り言を操る。
家庭菜園の管理は8割方熟し、週一の山登り態勢にあるが、不安定な天気の中で中々と決心がつかない。
仕方なく、図書館から借りた本に耽り、溜めこんだTV録画を流し、甘い物と晩酌に現を抜かす無聊なき日々であるが、只一つ、相手からの振込が無く車のバンパー修理が終わっていない。


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by 1944tourist2004jp | 2015-06-28 09:22 | その他 | Comments(3)

「有明海の真ん中で潮干狩り」

f0201348_232640.jpg 蒼穹に荒い筆でさっと刷いたような雲、そして思い出の数ページに連なる霞に煙る雲仙の三岳と、中腹に帯を流すように靄のかかった多良山系を遥拝する中での潮干狩り。
先月末、定年退職前に同じ職域で昵懇にしていた後輩から「潮干狩りに行きませんか」と電話を貰い、序でに7・8年振りの再会に「前の晩から来てもらって飲みましょう!」とのお誘いである。

 久し振りに公共機関を利用する。
5月中旬の残照も手伝い、電車内はむっとする空気感が漂う。お年寄りは初春姿、若者は夏姿とその対比が実に面白い。

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f0201348_2371741.jpg お互いに老けているだろうが、加齢する毎にその老け込みも速いだろうから、私の方が見間違えられるかも知れない。小さい頃しか知らない「子供さん達もさぞかし成長しているだろうな」と、電車の揺れに身を委ねながら想像を膨らませる老生。そして、6時20分待ち合わせの駅に到着。
彼が来るまでの間に整備された駅前の広場に時間をつぶす。


 ”バラ展でSDが購入した”ピエール・ド・コン・サール”
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f0201348_1131382.jpg 奥さんに送って貰った彼が車から降りた瞬間に、殆ど変っていない二人はお互いに直ぐ分かり歩み寄り握手。そして、そのまま彼が行きつけの“お寿司屋”さんへと歩き6時半過ぎから飲み始める。
 お互いに飲める素質を持ち合わせ、先ずはジョッキで乾杯し、当然のように焼酎に移って行く。晩酌はお湯のわり方を年齢相応にしているが、ここは一般的な焼酎6に対してお湯4である。

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f0201348_1154022.jpg 積もった話にお代わりも次々として5杯までは覚えているが、その後は朝5時まで記憶が飛んでいる。
 頭痛は余りないが、71歳には応えた2日酔いである。
汗を掻くため直ぐに部屋の風呂にお湯をはり、優に30分以上浸かる。火照った身体に冷えた水を冷蔵庫から取り出し500mlを二口で飲み干す。

(左は映発した”べた凪”の彼方に普賢岳を主峰とする雲仙岳の山影、下は経ケ岳を主峰とする峨々とした山稜の多良岳山群)
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 そして、友達が迎えに来てくれるまでの2時間、だらだらとベッドに横になり朝のTV番組。
10時前に迎えに来てくれた彼の車に乗り、先ずは彼の家にお邪魔する。
昨晩の話で、28歳になる息子さんが世界一周の旅に出てそれをHPを出していると聞いていたので、直ぐにPCを開いて見せて貰う。
 上海に始まり東南アジア、再度中国から中央アジアに出て、トルコからヨーロッパ、モロッコ、フランクフルトからから中米パナマに入りコロンビアから西岸をチリの南端まで、その間ガラパゴス島やイースター島にも空路で足を伸ばし、今はブラジルのマナウスからベネズエラに入っている。帰宅後、早速とHPへコメントを書き込む。

 大川市より漁船に乗り、引き潮に任せるように筑後川を下り干潟へと向かう。干潟まで来て2時間ほど潮が引くのを待ち、その間に昼ご飯とおしゃべり。(ここで小休止、アサリの味噌汁で晩御飯)


f0201348_23213049.jpg 今日のお客さんは男性5人と若い女性2人に幼子である。
「何故カメラを持って来なかったのだろうか」と、後悔しながらガラ携で写真に収める。
(サイズの大きな写真は若い後輩のスマホの写真を送ってもらった)
 干潟のアサリ掘り、私は1時間弱で腰筋が脹り出し、何となく落ち着かなくなり程々のところで船に上がる準備をする。冗談だが、少しでも遅くなると満ち潮で船に上がれず海に取り残される羽目になるらしい。
 満ち潮は引き潮と違いあっという間で船も浮きだす。有明海の中央部に航路があるらしく、ゆっくりとそこまで行くと黒煙を吐き、水を切るように猛スピードで有明海を滑るように登って行く。漁船とは思えないほどの迫力、36ノットと云うから60km超であろう。
 友達の家でコーヒーをごちそうになり最寄りの駅まで送ってもらう。

 橋下徹大阪市長の大阪都構想、投票総数140万票を2分し僅か1万票超の差により敗退。政治の世界で必ずしも正しいと思っていないポピュリズム、その分水嶺は前例主義で変化を好まない国民性ではなかったろうか。





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by 1944tourist2004jp | 2015-05-17 23:17 | その他 | Comments(0)

「徒然なるままに」

 “老生にとって余生を従容として俯瞰的に過ごしたい”と思う、となれば三途の川を既に渡っているかのようであるが、渡る前にこうなりたいものである。
 2・3年前か、「どのように死を迎えるか」とのTV番組で観たような気がするが、人生に悔いを残さないように精一杯生きてきた昆虫学者他の養老孟司先生のように達観することはできない。しかし、凡人にできそうな気がするのは、今をしっかりと生きると言うことではないだろうか。これは曽野綾子さんが仰ってたことだが、「動くこと、楽しむこと、そして喜ばすこと」に努めなさい。喜ばすことを知らない人は、常にして貰うことを考えているのできりがなく、ストレスが溜まる老後であると。
 ここ数年、終末期の医療に対する批判本が出ているが、私は前々から医療の進歩に逆行するように、病院には可能な限り行かないし、処方された薬も極力飲まないことにしている。要するに自然治癒力に期待する人間である。
 そして、3年前の母親の死を経験して、終末期の過剰医療により一層疑問を持つようになった。
決して若返ることができないように、加齢から来る病気には逆らわず甘受する方が良いのかも知れない。それが天寿なのだろうし、財政難で苦しむだろう次代への最後の、私にとって唯一の貢献かも知れない。
 気になるのは痴呆に陥って、自分の意思に相違して寿命を延ばされることである。
その為に血管障害から来る脳疾患だけは避けたいと思い、年1回の健診ではがん検診を受けず、一般健診だけにしている。

 先日櫻井よしこさんの講演をSDと聞きに行ったが、本当に素晴らしかった。
かねがね彼女の著書は読んでいるし、TV番組もほぼ観ているので講演内容は既知のことばかりであった。
しかし、古稀を前にした女性にあって、柔和な身のこなしにして、余りにもか細く優しい声と微笑みから発せられる日本を憂える言葉は本物である。時に過激であり、時に冗談を交えての1時間40分、切れることなく噛むことも無く流れるよう語りかけられた。
反面教師として大尊敬する田島陽子大先生と対極にいらっしゃるジャーナリスト、SDも相当満足の態であった。若者に是非聞かせてあげたい。

 長梅雨の後の夏日も束の間、梅雨に逆戻りしたような鬱々とした日々、余りにも寂しい蒼穹に爽やかな風をお願いしながら・・・・コミュニティーをお世話する側としてそれなりに忙しい。

 ”雑草天国の菜園便り”として、夏野菜にも触れておかなければならないだろう。
休耕田を利用しているので暗渠を通じて上の田んぼから滲み出てくる水に、今年は一時の夏日を挟んで雨ばかり、菜園は乾く暇も無く、トマトは勿論のこと殆どの野菜が不作であった。
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by 1944tourist2004jp | 2014-08-28 16:39 | その他 | Comments(2)