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「縁もゆかりも無い地で」

 青パトの“児童見守り”で同乗した防犯部会のY氏。
勿論、彼とは一昨年来の防犯部会の仲間で、ある意味私が次期部会長に指名した彼である。部会統率力と役員会での発信力を持っているのは彼だろうと、深謀遠慮を巡らし事務局を通じて口のでかい部会員に第一発声をさせ、その後の彼の能力を私がフォローする形で根回をした。

                                                                             (後付:遠望する古処山の山並みを背景にした台風前の薄暮の虹)
f0201348_9274617.jpg 2時間の校区内パトロール、車内では当然ながらプライベートの話しも出て来る。
「縁もゆかりも無い地で今はパトロールをしています」と、彼の言葉に「私もF市で育ち上がり何かの縁でこのO市に住んで全く同じ環境ですよ」と、素通りするように返答する。
ところがである、県庁所在地の「私もF市に住んでいたんですよ!どこですか?」と、話は勢いを増し「Kヶ丘」と返すと、「私もKヶ丘です」と、想定外の反応。
そこで、新興住宅地に分校として設置された小学校が1年で本校に昇格し、私の最大の自慢(?)である「私はKヶ丘小学校の名誉ある(?)第1回卒業生なんです!」・・・。
後はトントン拍子に流水の如くあり、彼は小学校、中学校、高校と、一巡り違いの後輩であった。私にすれば53年後の今、青パト同乗で偶然に知り得た余生の知己となるY氏であった。








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by 1944tourist2004jp | 2016-09-01 19:21 | その他 | Comments(0)

「ヘリコプター体験搭乗」

 いつものように7時起床、洗顔後ケージを掃除するためにインコを部屋に放ち外に出る。
台風と停滞した前線により雲が張り出し、いつもの“カッ”とした陽射しは無く、柔かな、そして涼やかな風が心地よく身に纏う。虫の声を聞くのも間もないことだろう。
 今日は駐屯地でのヘリコプターの体験搭乗である。
さほど長くない人生に、私がヘリコプターに搭乗する機会を想像すると、登山時に不測の事態が生じて緊急ヘリで運ばれること以外考えられない。


f0201348_13115950.jpg 同伴者が許されていたので、勿論搭乗経験の無いSDと一緒に午前8時40分に駐屯地正門に車を乗り入れ、いつものように厳しい検問と丁重な対応で本部の控室へと案内される。入室前に”真夏の集い”で同じテーブルとなり夫婦同士で顔馴染になったMさんと挨拶を交わす。奥さんは遠慮するとのことでお兄さんを連れて来られていた。
前から2列目の椅子に並んで座っていると、偶然にも“ひょっとこ愛好会”の市会議員が後ろから声を掛けて来る。今日は別件だし他に連れもあることだろうからと話しはしない。

 ヘリコプターはUH1。武器の禁輸により生産機数が限られているので、民生用の3倍程度の13億円と相当割高らしい。因みにオスプレイは6・70億円とのこと。また、1時間飛行で燃料はドラム缶1本半、但し燃料費はガソリンの1/5とのことであった。
 「今日は佐賀県の目達原駐屯地から10分程度で飛んできました」と、聞いて直ぐに思い出したのは、過去に駐屯地でお世話になったことである。
横道の逸れるが、子供達が幼・小・中学生の頃”吉野ヶ里”遺跡に連れて行った帰り、桜が今日この日とばかりに綺麗に咲き揃っていたので入らせて頂き花の下で弁当を食べ、厚かましさ序でに眼に入ったテニスコートの使用を尋ねると、快い返事を貰った思い出の駐屯地である。



f0201348_1251790.jpg 参加者34名は搭乗時の諸注意を受け、5班に分かれて15分程度の体験飛行をする。私達は招待された市会議員等の次の2番目(7名)のフライトとなる。
 待ち時間は控室で、花子とアン(にじいろ)、朝が来た(365日の紙飛行機)など朝ドラの主題歌に乗せて、スーダン平和維持活動、大雪時の給水活動、そして熊本大地震の応援ビデオを観る。ご苦労な任務ばかりである。

f0201348_12513814.jpg フライトに合わせたように前線が退き青空が広がって行く。認識票96と97を首にぶら下げ、エンジン音と土煙の中を機内に入る。私達は運よくパイロットの直ぐ後ろの2席へ。轟音はそれなりだが、耳を近づけて話せないことは無い。
 駐屯地からA市、旧T町、そしてK市を周回するコースである。近隣の山並みや尾根筋は遠景にあり分かりやすく、その高さから飛行高度は600m前後と想像はつく。しかし、速度は全く分からない。
着陸時、三佐と三尉の二人のパイロットにお礼がてら尋ねると200km程度とのことであった。


 安定したフライトとヘリコプターから初めて見下ろす下界の景色に気を取られ、あっという間の15分間であった。SDも何の不安もなく笑顔で「一瞬でふわっと浮かび上がり、美しい家並みや田園の風景良かったね!」、と嬉しそうであった。下界の建物や田園はどの辺りか全く分からなかったが、帰宅後に写真と動画を見るとビール工場や大型店舗等当然ながら知っている場所ばかりであった。
 控室に戻り冷えたお茶と飴玉をしゃぶり、モニターとしての体験飛行を終える。
諸注意の中でヘリコプターや下界の写真はSNSに出して欲しくないとのことであったので、全体写真とヘリコプターの遠影、そして私の認識票だけを載せる少し寂しいブログとなってしまった。
 自衛隊の皆さん有難うございました。





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by 1944tourist2004jp | 2016-08-27 12:47 | その他 | Comments(0)

「“ひょっとこ”のダブルヘッダー」

f0201348_12431877.jpg 最初の行政区「美鈴が丘」は会場も野球場なみに広く、また時間も17時から21時までの4時間、バックヤードの多様な混雑を見ると幼稚園児から老人まで、演目の豊富さが伺える夏祭りである。
 “協働のまちづくり”でお知り合いになった区長にお伺いすると、自治会の予算は百万円超で2000人ほどの参加者を数えるらしい。


f0201348_12483897.jpg 中学生の吹奏楽に始まって、ソプラノ歌手の独唱(You raise me up :荒川静香の金メダル曲であり、サンパレスにセルティックウーマンのショーを見に行ったので忘れようがない無い懐かしい曲)と進み、私達の出番。
今日は総勢16名超と朱に染まる列を作る。


f0201348_125335100.jpg 先日の“おじいちゃん&おばあちゃん”と違って、区の夏祭りらしく自治会の出店も数多く、また若い団地を物語るように子供達が主役の祭りである。
初心者の私も少々羽目を外して笑い転げる小学生を相手に、面越しに目と目を合わせるほどに大接近してステップを踏んでいく。

f0201348_12535823.jpg初心者の出血大サービスは度が過ぎると、いつしか左右のステップがリズムと逆になったりする。その時はおどけた振りをしてワンフレーズ突っ立って、テンテコテンのリズムに合わせ流れに乗って行く。


f0201348_12574015.jpg 次の「三国が丘1区」は戸数が半分程度の行政区。会場に入って行くと防犯部会の副会長をしているHさんが、艶めかしい浴衣に後ろ髪をピンクで絞り司会をしている。仄聞するに彼女もTさん同様、永六輔さんや曽野綾子さんの言葉に肩を叩かれることなく自然体で実践し、自らの地域にご尽力されている尊敬すべきお方である。
 自治会予算は数十万円と会場もやや小振りであるが、参加されている住民の熱気ある雰囲気は負けていない。
 


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 ひょっとこ愛好会の幟を立て、和太鼓、妙齢を幾分過ぎたふくよかな女性達のフラダンスの後に舞台へと上がって行く。



f0201348_13171939.jpg 横歩きの舞台から観客席へと腰を振り振り入って行く。
踊り手をうまいこと興に乗せる子供達の笑顔、ミスを織り交ぜながらも大袈裟なステップにならざるを得ない。
そして、最後尾に付けていた私は子供達とタッチしながらバックで踊って出ていく。
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by 1944tourist2004jp | 2016-07-24 12:58 | その他 | Comments(0)

「一つ、借りを返せたかな~?」

f0201348_1464188.jpg 娘から「暑さに弱いのでウサギも少しの間面倒見てくれないかな~」と預かって、朝食前にインコとウサギを外に出してケージの掃除、そして餌やりと30分ほど目覚めの仕事。
前回のブログに載せた永六輔さんの言葉に続いて、曽野綾子さんの「もらう」から「与える」へ、幸せな余生への転換。

f0201348_16311469.jpg 梅雨明けの昼過ぎ、コバルト色の空に我を通すように盛り々々と立ち上がる入道雲。
そして、雨に濡れ純青の豊かな花弁を見せていた紫陽花も、今では瑞々しさを失い薄青で玄関先の老生を見送る。
今日は医療法人「緑寿館」で、ボランティア慰労演技の一人として“ひょっとこ踊り”の列に加わる。
習い始めてほぼ1年、踊りは今一であるが色んなお呼ばれに加わり、恥じらいも無く“テンテコテン/テンテコテン/テンテコテンテコテンテコテン”。

“博多どんたく”に加わって以来、またお呼ばれの回数が増えるにつれ先生も基本に戻るべく足の運び、手、首の動き等を厳しく繰り返し指導する日々である。





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f0201348_1016465.jpg 1年とは言え、一度身に着いた動きを修正するのは中々難しい。スポーツや芸術等全てに於いて基本が非常に大切であることは論を待つまでも無いが、田楽や祭礼の道化師的存在と知れば、私は観る方々を喜ばせるスタンスで個性を大事にしたいと思っている。72歳(!)の初心者にして生意気であるが、主張したい動作を織り交ぜながら黙然と練習の列に従っている。

 踊り、歌謡、どじょうすくい、三味線とお謡い、そして最後に一番人気(?)の“ひょっとこ”である。


f0201348_10171634.jpg 私にとって、今日一番の収穫はお面越しに見る“おじいちゃん”と“おばあちゃん” の破顔と歓声である。(と言っても私と同年代から10数歳超の方々であろう)
それにもまして嬉しかったことは、踊っている時にあるおばあちゃんから握手を求められたことである。

一つ気付いたことである。それはおじいちゃん達の無表情さに比べ、おばあちゃん達の屈託のない喜びを表現できる落差である。性差なのか過去の生き様を引きずっているのか分からない。




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 焼酎のお湯割りに羅臼コンブを入れ、老生には歯応えの厳しいスルメを摘みに3杯目、4杯目で今日の反省をし、池波正太郎の大成を読み漁って以来、時代物のTVに嵌っている単純な私らしく、取り溜めのビデオを観ながら支離滅裂なブログに万歳。
 明後日、23日は2行政区での夏祭りで“テンテコテン/テンテコテン/テンテコテンテコテンテコテン”。




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by 1944tourist2004jp | 2016-07-22 09:56 | その他 | Comments(2)

「雨上がりに・・・」

f0201348_1835142.jpg 「良く降りますね!」と、水の溜まった畑で一時の蒼空を仰ぎながら挨拶を交わす菜園仲間。
キューリ、ピーマン(カラー、少し甘みのある”こども”等3種類)、そしてナスとミニトマト。キューリは既に終期に近付き葉は枯れつつ、ひねたものが多くなる。この後はネットに隙間なく繁茂するゴーヤが少しずつ実を付け収穫も直ぐそこにある。

f0201348_17471923.jpg 昨年に続いて苦みの少ないゴーヤと非常に食べやすくジュースに適しているアップルゴーヤ(丸くてパール色)など3種類を這わせている。
 

f0201348_15431693.jpg アップルゴーヤは昨年の実から取った種を我が家で発芽させた苗で、昨年の豊作に比し如何ほど収穫できるか疑問である。
朝のジュースは豆乳にバナナとリンゴ、それにこどもピーマンを入れてミキサーにかけているが、間もなくすると苦みの少ないアップルゴーヤも入るだろう。




 



     (昨年の写真)
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 そして、草刈りも追いつかず世話の行き届かない夏野菜、せめて害虫退治と6本のナスの葉を裏返す。




f0201348_20475628.jpg 猫の額の様な庭に、素人のカメラワークには難しい美しいトンボと、ここ2・3日で脱皮して飛び立つだろうセミをSDが見つけ撮ってみた。

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f0201348_10464283.jpg 発見して次の日に羽化。驚いたことに、子供の頃に一番人気の”クマゼミ”であった。
 ネットで調べると、「成虫になるまでの過程として、卵から孵化まで2ヶ月~1年、幼虫期の2~5年を土の中で過ごし、成虫として繁殖の為に生きている時間は1ヶ月ほどらしい。無駄に長生きする理由などないわけで、数ヶ月に渡り命を削りながら鳴く必要はありません。人間も同じようなもので、無駄に長生きする必要はあるのかと疑問に感じます」とあった。

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f0201348_17494243.jpg 汗の序でに、その後水汲みへと車を20分ほど走らせる。
天領水に始まって20数年来、飲食用には地下水を利用しているが、10日ほどで60Lを使い切る。
インスタントコーヒーを好み、出がらしのお茶さえ気にしない私には健康の為であるが、味覚に敏感なSDにとってコーヒーやお茶の味は格別らしい。


 癌の早期発見をお題目のように唱える行政の高齢者健診、高齢になると一部の癌以外の進行は遅く早期発見して貰う必要は無いだろう。また癌化し易くなっている高齢者の体に敢えて放射線を当てる必要もないと感じている。
私は、可能な限り癌化しづらい日常生活(酒と甘い物好き???)をおくり、もし癌が発見されたら、これは避けられぬ老化と先祖から頂いた寿命の結果であり、現在の医学水準で決して手術と抗癌剤による加療はして貰いたくない。また、人工心肺や胃瘻などの延命治療も希望しない。と、SDと確認し合う。


 10日に行われた参議院員選挙の結果について、先行き難しい経済政策や改憲の行程が如何様に遂行されていくのか興味があるので少し触れておきたい。 
保守寄りの私としては、具体的な安全保障・経済政策も無くポピュリズムに唯々諾々として安倍政権の瓦解を狙い、4党合意による選挙で北海道・東北地方他の選挙区で終盤得点を挙げたが、今後の国会論戦で民進党は共産党の政策に引っ張られない保証は全く無い。
 自民を離党した右寄りから左の旧社会党員まで抱合した旧民主党、案の定政策が大幅に揺れる中で失政続き、それに輪をかけて最左翼の共産党まで引き込んで日本を何処に導いて行こうとしているのか。
 鹿児島川内原発稼働派の現職知事を破った停止派の新知事、新聞によると立候補に当たって共産党推薦の立候補者と「停止」の合意により一本化されたとのことである。川内原発の推移が野合の結果を暗示してくれることだろう。
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by 1944tourist2004jp | 2016-07-12 18:16 | その他 | Comments(2)

「コザクラインコと獺祭」

 父の日に、甘党で酒飲みの私に娘達から“ジェラード”と“獺祭”。
長雨に畑に行くことも無く、終日PCで囲碁三昧。持ち時間30分の設定で7局、3勝4敗の成績で点数が若干下がる。


f0201348_1575968.jpg 娘が久し振りに手に乗せた”きみちゃん”を見ながら、「左目が少しおかしくない?」と声を掛けて来る。よく診ると左の眼瞼の毛が抜けているし、瞬膜を頻繁に閉じている。そして、足で掻き毟ったり、ケージの中の鏡に眼を擦り付ける仕草をする。また、首筋に搔痒感があるのか、頻りに止り木に押し付けたりする。
“疥癬”かも知れないと思いつつネットで調べ、その症状を比べると何となく違うような感じもする。
いずれにしても、イベルメクチン製剤(発見者は日本人のノーベル賞博士)やキノリン誘導体の製剤を持っている分けでもないし、仕方なく薄い食塩水で水浴びをさせ、私が処方して貰っていた抗生物質の点眼剤と眼軟膏(畑の草刈り時に、雑草の細い茎が目に刺傷を負った時に貰ったもの)で処置をする。ここ数日は同じ処方を試みることにした。


f0201348_11484343.jpg そして晩酌は“獺祭”、琉球グラスに軽く注ぎ二人で乾杯。
 野茂が、そしてイチローがMLBとの懸け橋になったように、日本酒の世界では山口県の“獺祭”が欧米への走りとなっていたことは既知のこと、いずれ飲む機会もあるだろうと思っていたが、予期せぬプレゼントに酒肴は極力質素に今年漬け込んだラッキョウを二つ三つ。
北陸のお酒のように喉越しよくスーッと流れるように通りすぎるというよりは、一種独特のコクが口内を刺激し、度数16がそれに相乗し、コクの余韻が気持ちよく留まるのが良い。味わい深い久し振りの冷酒がSDの頬に紅をさす。

 翌朝、階段を下る私の足音を聞きつけ“チィーチィー”と元気な呼び声。
数日振りの青空に2回目の塩水沐浴、そして風通しの良いキウイの大葉の下でケージの消毒も兼ね、10分程度の日光浴をさせる。油断も隙もない家猫に備えて、私も付添いの日光浴。梅雨の最中とはいえ、南国の陽射しは強く老生には若干応える。


f0201348_115047100.jpg 今日、今シーズン二度目のツバメの子育てが始まるかも知れない・・・・・引き込み線に番が並んでいる。

処置後3日目、すっかり元気を取り戻し眼瞼も快癒している。そして、掻痒感もほとんど消失しているようだ。


                                  私達の菜園はこの田園風景を見渡す。
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by 1944tourist2004jp | 2016-06-26 14:32 | その他 | Comments(2)

「ツバメのその後(2)」

f0201348_11483310.jpg 昨日、午後からプランターの土替えを手伝って、汚れたまま野良仕事に出かける。
ムクドリの犠牲になった孵化寸前の雛鳥を見て以来、習慣になっていたツバメの巣を見上げると、可愛い幼鳥の顔が三つ並んでいる。

 トマトの畝のネットは、カスミ網(今は販売禁止)に近い防鳥ネットを利用していたが、花が落ちたり茎が絡まったりと難儀していたので、今までキューリやゴーヤ、或いはキヌサヤ等のネットにしていたものを利用してはと思い、野晒しに放置していた支柱付のネットを片付ける。ぐうたら菜園らしく、未だ十分に使用可能なネットが10セット程残っていた。
 吹き曝しの田園で如何に張るか。キューリやゴーヤ等の蔓物は毎年倒されるので、二畝に跨って三角形に組んでいるが、トマトは一畝(ab100cm)に7・80cm間隔で支柱を立てている。
風に強く、またトマトに影響が無いように張る良い案も浮かばず、いつもの習慣で翌日に延ばすことにする。

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f0201348_11484872.jpg 帰宅直後、よく目の届くSDが真っ先に玄関先の奇妙な散らかりに気付く。よく見ると巣の欠片が点々として、見上げても出かける前に見た幼鳥の並んだ顔がない。
「巣立ったか!」と思い我が家への引込線を見ると、燕尾の短い3羽のツバメが留まっている。その後、老生の二人に挨拶をしてくれるような後ろ姿を見せながら仲良く飛び去ってしまった。

 今朝、寝起きに2階から覗くと、少し壊れた巣は空っぽ。
一抹の寂しさを感じながら、玄関先の糞に汚れた新聞紙を片付け水で流す。

 ネット情報によると、2週間ほどで孵化し3週間の育成で巣立ちするとのこと、今シーズンも2度目の巣作りに一縷の望みを託し楽しみたい。

 イチローがピート・ローズの安打世界記録4256本を抜いて4257本を記録した。MLBだけの記録ではないので比較や評価は口さがない評論家等に任せて、先ずはおめでとうございます。
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by 1944tourist2004jp | 2016-06-16 11:57 | その他 | Comments(2)

「ツバメのその後」

f0201348_10265142.jpg 地域の夏祭りからお声が掛り、「ひょっとこ」の練習も佳境に入る6月。先生も“橘保存会”の本格的な踊りの指導に熱が入り、基本的な動作を反復練習する。
8月には本場で開催される「日向市ひょっとこ夏祭り」に、同好会として初参加の予定となっている。


 街路沿いに植栽されているクチナシの甘い香りが車内を満たす中、数分走ると畑に着く。トマトの雨除けと鳥害防止のために張ったマルチとネットが外洋に走るヨットの如く支柱を揺らし、ひ弱な茎がネットに絡まり無残な状態。
徒労に終わったマルチとネットを取り外し、キューリやゴーヤの蔓をネットに誘導し、カボチャとウリの伸びる蔓の下に麦わらを敷き、実り始めたキューリとピーマンを数個ずつ収穫する。






f0201348_10331894.jpg そして、5月下旬にムクドリの被害にあった孵化寸前のツバメの赤ちゃん、今回は2羽の巣立ちかと思っていると、仲良く巣から顔を出した3羽の雛鳥。抱卵数は巣の大きさに合わせているようだ。


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f0201348_1034443.jpg 親鳥が餌を運んで来ると大きな口を開けて待つ幼鳥達であるが、巣立ちが近付いているのか時々羽根を広げている姿も見る。
そして、迷惑なことに燕尾の無いお尻を巣から出してする糞は、日増しにその量が増えて玄関先の汚れること汚れること。

f0201348_10351897.jpg 両親は相変わらず、交互にエサ取りに飛び去り、また暫時引込線に留まって警戒を怠らない。
そして、怖さ知らずの幼鳥達は爪楊枝を加えたような真一文字の口をして、下から見上げる私達の方を珍しそうに見下ろしている。

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 この子育ての甲斐甲斐しさを見るにつけ、この100年の文明のあり方に疑問を感じる。科学技術の進歩によって豊かさを享受する反面、新聞の三面記事やTVのワイドショーのメインとなる人類の際限なき我儘さに孫達の社会への不安を感じる。




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by 1944tourist2004jp | 2016-06-14 10:38 | その他 | Comments(2)

「変節」

f0201348_90348.jpg 雨の日は特に美しい紫陽花。何か物寂しげだが、支える枝も折れんばかりにたわわに花をつけフェンス越しに公道まではみ出した紫陽花。今年はカシワバアジサイ、ガクアジサイ、オタフクアジサイ、ヤマアジサイ、そして何処にでもある名前を知らない紫陽花が咲いている。

f0201348_902759.jpg 時代環境によって言葉に若干の齟齬が出て来るのは止むを得ないとしても、政治家としての信条に頬かむりするような行動や、節義を忘れての余りの厚顔無恥に同県人として悲憤を禁じ得ない。
 政治学者から清廉なイメージと歯切れのよい金権政治を批判しての政界入りだっただけに、その落差が一層ダメージを増幅している。また、事後の処理能力と潔さに対する体たらくも、都民初め国民にとって、日を重ねる毎に、そして弁解にもなっていない言葉を連ねる毎に、同情の余地は雲散霧消と化している。
 先進国では、国政を預からない地方議員は職業を持ち、少なからずボランティア的な存在と聞いているが、日本の場合は地方財政が厳しいにも拘わらず、それなりの手当てと政治活動費を浪費し、議会は自治体と議員が持ちつ持たれつの中で、おざなりな質疑答弁を繰り返して何等住民の為に働いているとは思えない。
議員さん方は多かれ少なかれ政治活動費と称して、M知事のように私生活の部分まで補っているのではないだろうか。

今では怒りを通り越して哀れに感じる。選挙権を取得する若者達の政治に対する不信感や如何ばかりであろうか。


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 SDの趣味と実益のお手伝い。退職後は、ラッキョウ、梅干しや味噌つくりとSDの思うままにお手伝いをしている。昨日から今日にかけては鹿児島産と宮崎県産のラッキョウ5kg、1年分の下ごしらえをする。(昨年は6kg)
現役時代は家事を一切しなかったが、加齢とともに地位も逆転する70歳代(フッフッフッ!)、今では家事の1/5程度お手伝いしてるかも知れない。

 陽の和らぐ6時頃から、ミニトマトの上にマルチで雨除け、そして必ず熟れ頃を狙ってやって来る鳥除けのネットを張るが、風の強さに作業は捗らず人目に恥ずかしいほどの出来上がりだった。


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by 1944tourist2004jp | 2016-06-08 11:16 | その他 | Comments(3)

「孵化直前の雛」

f0201348_10284591.jpg いつものようにパンとジャムに、タマネギとスナックエンドウの入ったスープで朝食をとろうとしている正にその時、突然の鳥の泣き声。
「ギィ!ギィ!ギィ!」と言う騒がしい鳥の声に、SDが玄関に出た直後「ちょっと来て!」と由々しき声が掛る。
何と、玄関先に孵化前の卵が落ち、無残にも姿の判る赤ちゃんが殻と一緒に落ちていた。





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f0201348_1014672.jpg 5月3日のブログ「ツバメには困ったものだ」で、2階に迷入したツバメの番の話題を載せたが、その親鳥が巣に半身を入れじっとして動かない。
引込線には度々カラスやカチガラス、或いはハトが留まっているので、そのどちらかにやられたのかも知れないが、大き過ぎて入って来れないとすると、ヒヨドリ(?)の仕業かも知れない。

 末娘が拾ってきたシジュウカラの雛鳥の横にそっと埋葬する。

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f0201348_20172447.jpg ついに捉えた憎き真犯人。SDがツバメの騒ぐ声を聞きつけ玄関を出ると、10mほど先の本線に留まったスズメより少し大振りで口先の尖った野鳥が2羽。

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追い払う方法が分からず地団駄踏む私達をしり目に、野鳥はそっぽを向いてのんびりと構えている。金属音を数回出して何とか飛び去る有様。
10数分に数回、ツバメの巣の方へ向かいそうな気配を見せる。望遠でしっかりとフォーカスすると、”ムクドリ”のようであった。ウィキペディアでその生態と特徴を調べると間違いない。彼らも春から初夏に向け繁殖期で、番が揃って餌探しに奔走するらしい。

(繁殖期外では市街地で群をなして騒音や糞害のニュースを観たことはある)

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 その後、ツバメの番は交代で玄関先の引っ込み線に留まり警戒している。私達もムクドリの鳴き声を聞く度に外に飛び出し追い払う。
自然の摂理にお任せするのが本当かも知れないが、可愛い雛の死骸を思い出し放置できず。
変な話であるが、嫌われもののカラスが近くに居る間はムクドリも決して姿を見せない。


f0201348_9344566.jpg 27日の朝、我が家の玄関から対峙する野鳥の面白い風景を見る。

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各家庭への引き込み線の一番近い所にツバメの番がハトを味方に付けるように3mほどの距離を置いて身動きせず留まっている。
そして、その奥5~6mの引き込み線には番のムクドリの他3羽が留まり狙っている。

(野鳥は番でいる時、必ず向きをお互いに反対方向にして360度警戒している)

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by 1944tourist2004jp | 2016-05-24 10:15 | その他 | Comments(0)