カテゴリ:その他( 351 )

「懐古」2

 朝食が喉を通らないほどの酒は残っていない。


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午前中、9割方のお土産を買い求め宅急便で送る手筈を整え、空いた時間に飽きることなく学内を一巡。

大樹と濃い緑の学園、錦秋には今一だが、ホーム・カミング・デイに合わせて、芝生や路肩に落葉が目立つ季節だが、学内道路に観光客が途切れることは無い。
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 理学部の横から西へと入り、新渡戸稲造の銅像に拝礼し、人の気配を感じないポプラ並木の側道に歩を進める。

カバーオールの学生らしき長身の女性が並木の中を足早に歩いていく。シャッターチャンスと思い。カメラを取り出す。







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最北に在った我が学部へと向かうと、初めて見る“札幌農学校第二農場”の案内板。



北の外れということか、中に入ると観光客は殆ど居ず、緑濃い芝の中には大木が点々とし、その奥に赤いトタン葺の木造屋が数戸、そして愛好会らしき数人の女性が黙々写生に励んでいる。

何とものんびりとした情趣に、時を忘れて我が身を溶かし込んでいく。

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同窓会受付を訊ねると、1時からは総会で4時から懇親会とのこと。

全く馴染の無い総会はでなくていいだろうと学部正門の方へ歩いて行くと、偶然に昨晩の友人二人に出くわす。総会は遠慮し懇親会の後の流れに同行する旨お願いする。
















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 学食を食べ、街を逍遥、ホテルで宅急便を出す準備をしていると電話が入り、東京からきた同期を含め昨日のメンバー5人で活魚料理で一杯。

タラバガニ、ホッケ、十勝牛、キノコのてんぷら等にビールと焼酎。入る前に「2時間ほどなら」との条件であったが、昨晩からのお酒で流石に2次会の声は出なかった。













 快晴の翌朝、札幌を発つまでの2時間、宅急便をホテルから発送し街逍遥。

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時計台から道庁へ回り植物園へ、碁盤の目に整備されている道路は広く、日本のどこでもそうであるようにゴミ一つ無く整然としている。嬉しい光景である。

池井戸潤の“銀翼のイカロス”に次ぐ“空飛ぶタイヤ”に飛行機の長旅も飽きることなく、また居眠りすることもなく、また気候的にも違和感なく、博多駅前に立つと福岡と札幌のどちらに居るのだろうかと錯覚するほど距離感であった。
 友達は大事にしなければと自戒する旅でもあった。




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by 1944tourist2004jp | 2017-10-02 16:44 | その他 | Comments(0)

「懐古」

冬野菜の種播が遅れに遅れ、到頭10月にずれ込んでしまった。更に、この1週間もぐずつくとの天気予報、今日も未明より雨。早播きによる虫食いは回避できるが収穫は相当遅れることだろう。

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昨夕札幌から帰り、7時前に起床して日々のルーチンワークが始まる。

人真似のできないコザクラインコを部屋に放し、外で鳥かごの清掃を3日振りにする。(SDは孫の運動会で娘の所へ1泊2日)

敷料を換えたりと10分ほどの作業をしている間中、私を捜し鳴き続け、

私がケージを持って部屋に入ると、先ずは少し薄くなった白髪頭にとまり、水と餌を準備している間、Tシャツの襟首から中に入って来る。そして、PCを立ち上げる準備をすると、マウスに置いた手の甲に必ず乗って来る。

そこで放鳥終了と手の内に包み1・2分話し掛ける。頸を前後に振り話す素振りはするが声が全く出ない。


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 今年は、6月に友人の受賞記念同窓会で中学・高校の旧交を大いに温めたが、9月30日は大学の“home coming day 2017”に合わせ、卒後50年の学部同期会があり、2010にSDと登った利尻山以来の札幌である。

透き通るような青空に初秋の雲、千歳空港より40分ほどで札幌駅に到着。同窓会の会場となっている日航ホテルの近くに予約してあったホテルにチェックインした後、18時までの3時間ウエストバッグにカメラを忍ばせ散策。

先ずは狸小路に向かい味噌ラーメンで腹ごしらえし、道庁で中国人らしき観光客の中で数枚写真に納め、緑の北大へと足を運ぶ。

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 学内一般公開の日に当たり観光客に混じって一般の市民も多い。過って知ったる学内、クラーク広場を通り、農学部・理学部・そして工学部へ。
10分前までに会場に着けばいいだろうと一度ホテルに戻る。小雨に変わった空模様を小走りに、駅舎内を横切りホテルに入り35Fのボタンを押す。

エレベーターを出ると、直ぐに係の人が来て“丹頂”の間へと案内してくれる。

「○○です」とお辞儀した後、同期生の顔を見回すが、50年振りに会う数人は全く分からない。




 幹事さんから飲みながら近況報告する内に分かって来るだろうと、不参加者の手紙やメイルを手渡されながら、話しを聞いているうちに若かりし頃の顔に重なり、時とともに馴染んでいく。

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学部長となった者、某製薬会社でお偉いさんに登り詰めた者、公務員上がり、3回も転職し遊び呆けた者は私だけ。

近況報告の中でも少なからず体調不良の話題が中心だが、趣味のゴルフや囲碁(6段二人4段二人)、そしてリタイヤーの特権らしく晴耕雨読と多様な老後話が沸騰した3時間。

利尻山に登った時、友人に連れて来て貰った隣のラウンジで、夜更けの市街地をバックに記念写真を撮って一次会のお開き。

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 2次会の居酒屋へ。11時前、偶然一緒のホテルとなった友達とホテルに向かうが、余りの酔いに札幌駅の方角が判らずビルの谷間をうろちょろ。




 今朝の新聞の一面はやはり衆議院選挙の前哨戦。話題の柱となっている“希望”の党と瓦解寸前の“民進党”。

リベラルと言えば耳触りは良いが旧社会党出身者等の左寄りから、保守寄りまで幅が広過ぎて政策に収拾がつかなかった民進党、この全員が 希望の党の公認となれば、民進党以上にウィングを広げた理念なき党にならないだろうか。


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by 1944tourist2004jp | 2017-10-02 11:33 | その他 | Comments(0)

「初めての肉離れ」

 物事は一つ狂い出すと連鎖するから面白い。

ブログで空自慢していた無病。直前のブログで尿酸値の異常値に触れ、月を明けずに今回は右腓腹筋の肉離れをしてしまった。

ストレッチもせず、また年齢も考えず、過激な片足飛びをして当然至極の結果であった。着地した瞬間に激痛が走りしゃがみこむ。

先ずは湿布と思い薬箱を覗くが、4・5年前の物が色褪せてくしゃくしゃと残っている。アルミ箔で密閉していたとはいえ、独特の鼻にツンと来る刺激臭いも軽ければ、皮膚に密着もせず患部への刺激にも殆どない無い。何もしないよりは益しだろうと貼って床に就く。

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 当然のこと効果は期待できず。朝一番にタオルに保冷剤を挟みきつく縛る。医者を頼る前に自家治療をしたいが、冬野菜の畝造り、敬老会の“ひょっとこ踊り”、そして月末には卒後50年の同期会も待っているので緩解を急がなければならない。
 消炎剤と湿布薬は貰えるだろうし、序でに“鼠径ヘルニア”についても相談してみたいと行きつけの病院へ。急患に忙しい時間帯を外し出かける。
稟告とアキレス腱に異常の無いことから単純な筋断裂と診断され、「単に上の方の筋肉が少し切れた程度だから動いてもいいし、湿布薬だけで大丈夫でしょう」と、消炎剤や鎮痛剤も無く湿布薬だけ処方された。






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 1年ほど前から左右鼠蹊部に1cm程度の膨らみに気付いていたが、仰臥すると引っ込むし、痛くもないし、格別に大きくもなっているわけでもないし、内臓の嵌入も無いと自己触診で放置していた。しかし,老齢の男性に多い疾患との事で新聞にここ数日連載されていたので診て貰うことにした。

色々と説明を受けた後、「陥頓があるまで処置する必要もないので、今のままで放置していて下さい」と、予想通りの診断結果であった。

決して不必要な薬を出さないし、疾患について色々と図示してくれ本当に良心的な医者である。院内薬局で湿布薬を頂いて僅か計420円の診療費であった。
 今晩は”ひょっとこ踊り”の練習日であるが休むことにして、世話人にその旨メイルすると「私もさぼります(笑)」と瞬時に返信があり、SDと吹き出してしてしまった。


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by 1944tourist2004jp | 2017-09-20 18:39 | その他 | Comments(2)

「健康の積りが?」

 寝起きに窓を開けると、柔かい陽射しと爽やかな秋の風が顔を洗う。日除けに植えたヘチマが2階まで伸び、網戸にしっかりと絡んで、二つの実と黄色の花々が清々しく目に飛び込んでくる。今年はヘチマの勢いがゴーヤを押しのけ、数回に渡って食卓にも上がっている。

やっとエアコン無しの寝床でぐっすりと7時間、寝起きの疲れを感じることも無くなった。


                                                       (いつもお世話になるブドウ園:8月中旬)

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己の余命を現実的に推し測れる年齢になると、財産は金ではなく、健康といずれ看取ってくれるであろう妻である。

完全にリタイヤーして、年1回の健診は血液検査と尿検査のみで、がん検診は一切受けていない。近い将来に現実味を帯びてきた線虫や血液一滴でのがん検診になれば興味もあり受診したいとは思っている。

日進月歩にある癌の治療。ゲノム治療、iPS細胞から派生してくる再生医療や創薬が注目される中で、初期の癌が見つかったとしても手術や抗がん剤治療を受けたいとは思わない。幾ばくか延びるであろう寿命を選択はせず、残りの人生のQOLを考えたいからである。

私の数少ない自慢の一つであった無病が今年7月の健診で,尿酸値が上限をオーバーして7.3と異常値でひっかった。

囲碁を趣味として同じ目線で気軽に接してくれる医者からは、「ビールの飲み過ぎですか?突発的なこともあるし、この程度なら大丈夫ですよ!」と笑顔で言われた。

しかし、日常生活や痛風に心当たりのない無い私は、尿蛋白(±)とクレアチニンが0.99とやや高めであること、そして尿酸値も腎機能にある程度左右されることから、食生活に原因があると思い、減塩とNaの排泄に役立つKの摂取に心掛けた。

一番思い当たるのは、過去1年ほど欠かさない晩酌の焼酎お湯割りに、適度な塩気と旨味で味わい深くしてくれる利尻昆布等を常に二切れほど入れて飲んでいたことである。

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(孫からの敬老カード)

2か月後、再度先生に相談して腎機能に係わる血液検査のみをして貰うことにした。

果たして、2か月後の検査結果や如何に・・・?クレアチニンの数値に変化はなかったが、尿酸値はやや高めながら6.5、BUN16.7と腎機能に問題なかった。

しかし、クレアチニンより類推されるeGFR値は57.3と腎機能低下を表している。無病息災から一病息災へと一報を貰った今年の健診。











                                                            (大型台風18号の前日)

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困ったお隣さん、北朝鮮。

騒音を振り撒くお隣さん、道路まで溢れるゴミ屋敷のお隣さん、公道を占拠するお隣さん、権利ばかり振り回す○○モンスター。
これら他人に迷惑をかけても平然としている人達をメディアが面白可笑しく取り上げているが、それが隣国となると話は違ってくる。

 数十年に渡っての半島における非核協議と援助が無に化した今、大国のエゴばかりが押し出され「日暮れて道遠し」の現状にある。

解決後の大国同士の軍事バランスが秘密裏に合意して、軍事的解決か経済制裁による体制崩壊なのか、いずれにしても鍵を握っているのは、米・中・露3ヶ国の利害の一致するところにしか解決の糸口は無いように思うが・・・。


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by 1944tourist2004jp | 2017-09-17 12:01 | その他 | Comments(0)

「ツバメの子」

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 水面を隠すほどに成長した稲穂に、眩いばかりに広がる夏の空。

休耕田を利用した菜園は圃場を仕切る溝が浸水し、畝にも水気が上がって来る。

お蔭で夏野菜の水遣りに事欠くことは無い。

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 一方、名も知らぬ雑草はその恩恵を満喫するかのように伸び放題となる。特に、肥料充分の夏野菜には纏わり付くように繁茂し、害虫の隠れ家となり無農薬の葉を我が物顔に食い荒らす。おまけに葉の裏にびっしりと卵を産み付ける。

小数多品種にしているので、一枚々々の葉を裏返して駆除するがネズミ算式の害虫に追い付けるはずもない。


 本県では激甚災害の指定を受けるほどの集中豪雨もあり、草刈り機の無い畑は収穫のみで作業は全くできず、畦は流れ荒れ放題となった2週間。

 梅雨明けを機に1週間の予定で、重い腰を上げ除草に鎌を研ぐ。全国的に熱中症が多発する梅雨明けの日々、日に精々1時間半程度の作業しかできない。帰りの道は鬱熱状態でぐったりとし、上半身汗でびっしょりとなり足取りは重い。







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 そんな或る日、足を引きずるように歩いていると、数m上をチーチーと舞う数羽のツバメ達を見る。真下のブロック塀の陰を見ると左の翼を傷め飛べずばたつく1羽のツバメ。
心配そうに飛び交う親兄弟達を見ながら、このままでは生き延びることは無理だろうと手に包んで持ち帰る。

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 末娘が拾ってきたシジュウカラの雛を僅か1日しか延命できなかったことを反省して、餌は十分に気をつけながら、初日は穀粉とイリコを砕いて団子にしてやり、次の日は畑から持ち帰ったバッタ、2日目には餌を運んで来る親鳥を待つように手を近づけると大口を開けもりもりと食べ、飛ばない翼をばたつかせながら元気に歩き廻るようになった。

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しかし、さえずりの無い4日目の朝、ウサギのケージ(インコと一緒にする訳にもいかず、娘が持って来ていた)の中で冷たくなっていた。

 幼鳥の子育てはこれで1勝2敗となった。野生動物の餌付けは禁じられているが、元気になった時点で放鳥する積りで持ち帰るが中々と難しい。






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 景気浮揚の戦略の一つ、規制緩和の過程で安倍一強と野党が不毛の党利党略論争を続けている。バックには左寄りのメディア、許認可権限を持つ省庁と既得権益の獣医師会が控えている。いずれの政党も国民の方を見ているとは決して思えない。

獣医師の活躍できる分野は非常に広く、大動物や小動物の臨床分野に限らず、飼料会社、製薬会社や食品会社等の民間、行政(畜産や生活環境)、基礎医学と多岐に渡っている。

現状で問題になっている人畜共通感染症や産業動物に関係する分野の獣医師不足と、その獣医学部新設の歯車が合っていない。

私が思うに、獣医師不足ではなく該当分野の獣医師の待遇が余りにも貧弱なために採用不足となっているとしか思えない。その証拠に街中には歯科医院同様に動物病院も溢れている。




(田植え直後)
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by 1944tourist2004jp | 2017-07-25 14:27 | その他 | Comments(0)

「分刻みのスケジュールに追われる彼は」

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 入梅後に薄く張り出した曇り空、夏姿に薫風を受けながら、数年振りに中心街を数km歩いた。政令都市で5番目に位置する福岡市であるが、街並みは清潔で整然として、九州の中核都市であることを伺わせる。
中・高の2日連荘同窓会に、二日酔いするほど飲めてはいないが、ぼんやりとした頭に気怠さを感じる朝である。


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 朝食はいつものように、自家製パン、バナナや野菜を豆乳に入れ混んだジュース、トマトスープ、そして最後にコーヒー。
「この時期のトマトは本当に美味しいね!」と、共感を求めるかのような声掛けに、新聞に目を落としながら「ふん・・・」と、「ただそれだけぇ~」と、朝一番から不満顔。
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 第2日曜日は地区の空き缶回収日に当たり、街路樹の裾を飾る”クチナシ”の甘い香りと糠雨に、300mほどの回収場所まで持って行く。
170戸ほどの団地であるが大切な収入源の一つで、新聞と合わせ年間5~6万円になる。









 一作日は健康寿命の通り、70名中男性は25名と世間の常識通り女性上位の中学校同窓会。小学校からの持ち上がりで知らない名前は皆無に等しく、下の名前もすらすらと出て来る。余りの懐かしさに両手を取り合った友人、ドングリの背比べをしていた身近な友人達。また、定年退職を迎え老後の趣味の一つにと、一念発起で勉強したアマチュア無線2級だったが、それを小学校の頃に始めていた友達。色々と過去の話しに感激するような半世紀振りの再会であった。
ある友人はJICAのシニアボランティアで“サモア”に2年間尽力した後、今は仕事の関係で台湾在住となり、「3000m級の尾根が連なる台湾に来ませんか」と誘ってくれた。ヒマラヤに登った経歴もあり、付いて行けるかどうか分からないが、機会があれば是非お言葉に甘えてみたいと思っている。

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 深酔いすること無く帰宅。そして、昨日は出身校の在学生や卒業生3千人超を対象に、「私が辿ってきた道 細胞の見事なリサイクルシステム」の記念講演が福岡国際会議場で開催された。オウトファジーについて1時間弱、在校生を囲んでの質疑応答に30分、ジャスト1時間半の講演であった。



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 夕方6時から予定されている学年同窓会まで4時間、現役時代に行っていた碁会所へと足を運び3局。
分刻みのスケジュールを熟している大隅君は奥さんを伴い7時頃到着。常の微笑を湛え、聞き慣れた朴訥な口振りだが何となく疲れを感じさせる。受賞後は、知らない人からの挨拶や内外からの記念講演依頼等に追われる日々で、気の休まる暇はないらしい。
一学年450名だったが、今日の参加者は60名ほど。もともと1割程度しかいなかった女性は僅か7・8人と寂しい会であった。しかし、県外からも相当数参加していた記念同窓会であった。
半世紀以上に渡り、同窓会等にも疎遠にしていたせいか完全に浦島太郎になっていた。
大半の同窓生達とは2度と会えないだろう。

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by 1944tourist2004jp | 2017-06-11 11:02 | その他 | Comments(0)

「私一人がガラ携でした」

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 何かの機会があれば更新しようと思って数日前に書き留めていたブログ。表題と全く違う書き出しになってしまった。

私としては菜園記録として日記帳風に出しているので、来年の為に主題から外れて残して置かなければならない。

紫陽花もふっくらと花を持ち始め、間近な梅雨を待って色づいて来る筈である。土質によって色合いが違うので毎年の楽しみである。

リタイヤーすれば夫婦間での家事労働割合が相対的に上がって来るし、加齢に従い従順にならざるを得ない。外で仕事して収入を得ていないのだから、やれる範囲で家事の協働は吝かではない。


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農作業も一段落した昨日(6/4)、やっと冬の寝具を真空パック詰めにする。

掃除機で空気を抜いて行くパックの萎む姿を見て、「何か人生の終末を感じるな、俺が死んだら一人でしないとな!」と言うと、「どっちが早いか分からないじゃない!」、「俺の場合は料理もできないし、孫の面倒も十分に見れないし、己に必要な物以外はどんどん捨てていくから問題無いかもな・・・」。

 


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 ジャガイモに続き、中晩生のタマネギの収穫。他の菜園仲間は男手一つで奥さんが畑に出て来ることは無いが、我が家はこれも協働作業。

数年前にベト病が入り、ここ2・3年は満足できる収穫をしていないが、今年も玉が小さいまま葉輪は枯れ、大玉は全く期待できない。乾燥が命のタマネギ、畝が濡れる前にやや大振りの物を選んで収穫する。




反して、同じ畝に栽培していたニンニク2品種は大収穫であった。

小振りのタマネギはレンジでチンしてバターを塗し、また料理に使えそうにない3cmほどのジャガイモは油でカラッと揚げると、共に立派な焼酎のお供になる。

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 ここ数日は全く潤いの無い中、キューリの生育は程々であるが、ゴーヤはJAと種苗店の品質に相当ばらつきがある。家には芽吹きしているアップルゴーヤを数本、再移植をしなければならないかも知れない。

28日にはビールのお供に欠かせない枝豆(黒大豆)用の苗を10数本植え付け、1週間後の6月3日は新たに種苗店で4本ほど苗を仕入れ植えこむ。

例年は6月下旬に直播をしていたが、二兎を追う如くジャガイモ同様早期の収穫を目指して、早々と家で育苗し畝は黒マルチで保温し、結実する頃に実を吸いに来るカメムシ防除にネットをかける。意識せずとも酔漢ならでは身に入れようである。



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 数年振りにSDたっての希望でもあるサトイモ(赤芽大吉)を13個植えつけたが、20日ほどで全ての種芋が覆っていたマルチを持ち上げ芽を出してきた。また、キヌサヤやスナップエンドウのネットを利用して、インゲンとナタマメも植えている。


 そして、昨晩は周囲の同窓がスマホやカメラで撮り合っている中、私一人ガラ携で彼の写真を撮る。

偉大な業績を残した大隅君のお蔭で、半世紀超の中学校同窓会。ホテルオークラで開催されるし、ノーベル賞受賞記念同窓会だけに、私も久し振りに背広に腕を通し、少し赤の入ったパッチ風のネクタイを締めて出かける。案内書には各自カメラ持参と書いてあったが、パンダのように寄って集って写真を撮るのもどうかと思いカメラは遠慮した。





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 スウェーデン領事館の日本代表、市教育長、小中学校の現校長と恩師お一人を来賓として始まる。

洋風コース料理のテーブルにクラス別に座ったが、何故か私のクラス(大隅君は来賓テーブル)は12名中、男性は私一人。酒の肴に名札を確かめながら過去を思い出していく。女性の話題は想像以上に豊富で、水面下の話しにまで面白おかしく語ってくれた。

彼は3年次同じクラスだっただけに結構な時間を割いて私達のテーブルに座ってくれ、女性群に囲まれ中学時代の写真に日本酒を飲みながら興じていた。

スマホで写真を撮り合う女性群に圧倒されがら、私は一人ガラ携を取出して写真を撮る。

友人達の記念写真の合間に数分、私は「○○ですが覚えていますか?」、「勿論ですよ!」、「私は“サイエンスZERO”で2回ほど見ていたので、50年振りとの違和感もなく話せますね!」、「そうでしたか」と笑みがこぼれる。

「○○君、写真を撮るのでどいて貰えますか」と注文が入り中断。

二人並んだ写真も撮ることも叶わず、これだけの会話で終わってしまった。

 そして、今日は福岡国際会議場での記念講演と高校38年卒の同窓会が準備されている。同級だけ70名程度のなのでカメラ持参にするかな・・・。


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by 1944tourist2004jp | 2017-06-10 09:14 | その他 | Comments(0)

「春の茶会」

手を伸ばすと後期高齢者。数年後に定年退職を迎えた時のようにあっという間に来るだろう。

ディーラーに6回目の車検をお願いすると、「20万kmも越えているし買い替えたらどうでしょうか?」と勧められる。

平成16年に「恐らく最後の車になるだろう!」と思って買い替え、動体視力と集中力の減退を実感する今、車の買い替えより次回の免許証更新で放棄しなければならないのではと考えている。

また、遠出する頻度も少なくなってきたし、持ち主同様傷だらけながら未だ22km/L程度走ってくれる優れたロートル車でもある。

この歳になると過去の色んなお付き合いも年毎に整理され、夫婦で菜園や山登りに没入し社会との接点が確実に減ってきている。

今、社会への窓口は日々の出来事や世相への思いをブログに載せることが一つ。そして、“ひょっとこ踊り”愛好会で色んな催しに呼ばれたり、養護老人ホームに出かけて、子供達やご老人(私も傍目には老人然としているが!)に笑って貰うことである。
 

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 毎年、ゴールデンウィークに合わせるように鉢植えのサクランボが3・40粒ほど熟れ頃になる。昨年同様、一昨日から遊びに来ている孫二人が直接捥って“ニコッ”としながら口に入れる。
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 5月3日文化の日、在住市の城山公園での催事“春の茶会”の出し物で、行列の17人の最後尾として10分程度だが思う存分踊らして貰った。

小2の孫もこの3月から地域の愛好会で習い始めていたので、是非行列に加わりたいと意気込んでいたが、大勢の前で踊った経験も無く、また行列の中に飛び入りで子供が入って来なかったこともあり、前に一歩出る気持ちが萎え尻込みしてしまった。

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茶会が終わる頃になると、突然に雲行きが怪しくなり、予想だにしていない雷雨。夕方のニュースを見ると“博多どんたく”でも雹を伴う突然の豪雨模様が流されていた。

上空と地表の温度差が激しい時に誘発される天候とのことである。


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by 1944tourist2004jp | 2017-05-04 07:58 | その他 | Comments(0)

「鳩の巣作り」

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 最初は松に、そして2度目はベランダのジャスミンの蔓の中に、そして3度目の今回も同じジャスミンの陰に営巣。

SDがベランダの横にネットを張って、2階の軒先まで這わしているジャスミンが繁茂し、鳩にとって絶好の目隠しとなっている。

この時期になると可憐な白い花が目一杯に咲き揃い、嗅覚の鈍い私でもその芳香は部屋に居ても判るし、おまけに洗濯物まで香りが染みついて来る。

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しかし、残念ながらベランダには物干し竿が2本。洗濯物への糞害に憤慨するSDが抱卵する前に親鳩を追い払おうとしたところ、親バトはその攻撃にも動ずることなくを威嚇したらしい。

「怖い!」と、階下の私に助けを求めに来る始末である。

僅か数本の小枝を組んだ粗雑な巣の出来具合から、まさか抱卵しているとも思わず、私はジャスミンの茂みから強引に追い出した。







翌朝、ジャスミンの根元に2個の卵が黄身を見せて落ちているのを見つける。“何と申し訳ない事を・・・”と慨嘆する二老生。受精卵は一生命体と見做さなければならず、鳩の赤ちゃんを殺傷したことと同じである。

レモンの木に果物等を刺し、寄って来る野鳥を台所から見ては、いつも私を呼び「○○が来てるよ!」と嬉々としているだけに、何の心配りも無く追い出してしまった罪悪感に蝕まれている。









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 ここで言い訳でも書いておこう。我が家の鳥との付き合いの主人公は末娘である

現在はコザクラインコを預かって面倒みているし、我が家の鳥との付き合いは古い。

小学生の頃、スズメの幼鳥を拾ってきて手乗り“スズメ”となるまで可愛がって自然に戻し、次は部活の最中に飛べずに弱った“フクロウ”を家に持ち帰り、家の中で放鳥の一時預かりして鳥類センターに持ち込んだこともあった。

そして、或る時は道端でシャモの雌を拾って来て庭に放したところ、早朝から五月蠅く鳴き近所迷惑になるの仕方なく元の雑草の中に返さざるを得なかった。





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直近では、巣から落ちたであろう“シジュウカラ”の幼鳥を拾って来たので、私が預かって餌付けをしようとしたが、可愛がり過ぎたせいか翌朝には冷たくなっていた。

“ツバメ”との付き合いは毎年。玄関の軒に土を固めた巣が出来上がっているので年に2回ほど巣作りをしている。昨年は早朝に玄関から親鳥2羽が家の中に入り込み、天井すれすれを飛び回り追い出すのに苦労したこともあった。

そして今回の鳩の巣作り。過去2回の営巣から抱卵、餌やり、巣立ちまでをじっくりと見せて貰ったので悔いはないが、罪作りなことをしてしまった。








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 北朝鮮問題と韓国問題、日本にとって煩わしくもあり厄介な問題である。

核とミサイルもさることながら拉致被害者について、担当役人が「もう興味がない!」とは、八方ふさがりで日本にすり寄っているくせに何事か。

また、一方では反日を基軸に政治的にも経済的にも中国に大接近し過ぎて行き詰まりを呈している韓国、5月9日の次期大統領選挙に向け二人の有力候補は強力な反日主義で、ポピュリズム宜しく過去の政府間協定を蒸し返すことを前提に大統領選を戦っている。

縁が切れればよいが、地政学的にそうはいかないのだろう。

迷路に嵌った日韓問題で、小出しにするように徴用工問題まで持ち出す始末。戦前の全ての問題を消化した筈の日韓平和条約と戦時賠償を忘れたかのような振る舞い。原点は反日教育にあるのだろう。

ゴールポストを都合により一方的に動かすと言われているが、お人よしの日本にも限度がある。日本国政府もスワップ協定や過去の約束事項については、毅然とそして距離を持ってお付き合いしてはどうだろうか。


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by 1944tourist2004jp | 2017-05-02 11:18 | その他 | Comments(0)

「花曇り」

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 遅霜に気配りしながら、早期植え付けのジャガイモのトンネルをいつ外すべきかと迷っていると、雨が三日四日と続き、仕方なく蒸れない程度にトンネルの裾を持ち上げたまま放置している。



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 例年に無い大きな葉ぶりは天井に張り付くように誇り、先端が押し付けられ辺縁が変色している。



f0201348_18451774.jpg 霜が降るほどに花冷えも無いだろうと、週明けにトンネルを取っ払い、温室育ちが倒伏しない程度に風雨に曝そうかと心遣いをしている。

 




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 数年前までは有り余る時間を利用して観梅や観桜ドライブで遠出をしていたが、今は地域再発見の花見をしている。

田園の広がる町の学校や社寺、或いは公共施設、河川沿いには目を瞠る並木や一本桜が隠れている。



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 束の間の花曇り、近傍の見どころ逍遥と花見。
お握りと惣菜を仕入れるためコンビニに入った瞬間、呑み助の条件反射は鋭く冷酒のコーナーへと直行し、300mlの日本酒を2本をカゴの隙間に忍び込ませる。

丘陵の遺跡公園まで20分程度の心地よいウオーキング。
ラッキーなことに私が落ち着くに最適と思っていた場所に人は居ず、そそくさとレジャーシートを敷く。

青空は無いが花吹雪の真下で1時間弱、手巻きのお弁当と冷酒を楽しむ。

二人して、この贅沢な時間を娘や孫に写真添付してメイル送信。






直近の話題について、今の思いを残して置きたい。

米中首脳会談の最中に、外交戦術と思しきトランプ大統領の変節に唖然とさせられた。シリアへの巡航ミサイルによる空爆。

 第二次大戦前の火薬庫は人種や宗教の“るつぼ”であるバルカン半島と習っていたが、21世紀は東アジアが火薬庫となっている。中華思想を邁進する中国、弁えの無い北朝鮮、そして強力な親北と反日姿勢の一人と日本を敵性国家と見なす一人、過去の政府間協約を白紙に戻すと言って憚らない二人の韓国の大統領候補達。

東南アジア初め世界には親日国家は多い、お隣さんとは程々のお付き合いが適当なのかも知れない。


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 将来先生になる約束をした一人娘の女性とルールに厳格な父親との関係をドキュメンタリー風に仕上げた番組を身につまされる想いで観た。未経験で失敗の許されない子育ては本当に難しい。

子供の頃父に連れて行ってもらった日本庭園の桜に魅せられ、大学では日本語学科を専攻し、卒業後極東へと勇躍した一ハンガリー女性。数年振りに日本のお土産を持って帰国するが、決断時の感情の縺れを投影するかのように、玄関前での逡巡、そして父親から二度に渡り敷居を跨ぐことを許されず涙を浮かべる彼女。
 祖父母や親戚に会って、自宅の玄関先から日本へと離別の電話。
その時の彼女の謝罪の言葉に堰を切ったように父親の愛情が過去を昇華する。

そして、嗚咽しながらの彼女の「ルールに従えばルールに助けて貰える!」と、直球勝負の父親の躾を婉曲的に理解し、抱擁し合う二人の姿に貰い泣きしてしまった。

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 ナレーターの日本のルール社会のお蔭とのコメントもあったが、日本人は窮屈で過度なルールと行政の度を越したお節介に余りにも慣れ過ぎている。その弊害として、自己責任の範囲まで行政へ責任転嫁する甘えが横行しているように感じる。


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by 1944tourist2004jp | 2017-04-09 19:02 | その他 | Comments(0)