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「春の茶会」

手を伸ばすと後期高齢者。数年後に定年退職を迎えた時のようにあっという間に来るだろう。

ディーラーに6回目の車検をお願いすると、「20万kmも越えているし買い替えたらどうでしょうか?」と勧められる。

平成16年に「恐らく最後の車になるだろう!」と思って買い替え、動体視力と集中力の減退を実感する今、車の買い替えより次回の免許証更新で放棄しなければならないのではと考えている。

また、遠出する頻度も少なくなってきたし、持ち主同様傷だらけながら未だ22km/L程度走ってくれる優れたロートル車でもある。

この歳になると過去の色んなお付き合いも年毎に整理され、夫婦で菜園や山登りに没入し社会との接点が確実に減ってきている。

今、社会への窓口は日々の出来事や世相への思いをブログに載せることが一つ。そして、“ひょっとこ踊り”愛好会で色んな催しに呼ばれたり、養護老人ホームに出かけて、子供達やご老人(私も傍目には老人然としているが!)に笑って貰うことである。
 

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 毎年、ゴールデンウィークに合わせるように鉢植えのサクランボが3・40粒ほど熟れ頃になる。昨年同様、一昨日から遊びに来ている孫二人が直接捥って“ニコッ”としながら口に入れる。
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 5月3日文化の日、在住市の城山公園での催事“春の茶会”の出し物で、行列の17人の最後尾として10分程度だが思う存分踊らして貰った。

小2の孫もこの3月から地域の愛好会で習い始めていたので、是非行列に加わりたいと意気込んでいたが、大勢の前で踊った経験も無く、また行列の中に飛び入りで子供が入って来なかったこともあり、前に一歩出る気持ちが萎え尻込みしてしまった。

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茶会が終わる頃になると、突然に雲行きが怪しくなり、予想だにしていない雷雨。夕方のニュースを見ると“博多どんたく”でも雹を伴う突然の豪雨模様が流されていた。

上空と地表の温度差が激しい時に誘発される天候とのことである。


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by 1944tourist2004jp | 2017-05-04 07:58 | その他 | Comments(0)

「鳩の巣作り」

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 最初は松に、そして2度目はベランダのジャスミンの蔓の中に、そして3度目の今回も同じジャスミンの陰に営巣。

SDがベランダの横にネットを張って、2階の軒先まで這わしているジャスミンが繁茂し、鳩にとって絶好の目隠しとなっている。

この時期になると可憐な白い花が目一杯に咲き揃い、嗅覚の鈍い私でもその芳香は部屋に居ても判るし、おまけに洗濯物まで香りが染みついて来る。

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しかし、残念ながらベランダには物干し竿が2本。洗濯物への糞害に憤慨するSDが抱卵する前に親鳩を追い払おうとしたところ、親バトはその攻撃にも動ずることなくを威嚇したらしい。

「怖い!」と、階下の私に助けを求めに来る始末である。

僅か数本の小枝を組んだ粗雑な巣の出来具合から、まさか抱卵しているとも思わず、私はジャスミンの茂みから強引に追い出した。







翌朝、ジャスミンの根元に2個の卵が黄身を見せて落ちているのを見つける。“何と申し訳ない事を・・・”と慨嘆する二老生。受精卵は一生命体と見做さなければならず、鳩の赤ちゃんを殺傷したことと同じである。

レモンの木に果物等を刺し、寄って来る野鳥を台所から見ては、いつも私を呼び「○○が来てるよ!」と嬉々としているだけに、何の心配りも無く追い出してしまった罪悪感に蝕まれている。









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 ここで言い訳でも書いておこう。我が家の鳥との付き合いの主人公は末娘である

現在はコザクラインコを預かって面倒みているし、我が家の鳥との付き合いは古い。

小学生の頃、スズメの幼鳥を拾ってきて手乗り“スズメ”となるまで可愛がって自然に戻し、次は部活の最中に飛べずに弱った“フクロウ”を家に持ち帰り、家の中で放鳥の一時預かりして鳥類センターに持ち込んだこともあった。

そして、或る時は道端でシャモの雌を拾って来て庭に放したところ、早朝から五月蠅く鳴き近所迷惑になるの仕方なく元の雑草の中に返さざるを得なかった。





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直近では、巣から落ちたであろう“シジュウカラ”の幼鳥を拾って来たので、私が預かって餌付けをしようとしたが、可愛がり過ぎたせいか翌朝には冷たくなっていた。

“ツバメ”との付き合いは毎年。玄関の軒に土を固めた巣が出来上がっているので年に2回ほど巣作りをしている。昨年は早朝に玄関から親鳥2羽が家の中に入り込み、天井すれすれを飛び回り追い出すのに苦労したこともあった。

そして今回の鳩の巣作り。過去2回の営巣から抱卵、餌やり、巣立ちまでをじっくりと見せて貰ったので悔いはないが、罪作りなことをしてしまった。








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 北朝鮮問題と韓国問題、日本にとって煩わしくもあり厄介な問題である。

核とミサイルもさることながら拉致被害者について、担当役人が「もう興味がない!」とは、八方ふさがりで日本にすり寄っているくせに何事か。

また、一方では反日を基軸に政治的にも経済的にも中国に大接近し過ぎて行き詰まりを呈している韓国、5月9日の次期大統領選挙に向け二人の有力候補は強力な反日主義で、ポピュリズム宜しく過去の政府間協定を蒸し返すことを前提に大統領選を戦っている。

縁が切れればよいが、地政学的にそうはいかないのだろう。

迷路に嵌った日韓問題で、小出しにするように徴用工問題まで持ち出す始末。戦前の全ての問題を消化した筈の日韓平和条約と戦時賠償を忘れたかのような振る舞い。原点は反日教育にあるのだろう。

ゴールポストを都合により一方的に動かすと言われているが、お人よしの日本にも限度がある。日本国政府もスワップ協定や過去の約束事項については、毅然とそして距離を持ってお付き合いしてはどうだろうか。


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by 1944tourist2004jp | 2017-05-02 11:18 | その他 | Comments(0)

「花曇り」

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 遅霜に気配りしながら、早期植え付けのジャガイモのトンネルをいつ外すべきかと迷っていると、雨が三日四日と続き、仕方なく蒸れない程度にトンネルの裾を持ち上げたまま放置している。



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 例年に無い大きな葉ぶりは天井に張り付くように誇り、先端が押し付けられ辺縁が変色している。



f0201348_18451774.jpg 霜が降るほどに花冷えも無いだろうと、週明けにトンネルを取っ払い、温室育ちが倒伏しない程度に風雨に曝そうかと心遣いをしている。

 




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 数年前までは有り余る時間を利用して観梅や観桜ドライブで遠出をしていたが、今は地域再発見の花見をしている。

田園の広がる町の学校や社寺、或いは公共施設、河川沿いには目を瞠る並木や一本桜が隠れている。



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 束の間の花曇り、近傍の見どころ逍遥と花見。
お握りと惣菜を仕入れるためコンビニに入った瞬間、呑み助の条件反射は鋭く冷酒のコーナーへと直行し、300mlの日本酒を2本をカゴの隙間に忍び込ませる。

丘陵の遺跡公園まで20分程度の心地よいウオーキング。
ラッキーなことに私が落ち着くに最適と思っていた場所に人は居ず、そそくさとレジャーシートを敷く。

青空は無いが花吹雪の真下で1時間弱、手巻きのお弁当と冷酒を楽しむ。

二人して、この贅沢な時間を娘や孫に写真添付してメイル送信。






直近の話題について、今の思いを残して置きたい。

米中首脳会談の最中に、外交戦術と思しきトランプ大統領の変節に唖然とさせられた。シリアへの巡航ミサイルによる空爆。

 第二次大戦前の火薬庫は人種や宗教の“るつぼ”であるバルカン半島と習っていたが、21世紀は東アジアが火薬庫となっている。中華思想を邁進する中国、弁えの無い北朝鮮、そして強力な親北と反日姿勢の一人と日本を敵性国家と見なす一人、過去の政府間協約を白紙に戻すと言って憚らない二人の韓国の大統領候補達。

東南アジア初め世界には親日国家は多い、お隣さんとは程々のお付き合いが適当なのかも知れない。


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 将来先生になる約束をした一人娘の女性とルールに厳格な父親との関係をドキュメンタリー風に仕上げた番組を身につまされる想いで観た。未経験で失敗の許されない子育ては本当に難しい。

子供の頃父に連れて行ってもらった日本庭園の桜に魅せられ、大学では日本語学科を専攻し、卒業後極東へと勇躍した一ハンガリー女性。数年振りに日本のお土産を持って帰国するが、決断時の感情の縺れを投影するかのように、玄関前での逡巡、そして父親から二度に渡り敷居を跨ぐことを許されず涙を浮かべる彼女。
 祖父母や親戚に会って、自宅の玄関先から日本へと離別の電話。
その時の彼女の謝罪の言葉に堰を切ったように父親の愛情が過去を昇華する。

そして、嗚咽しながらの彼女の「ルールに従えばルールに助けて貰える!」と、直球勝負の父親の躾を婉曲的に理解し、抱擁し合う二人の姿に貰い泣きしてしまった。

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 ナレーターの日本のルール社会のお蔭とのコメントもあったが、日本人は窮屈で過度なルールと行政の度を越したお節介に余りにも慣れ過ぎている。その弊害として、自己責任の範囲まで行政へ責任転嫁する甘えが横行しているように感じる。


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by 1944tourist2004jp | 2017-04-09 19:02 | その他 | Comments(0)

「カモの夫婦」

f0201348_10182305.jpg 3月22日はWBCの準決勝対米戦、1対2と歯ぎしりの惜敗。そして、23日は対プエルトリコ戦で大勝した米国のWBC初優勝を伝えるTVの実況中継。

 大リーガーの一流どころを陣立とした米国に対し、6安打2失点に抑えた日本の投手陣は称賛に値する。

残念ながらエラーも実力のうち、投手陣・打撃陣は僅差であるが敵わなかったということであろう。

10年以上前に脱臼して抜け落ちた上の切歯、一気に老け込んだ顔貌を鏡で見る度、その“ひょっとこ面”を笑ってしまう。

年齢に決して見合わないだろうインプラント、また両側の健康な歯にギリギリと鑢を入れてブリッジ固定もして欲しく無い。歯科医のご推奨を丁寧にお断りして、義歯を作って貰い両側の健康な歯に接着して頂いた。

8年後の一昨年の夏、孫を連れての九重山群漫遊時、法華院温泉での夕飯に出た骨付きの地鶏を安易に食いついた途端に口内に違和感、口を開けた瞬間対面に座っていた小2の孫が大笑い。SDも吹き出しそうな含み笑い。

そして今回は2回目の脱落。不思議なことに今回も鶏のもも肉を口入れた時である。何とも鳥肉に相性の悪い義歯である。
                    (SDが可愛がって、孫達が頬張る我が家のサクランボの花)


f0201348_10232524.jpg3連休で歯科医院の予約も取れず、休み明けまで我慢しなければならない。その間、2月の学部同窓会でお会いした後輩に、10数年前に退職した仲間との酒の席を段取りして貰っていた。

旧交を感懐するが、弾む話に焼酎のお湯割りも進み、後期高齢者の閾値に達しつつあることを失念し、何と6杯も重ねてしまった。当然の報いであるが、翌日は二日酔いで終日TVの前に座ってしまった。

     (水鏡天満宮)

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 19日は平成28年度囲碁NHK杯選手権。奇しくも私が宗像市での天元戦挑戦手合い第三局を観戦した井山本因坊と一力遼七段のお二人であった。

どちらが勝っても初優勝であるが、一力7段が勝つと史上最年少の選手権者とのことであった。結果は、天元戦同様6冠の井山本因坊の中押し勝ちとなった。



f0201348_10222535.jpg その日の夕方、お定まりのウォーキングコースを歩いている時、コンクリート護岸の用水路を仲良く泳ぐカモの“夫婦”をSDが見つける。



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by 1944tourist2004jp | 2017-03-24 11:02 | その他 | Comments(0)

「呑み助の太宰府天満宮」

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山が目覚める季節、昨年九重の尾根道で思いもよらぬソールの剥離に、今シーズンは碧空に雪と広葉樹の冬山を唯々想いながら、冬野菜の収穫やジャガイモの畝造りと超早期植え付けで過ごした1・2月。

お蔭で常に遅れがちな野良仕事は、季節を先取りするように捗っている。しかし、何かし忘れ物したような日々である。

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 別れや旅立ちと悲喜こもごもの3月。ノーベル賞に匹敵する「エリザベス女王工学賞」をイメージセンサーの発明者寺西信一氏が受賞した。この賞は青色ダイオードのように事後に爆発的な恩恵をもたらす工学的な発明に送られるとのことである。

また、WBCで戦前の予想を覆し活躍するJAPAN。このまま勝ち進んで決勝ラウンド行って欲しいものである。

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 後期高齢者に踏み入ろうとする私は、続発する時事ニュースを肴にしながら、欠かすことなく晩酌に勤しんでいる。

そして、この酔漢にとってこの3月は刺激的である。何と旧交を温める飲み会が続くのである。

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 8日は、20数年振りに仕事先関係の方との盃を酌み交わした。

突然のお誘いに“ルンルン”気分で、往きはJR、泥酔しているだろう帰りはSDに迎えに来て貰う段取りを付ける。

6人様、お互いに頭も白く薄くなりそれなり老けているが、思い出に浸るにつれ20年前の面立ちと語り口となって行く。料亭からスナックへと4時間強の飲み会となってしまった。
 20日は勤めていた職場の同僚とこれも10数年振り、そして3月末は同じ下車駅の誼で年代差を超えて付き合っていた仲間と旧交を温める3連荘である。

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f0201348_18450893.jpg 12日、末娘から「梅酒の試飲会に行かない!」とお誘いメイル。

飛梅の太宰府天満宮で観梅と全国の梅酒試飲会である。

私達は30分早く天満宮駅に到着。初詣にも劣らないほどの雑踏。肩触れ合うほどの心字池の太鼓橋、そして拝殿にはアジア系の外国人も含め長い行列ができている。

境内の若干ではあるが、見頃を過ぎた感のある紅白梅を静かに味わいながら散策をしていると、「試飲会場の前で待っているよ」とメイルが入り、私達の分の前売り券も用意して待っていてくれた。




 ウィスキー、ブランデー、焼酎、日本酒に付け込んだ全国各地の梅酒150本が並ぶ中、制限時間30分で試飲していくが、酒飲みの悪い癖で150本全てを味わおうと一口ずつ飲んでいくが、20本ほどで酔いを自覚する。SDと娘が量を加減するようにと、ペットボトルの水を持って来てくれる。100本程度は味わったところで、30分を待てずに試飲コーナーから出て来る。


  
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 酔い覚ましに光明禅寺にお参りし、錦秋の季節は一段と美しい枯山水の庭で暫し酔いを覚ましていると、係の方が「閉館です」と伝えに来る。

五条方面に歩いて20分ほどか、戒壇院の観世音寺で手を合わせ、駅のお店に入り刺身等を前にしてビールと日本酒を飲んで帰る。




f0201348_18450352.jpg いつもの事であるが、飲んで帰ると安心したかのように屁理屈を捏ねながらもう1杯と、ウィスキーのお湯割りに根昆布を浸して快楽の1日を閉じる。




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by 1944tourist2004jp | 2017-03-15 10:41 | その他 | Comments(0)

「有難う!」

 春浅し日、季節の花や野菜ばかりでなく、動物を身近に置いていると何かしらの便りを貰える。我が家のコザクラインコも日々抜け落ちる青や赤の黄色の冬毛がケージを清掃する時に風に舞う。

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「古本屋に行かない!」と、何とも不思議なメイルが娘から入る。

最近は図書館から借りた本や、末娘が置いてきぼりにしている文庫本、偶に長女から「この本読んだ?」と持って来てくれた本を読んだりしている。
冬の日々に外出の機会を失している私達を外食に誘ってくれたりしているが、「古本屋とは何事だろう!」と疑問符が浮かぶ中で「OK」の返信を打つ。

末娘と待ち合わせをして30分ほど車を走らせて着いた先は、本屋とは思えないような異質な雰囲気がある。木造平屋の建物の前にはテラス風の広いスペースにテーブルと椅子が数脚、入り口横にはSNS講座のミニバス。中に入ると脚立が必要なほどに高い本棚が圧倒するように並ぶ。娘に聞くと、古本と新刊本があり、自由に持ち出し喫茶コーナーで読んでも良いとのこと。

30分強古本コーナーを見て回り、肩が凝らず展開の速い文庫本4冊をジャスト1800円で購入。3人が一様に落ち着いたところで、SDがベーカリーコーナーから美味しそうな菓子パンと、持ち帰りのフランスパンを買い3人で喫茶コーナーに腰を下ろす。それぞれにコーヒーをお替りし、菓子パンを食べながら読書に耽ること3時間半。リピーターに成りたくなるような雰囲気を醸し出す本屋であった。



 加齢に従い人間関係を四捨五入し、物理的に外出の機会や行動範囲を萎ませて来たが、その下降曲線に並ぶように刺激や感動の機会も減って来た。刺激的で心揺さぶる出合いや、喜怒哀楽を共有する機会は”山登りとひょっとこ踊り”で細やかに繋ぎとめているが、万人が望む“ぴんぴんころり”の終末から少なからず遠ざかっていたような気がする。世間や子供達に迷惑を掛けないために、人的交流や体力の下降曲線に対し、刺激と感動の曲線を上向きに交差するよう生活しなければならない。

ここ1・2年行ってなかった“くるくる寿司”にも一緒に行ったが、メニューパネルにタッチして注文すると、3分程度で別レーンで席まで自動的に送られて来る。ネタが乾燥することも無く衛生的で料金も自動処理、美味しさは別として満足度100%であった。

「社会からとり残されているな・・・!」と反省を促されたここ数日の末娘とのお付き合いであった。



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 寒を迎える2月5日、キタアカリ18個、メイクイーン34個の早期植え付け第2弾。1月25日はクズ藁と不織布だったが、今回はクズ藁と黒マルチを寒さ除けとして覆った。素人なりの早期植え付けの試み、果たして5月予定の出来栄えは如何ばかりと楽しみである。

 2月11日は九州地区の学部同窓会で若い会話に囲まれながら楽しく杯を重ねた。締めはいつものように万歳三唱の代わりに「都ぞ弥生の黒紫に 花の香漂ふ宴遊の筵♪♪♪♪♪♪」。若い人達は二次会へと繰り出したのであろうが、最年長の私は適量をやや過ぎた心地で早々に引き上げる。

そして一昨日、農作業も一段落し昼食後にのんびりPCで囲碁をしている時、突然に見知らぬ番号からの電話。

疎遠になっている方々の電話番号を年賀状同様整理しているので携帯に入っている番号は相当少ない。また、このご時世に未登録の番号に出ることも少ない。
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 しかし、相手が考慮中と言うこともあり何の気なしに通話ボタンを押すと、現役時代にお付き合いしていた方からの電話であった。15年以上会ってはいない方であったが、お名前と声で直ぐに分かった。

「久し振りに仲間と温泉に入って飲んでいるので出て来れないかな・・・」とのお誘い。言い尽くせないほど嬉しい旧交の酒だし、行きたいのはやまやまであるが、余りにも突然過ぎるし、また余りにも遠過ぎる。
次回は前以って連絡してくれるとのことで電話を切るが、10数分後に「3月7日12時からU市で飲もう」と早速のお誘いがある。呑み助同士の予約はとにかく時を急ぐ。

類は類を呼ぶ如く前日には誘い水があった。近所付き合いの延長線上で飲み友達となった2歳年上の方に散歩の途中で出くわし、近いうちに他のお二方も誘って飲みましょうと約束したところであった。


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by 1944tourist2004jp | 2017-02-20 14:05 | その他 | Comments(0)

「簡素にして整然とした成人式」

f0201348_16023754.jpg メディアに取り上がられる一部の“ど派手”で蛮行のまかり通る荒んだ成人式は別として、新成人の和服姿を見る度に寝押しの学生服で臨んだ私達の時代と、かくも違うものかと半世紀を経た日本の豊か過ぎる時代を改めて感じる。
 青空が広がる今日11日、モニターをしている施設団駐屯地の成人式に来賓の一人として参加させて貰った。
開式の30分前に到着し、広報担当官から応接室に通されると、市長他、一佐以上のOB、そしてモニターの席と色分けされていた。
私が座った横の席が元一佐の方で、モニターとしての行事や彼の経歴等について話していると、偶然にも住まいが同じ校区内で精々2・300mしか離れていないことが判り、一段と話しが弾み直截的で密度が濃くなる。



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 コーヒーを頂いた後、天井の高い体育館で10時20分から式典が執り行われた。簡素にして整然とした進行に緊張感が漂う。
国歌斉唱に始まり、駐屯地司令の挨拶、市長、県会議員、市議会議長三者三様の祝辞、1年先輩と新成人46名の代表の言葉、市長より記念品の贈呈、そして新成人達を式場から送り出して終了。
拍手は贈呈と送り出した時のみで、私語は全く無く静寂な中にきびきびとした司会と一糸乱れぬ進行。僅か35分程度の厳粛なものであった。










f0201348_16314309.jpg その後、隊員食堂での会食もまた簡素なもので、隊員の昼食に乾杯のためのノンアルコールが添えられているだけである。会食の途中で新成人10数名が決意の言葉を発し、駐屯地音楽隊の“上を向いて歩こう”の演奏で終わり。




その後、隊員寮の前にハナミズキの記念植樹をして、予定より早く12時過ぎに完了。

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 今晩は”ひょっとこ”の踊り初め。先生より一連の踊りの中に肩を上下させることで全体の動きに躍動感を与えることを教わる。これは中々難しい。
 一昨晩、SDへ末娘からメイルで温泉への誘いがあった。”おせち”に準備や孫達を迎えてのお世話の疲れと私の飲み過ぎに対する肝臓への疲労回復を願ってのお誘いと思い12日に行くことにした。
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by 1944tourist2004jp | 2017-01-11 16:25 | その他 | Comments(0)

「新年早々・・・」

f0201348_10002011.jpg 昨晩は孫達を送り届け、お互いにラグビーを経験した義理の息子と夕飯をご馳走になりながら一頻り高校ラグビーの決勝について盛り上がった。

高校3冠を狙う東福岡と二連覇に大手を掛ける東海大仰星の対決は甲乙つけがたく結果待ちとする。

両校共に強力なフォワードを前面に、バックスへ展開する両チームの攻防に微笑んだ先は東福岡、28:21と1トライ1コンバージョン差だが辛勝であった。


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元旦に初詣を済ましていたが、6日に末娘から「飛梅の太宰府天満宮どうですか」とメイル。正月から泊まり込んでいた孫達を連れて行くに好都合なお誘いであった。


f0201348_10001732.jpg 交通規制も無くスムースに太宰府市に入れたが、天満宮が近付くにつれ信号や踏切で渋滞が渋滞を呼ぶ。
だだっ広い公営駐車場の出入り口の“満車”との立て看板を見ながらのろのろ進んでいると、ジャストタイミングで7・8台程度の狭い私営駐車場から1台の車が出て来る。私だけが丁度入れる位置にあり、前後に申し訳ないがスーと入り込む。何と運の良い事か!








 駅前広場で待っていた末娘と混雑する参道を通り抜け、外国語が飛び交う拝殿前で5・60人程度の列に並ぶ。2礼2拍そしてお願い事を呟き1礼。

“おみくじ”を引いて喜ぶ孫達を眺めながら、数枚写真に収める。




サッカーの初蹴りがある孫の時間もあり、参道際のお店で男は“ぜんざい”、女は“抹茶セット”で一息。

 高速で概ね1時間弱。

夕ご飯をご馳走になり9時過ぎに帰途に就くが、昨日までの喧騒が一転して二人だけの静かで単調な生活に戻る。


f0201348_18402388.jpg 特記事項を記して置かなればならない。

正月3日、朝1番の電話がA警察署から架かる。

「A警察署ですが、車のNo.は○○○○ですか?」、「そうですが!」と応えると、「12月30の夕方O神社の前を通りませんでしたか?」と振られ、“何か事件があったのかな・・・”と想像を巡らしながら「はい、通りましたが・・・」と応える。

「ミラーの接触事故届が出されていますが、間違いないですか?」、「細い道で離合車が待ってくれていたので、私の方から発進しフェンダーミラーが軽く当たりました。しかし、よくある接触でどちらかが行かざるを得ないし、10km以下での徐行だったし、お互いさまと言うことで確認せずに行きましたが・・・」と応えると、「相手さんから事故届が出ているので、今から署の方まで車検証と免許証を持って出て来れますか」とのこと。

珍しく深く靄のかかる市道を20分程度の距離に車を走らせる。

署に着いて、「先ほど車の接触事故で呼び出された者ですが」と受付で申し出ると、担当の署員が「○○です。正月早々申し訳ありません。事故は間違いないですか」と丁重に挨拶される。間違いありませんと、先ず免許証と車検証を渡しながら接触時の概況を話すと、「事故は必ず届けることになっています」と念押しされた後、「貴方が逃げていないとの証拠はありますか?」と問われ、「全くありません、軽いミラーの接触はよくあるしお互いさまと思ったので走り去りました」と返事すると、調書作成の為に接触部分の写真と、免許証・車検証のコピーを撮られ、「相手方は傷も軽微だし、事故届けだけだったのでこれで終わりです。正月早々有難うございました」。とあっけなく完了。

ゴールドの継続もあるし、私の方から「事故届を出さなかったことで点数引かれるんでしょうか」と訊ねると、「そんなことはありません、届けだけでおわりです。どうぞお引き取りになって結構です」と丁重に送り出された。僅か10分程度の取り調べであった。

 高齢者の事故が多発している現在、安全運転への戒めと思いながら帰途に就く。

孫達など家族揃ってのお雑煮を食べながら、息子や娘から「親爺が悪い・・・!」。

 ラグビー大学選手権。終わってみれば33:26、高校選手権同様1トライ1ゴールの差で帝京大学が8連覇。東海大学の強力フォワードに相当苦戦を強いられたが、最後は連覇を信じて戦った精神力の差であったか。
今年は天理大学や同志社の関西勢の活躍が目立った年でもあった。


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by 1944tourist2004jp | 2017-01-07 16:00 | その他 | Comments(0)

「平成28年、二人の年末」

 冬の薄暮は寂しい。菜園仲間が作業をし終えた後、ダイコン、ワサビ菜、レタス、ミズナ、ホーレンソウ等をレジ2袋に押し込み早々に帰り支度。
ガレージの上に散らばるキウイの枯葉を片付け野菜を洗う。例年だと100個ほど実を付け、子供達や近所にお裾分けできるが今年は収穫皆無、12月に入って枯葉を片付ける日々が続く。
そして、老生二人のX.masイブもまた寂しい。玄関にSDが組み立て式のほっこりとした小さなツリーを飾っているが、迎える子や孫は正月まで待たなくてはならない。

f0201348_11411691.jpg 取り立ててご馳走の必要もないし、お互いへのプレゼントも必要なく、エアコンに暖を任せ冷えたチーズケーキとウィスキーのお湯割りで淡々としている。
 イブ明けの大仕事は年賀状。字の下手な私にとって、ワープロやPC無き時代は鬱病寸前であったが、ここ10数年は全てをPC任せである。
加齢に従って行動範囲も狭まり、カレンダーに書き込む予定も少なくなり、年賀状のお付き合いもリタイアーして順次整理して来たので、今は精々80枚程度と本当に楽である。
 残り5日、SDはお節の準備に入り、私は尻を叩かれながら外回りの掃除である。運の良いことに今日は朝から雨で、PCの前に座って囲碁や麻雀三昧である。
いつもなら後ろから尖ってはいないがそれなりの声が掛かって来る。リズミカルで踊り出しそうなハワイアンミュージックしか聞こえて来ない。



 ここ数回のブログを読み返してみると、何ともお恥ずかしい。”客観的”が”観客的”となっていたり、不自然でまどろっこしい言い回し、繋がらない文章、βーアミロイドが脳にまだら模様を描き始めたかも知れない。


f0201348_1232216.jpg 私のブログを見て頂いている方々へ、「良いお年をお迎えください!」。
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by 1944tourist2004jp | 2016-12-27 11:59 | その他 | Comments(4)

「ひょっとこの踊り納め」

f0201348_102179.jpg 週末は忙しい。10日土曜日は孫の発表会(お遊戯会)、年少組の孫一人に両親、兄姉、祖父母と7人が観覧する。
ご父兄方の肩と肩が触れ合わんばかりの大賑わい、2階席から見渡すと、黒髪の両親達に交じって白髪・禿頭も点々として、今年は金髪もお二人。


f0201348_1011732.jpg 例年のことであるがとにかく面白い!幼児たちは演技中に親を捜しきょろきょろ、見つけると笑顔に変わり踊る姿も大きく滑らかになる。先生方あっての演技構成と統制であるが、時にはママと呼んだり、手を振ったりと想像できない余興(?)もあり、笑いと拍手の絶えない保育園の発表会であった。

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 今日11日、日曜日は午後から“ひょっとこ”の踊り納めがあるので、明るい陽射しのある午前中にSDと菜園へ出かける。
今年はタマネギの苗不足が深刻で、貧弱な苗しか手に入らず例年より半月以上遅くれて11月の下旬に200本ほど植え付けた。が、SDの期待した極早稲と赤タマネギの苗は店頭に無く、11月中旬に畝端に播種していた。
素人菜園、12月中旬の植え付けで収穫できるかどうか分からないが、それなりに育った苗を俄か造りの畦へ、2日に分けて赤タマネギ200本以上移し替える。
正午のニュースを見る積りで作業していたが、捗らず帰り着いたのは12時半。夜半過ぎにあった大隅君のノーベル賞授賞式を残念ながら見逃す。
 午後からは在住市の外国人と文化会館での交流会(friendship party 2016)、私の出番は勿論一番人気の“ひょっとこ踊り”である。残念ながら事務局の段取りが悪く、最終演目の出番は4時過ぎ、待ち惚けの1時間半以上を傍らの図書館で過ごす。
若い研修者や学生、そして子供達と200人超の外国人との交流、ランダムにかたまった彼等の中を縫うように踊って行くが、私達の前に踊ったフラダンスの若い女性がそのままの衣装で列の途中々々に加わって相当な盛り上がりであった。


f0201348_10171795.jpg 帰宅後、5時前後のTVニュースは大隅君のノーベル賞授賞式に彩られていた。小・中・高校生の頃の凛とした面立ちと語り方を感懐するが、今の彼は温和にして万人に馴染み易い微笑みを湛え、余り手入れをしないと言っていた白髭も授賞式にフィットしていた。スピーチも分かり易い英語でウィットに富んで素晴らしかった。
 そして高校時代の化学部の仲間が祝い酒を挟んでの楽しい団欒の画面も流される。二・三人に高校時代の面影を見つけるが、50年以上前の若かりし頃の顔と重ねることは難しい。同窓会新聞によると、創立100周年の記念行事の一環として来年6月10日に記念講演が予定されており、既に申し込んだところである。もし祝賀会があれば同窓としてホールの片隅でお祝いの乾杯でも捧げたい。
翌日に放送されたNHK「ノーベル賞授賞式を見守る同級生の思い」に、中学3年時代の面影濃い恩師のお言葉と卒業記念色紙の寄せ書きの画面が映し出されたが、偶然にも大隅君の丁度対極に私の名前があり感激も一入であった。


f0201348_9275921.jpg 先日、“七夕ひょっとこ会”の忘年会に参加したが、想像以上の役者揃いで大賑わいであった。
「一頻り飲んだ後」と、言っても私だけかも知れないが、世話役のMさんが手際良くカラオケの準備を始めると皆さん方次々に舞台へと上がって歌い、袖では歌に合わせて切れの良い舞踊も始まり、寸暇を惜しむ如く進行していく。




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 私は彼等の歌や踊りを堪能しながら一人焼酎のお湯割りで杯を重ねる。男性群は一人を除いて私以上の年配者であり、7割以上を占める女性群も高齢者が多く、皆さん方適度の酒量を弁え食事と余興を大いに楽しむ。
入会4か月目の私も、輪に少しでも和みたく要望に応えて“島人ぬ宝”を酔いに任せて3番まで熱唱する。
そして、驚いたことに最後は万歳三唱を抜きにして、何と30余人が宴会座敷に輪になっての盆踊りであった。




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by 1944tourist2004jp | 2016-12-11 22:58 | その他 | Comments(0)