カテゴリ:雑感( 63 )

「ボクシング観戦」(1)

 「初老学事始」とあまり関係ないボクシング。
 今日、この話題を取り上げたのは、待ちに待ったベスト・マッチをTVで見たからである。
世界ボクシング会渇望の一戦である。それは6階級制覇のオスカー・デラホーヤに続いて2階級制覇のリッキー・ハットンと戦うフィリピンの英雄マニー・パッキャオである。
今回はライト級のタイトルマッチである。
f0201348_20191368.jpg スピードと強打の持ち主、通称「パックマン」で親しまれている男である。
彼はフライ級に始まり、東洋人として初の4階級を制覇し、ノンタイトルで世界のデラホーヤ(ウエルター級)と戦いTKOで負かし、今回は同じくライト級からウエルター級を制したハットン戦である。
ハットンは「ヒットマン」の名称を貰う猛突進と連打のイギリスの超人気選手である。
 「パックマン」は1回に右フックのカウンターと左ストレートで二度のダウンを奪い、2回ゴング10秒前に強烈な左フックで相手を気絶させた。
スピードとタイミングの勝利である。
アナウンサーも解説者も感動を通り越して異様な雰囲気で話していた。
 記憶に残したい超一流の「ヒットマン」と、それを倒した「パックマン」の壮絶な一戦のために掲載しておこう。
戦前、マスコミに「東洋」と「西洋」の戦いと騒がれたからではない。
超一流の両者、試合前のコメントはそこらの選手と違い、周りの者への感謝と相手を誉めることを決して忘れていない。
 親父と兄貴がファンで、つられて高校の頃からボクシングに人一倍興味を持つようになっていた。
プロレスと違いショウ的要素は全く無く、真剣勝負そのもである。
 若い頃はTVの前で独り言と不随意の動きで妻が吃驚していた。
最近、民間放送局は殆どボクシング放送をしない。
日本選手の世界タイトルマッチでさえしないときがある。
 3年ほど前にWOWOWと契約したが、世界の一流タイトルマッチを、1週間に一回全て放送してくれる、待ち遠し限りである。
まーそれほどボクシング好きということかな。
最近は妻も一緒にボクシングのビデオを見ることがある。
 元ボクサーの方々がTVのお笑い番組で、少し「おばか」キャラを出して笑われているが本当に残念である。
彼らがチャンプになるまでの血の滲むような努力と苦労、維持するための自己犠牲を考えると司会者はもう少し思いやりを持って欲しい。
 解説者の話では、今年中にもう一度「パックマン」の夢のエキサイト・マッチが見れそうである。大いに期待したい。


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by 1944tourist2004jp | 2009-05-03 17:33 | 雑感 | Comments(0)

「天下り」

 「初老学事始」とは若干違うが、私の職歴の中での感想を寸足らずで書いてみたい。
 卒後、大手製薬メーカーに勤めた後、一民間会社を経て農業団体で定年を迎えた。
その農業団体は国庫補助の下に運営されているため、常に会計検査を受けるし、地方公共団体とも非常に縁が深い。そして定年後、縁があって数年間公益法人で働くことになった。
 官僚の「天下り」がマスコミで色々取り上げられ非難の的になっているが、地方公共団体職員の「天下り」も全く同列である。
地位に拘わらず何らかの席が用意されており、少なくとも3年間は弁当(県費)を持ってやってくる。
47都道府県で、国の数兆円に匹敵する程ないかも知れないが、相当な金額が出費されているはずである。
 勿論、その人事はそれぞれの公共団体が握っている。国の組織と全く同じである。
天下る先は国庫・県費補助が出ている公益法人であるが、当然ながら役員・管理職のポストに下ってくる。
業務運営の99%はプロパーの職員の方々が片付けているが、枢要なポストには決してつけない仕組みに成っている。
本当に可哀想である。
 天下ってくる彼らは能力も人間性もまちまちであるが、仕事の内容を考えると「天下り」が居なくても、健全運営は十二分に可能である。
国庫・県費(税金)補助の下に運営されているので、行政の検査・監査等は当然必要であるが、数人居る監事と理事のポストに行政からそれぞれ一人入っておれば十分である。
 地方の財政が逼迫する中、箱物(天下り先)を作り、公務員は人知れず優遇されているのである。
そして最終的には「行政サービスの低下に成っている面もある」という問題提起である。
 最後に一番不幸なことは、公務員がこの事実を当然と思っていることでる。
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by 1944tourist2004jp | 2009-04-21 09:36 | 雑感 | Comments(0)

「イチロー選手おめでとう!」

 張本さんに並ぶ日本選手最多安打3、085本おめでとう。
 大リーグ年間最多安打262本も、未明に目をこすりながらTV観戦したが、今回の満塁ホームランも実況中継で見ることができた。
「素晴しい!」の一言だ。
 ファンは異常に興奮しているが、本人は淡々と臨み、そしてあっけなく達成しているように傍目には見えた。
 とある高名な学者が仏教の本で、「今の日本人で一番自己抑制・自己統制ができているのはイチローだ」と書いていたが、まさに仏の教えを実践している修行僧そのものである。
 過去の実績や言動からすれば押しつぶされそうなWBCでの不振、凡人ならプレッシャーに押しつぶされて重度の胃潰瘍で胃に穴が開いたかも知れないが、彼は表面的には何事も無いように最終戦(第1回大会に続き、予選のマウンドに国旗を立てた、スポーツマンシップに泥を塗る国)で活躍して大リーグに戻って行った。
 しかし彼も人の子、軽度の胃潰瘍を発症し開幕8試合休場することになった。
 ピート・ローズの記録(4、256安打)に並ぶことができれば、その頃は菩薩に近づいているかも知れない。
 人間である以上限界があり、突然の出来事があるような気もするが、意識せずに40歳くらいまでは毎試合出場できる現役として頑張って欲しい。
 
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by 1944tourist2004jp | 2009-04-16 22:07 | 雑感 | Comments(0)