カテゴリ:家庭菜園( 92 )

「大型台風16号」

f0201348_1050107.jpg 台風に備えるため雨の中に畑へとハンドルを切る。
早稲の”ゆめつくし”がパッチワークのように刈り取られた田園地帯に人影は全くない。手広く栽培している菜園仲間は小屋を持っているので取り立てて農具類を片付ける必要はないが、私は農作業の器具類を畑の隅に雑然と山積みしているので台風で散乱する可能性がある。
先日、隣の圃場から頂いた稲わらの束を南西に一まとめにして、農具類や堆肥袋と一緒に防虫ネットを二重に掛けペグで抑える。誇りすぎたゴーヤとナタマメのネットは今更如何ともし難く放置する。

f0201348_1101727.jpg 五島列島沖を通過するとの予報で、通過後の吹き戻しもあるので家の周りを片付け室外機等を紐で縛って寝床に就いたが、意外や意外夜半からの暴風雨はさほどでもなく、被害どころか僅かに梢が散乱している朝であった。
午後から買い物に出かけると、広い駐車場に留められた乗用車群が数回にわたり揺れ動いたのを見て、やっと朝鮮半島上陸後の吹き返しを実感する。



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f0201348_8212152.jpg そして翌朝、食後に畑へ出かけると収穫前の稲穂は倒伏もなく、中に佇む数枚の菜園も一昨日と何ら変わりはない。大型台風後の田園と思えないほどにいつもの整然さを保っている。
我が菜園は鈍色の空の下に風のなすがままに大きく揺れるキバナコスモス。一昨年来、咲くままに放置していので種が菜園の何処彼処に飛散して、緑濃き夏野菜の中に鮮やかなオレンジの彩りを添えている。また、コラボするようにすっくと伸びた茎の上部に咲く玲瓏で清楚なオクラの花、サトイモとヤーコンに纏わり付き真っ赤に咲いているルコーソウの可憐な花、管理が悪く夏野菜の貧弱さがあるからこそ美しい菜園である。

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f0201348_1111477.jpgそして、案の定と言うかゴーヤとナタマメのネットが半分なぎ倒されていた。ネットを簡易補修し、冬野菜(ニンジン、カブ、ミズナ、ホウレンソウ、コマツナ、チンゲンサイ、シュンギク)の種を播くと午後1時、久し振りに3時間の農作業をするが、陽射しのない涼風にいつもの疲れを感じない。


 残すところ2日となったお袋の誕生日であるが、今日は陽圧式人工呼吸器を外し気管切開に移る。


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by 1944tourist2004jp | 2012-09-19 10:51 | 家庭菜園 | Comments(0)

「菜園仲間が一人増えた」

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 やがて処暑、朝夕に心地良い涼風が風鈴を揺らし、直に虫の声が聞こえ出す季節となる。が、まだ日中の陽射しは焼けつくように強く、日向に出ただけで体中から汗が絶え間なくじっとりと滲み出して来る。

f0201348_14571644.jpg 子供達の夏休みも残り10日。時の進むのが遅かった子供の頃でも夏休みは別格で、あっという間に過ぎ宿題に慌てだすのが処暑の頃であった。

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 先のブログで加齢に沿って時の流れが速くなる話題に触れたが、それから数日後新聞に同様の記事が掲載されていた。
「年を取るほど時間の経過が早く感じられるという感覚は50年以上も前から議論されてきたテーマで、この不思議な感覚は、全国…いや全世界に共通するものなのだ」。


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そして、dojyou38さんの私へのコメントにもあったが、現時点で有力なのは次のような説だという。
「歳を重ねるごとに身体機能や脳機能は“過去の記憶”の量によって社会環境や人間関係などに多くの変化を引き起こし、これらの要因が複雑に影響し主観的な時間の感覚を変化させると考えられている。例えば、加齢にともなって身体機能や脳機能が低下すると、どうしても一つ一つの判断や行動にかかる時間が長くなってしまう。そうすると、1日の仕事量や行動量が減り相対的に1日が短く感じられるようになる」。
しかし、残念ながら加齢に伴う短縮程度についての考察は無かった。長い人生の中で資質や経験に大きな個人差があり、単純に数式化できないのかも知れない。

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 8月に入って、炎暑に山から遠ざかり、ロンドン五輪に現を抜かし、草刈りや畦起こしをせずに収穫ばかりしている間、雑草は雨と陽射しに心行くまで繁茂し、荒地と見紛うばかりの菜園になり果てていた。現実は見て見ない振りをしていただけである。
草叢にすっくと伸びたオクラ、大葉のサトイモ、そして万緑に赤紫蘇がやっと畑であることを主張している。

f0201348_8381615.jpg 盆前のある日、収穫へ行くとセイタカアワダチソウやススキに覆われていた3畝ほどの休耕田が綺麗に刈り払われ、道路から管理の行き届かない我が菜園が恥ずかしいほどに丸見えとなっている。
「草刈り機が入っているので農家の方だろう」と思っていると、地主であるSDの友人が隣町の人が家庭菜園の為に借りに来たと言う。

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 後日、陽が欠けた頃に畑へ行くと、その畑で2人の男性が頭を突き合わせている。
お互いに長靴に作業着姿で挨拶を交わす。彼は“雑草は払ったものの大型の耕運機は入れないし、手押しの耕運機では深くて太い根っ子に敵いそうにも無いしと困り果て、農業をしている兄さんに相談を持ち掛けているところであった。


f0201348_1515977.jpg 7月の早期退職で家庭菜園を始めることにしたらしい。
私達は春ジャガ植え付けに、5年前の真冬に1ヵ月ほどかけて休耕田にスコップと鍬を入れたが、彼は暑い盛りの開墾である。私より10歳若いとはいえ、1人で3畝とは並大抵の根気では出来ない。
お近づきの印にゴーヤなどの収穫物を手渡し、麦わら帽子で鍬を振るう彼に「頑張って下さい」と一言添えて先に引き上げる。既に7時半を回っていた。
 風呂上がりに待っていたのはビールでなく、久しく口にしなかった”かき氷”であった。


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by 1944tourist2004jp | 2012-08-20 15:11 | 家庭菜園 | Comments(2)

「勘違い登山に続いて物忘れ菜園」

 畑に宿題を残しながらも晴れの予報に山登りも考えていたが、午後からの囲碁本因坊戦のTV中継にいささか逡巡する。そして、黄砂予報も重なり仕方なく午前11時から畑へと出かける。

f0201348_1929539.jpg 煙霧のような空を見ながら昼休み時間帯の田園に、畔伝いに我が菜園へ下りて行くと、何処からか音楽が聞こえて来る。何事かと思っていると添え木に携帯ラジオがぶら下がっている。これで二度目である。
1回目は下の菜園仲間が預かっていてくれていたが、今回は2昼夜ぶっ通しで、虫やカエルに日本放送協会のラジオ番組を延々と聞かせていたことになる。
家畜やハウス野菜に音楽を聞かせて成長を促すという話を聞いたことはあるが、NHKのお堅い番組では期待できそうにもない。
山開き“勘違い登山”に続いて“物忘れ菜園”である。一歩ずつ踏み入れている。

f0201348_19295577.jpg SDが豆類の収穫やジャガイモの土寄せをしている間、私は先ずゴボウの残りを収穫し、ラッカセイとカボチャの畝造りと堆肥入れ、そして二人でゴーヤ等の残りのネットを張り等に昼抜きで3時までかかる。
これで畑も一段落、あとは水遣りとサトイモの畝造りを残すのみである。

(ガレージ上に這うキウイの蕾と花、今年も100個程度の収穫が楽しみである。近日中に授粉しなければならない)
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 シャワーを浴びた後に遅めの昼食、そして4時から第67期本因坊戦第1局2日目の実況中継に見入る。
井山祐太天元の山下道吾本因坊への挑戦手合いである。
放送が始まって数手進んだ後、山下本因坊の突然の投了。それから片岡九段と中島美絵子アマの解説が2時間弱に及ぶ。

f0201348_19431317.jpg 一昨年、羽根本因坊に山下天元が挑戦した第65期。第2局が久留米市であったので見に行ったのが、解説会場には小林覚九段が招待されていた。解説会終了後、私の好きな棋士の一人でもあるので「良かったら写真を一緒にお願いできますか?」と声を掛けると、TVで聞き慣れた柔和な声で「いいですよ!」と快諾して頂き一生の記念を得ることができた。今でも自慢の一つである。
 今回の挑戦手合い、第65期と同じ天元が挑戦者となっているところから占うと、国際棋戦で日本のホープとなっている井山祐太新本因坊が生まれるかも知れない。

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by 1944tourist2004jp | 2012-05-16 19:47 | 家庭菜園 | Comments(0)

「母の日の頃の菜園」

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 例年、この季節から雑草との戦いが始まる。

f0201348_22355196.jpg僅か4・50坪程度の菜園ながら、機械に頼らず全てを人手でまかなっている私達にとって、草刈りは果てしなく重労働である。

             (今年は収穫が期待できそうなズッキーニ)
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 只でさえ管理の行き届かない素人夫婦の菜園、仲間の8割程度の実りから、虫に鳥に四足にと収穫の1/4を差し上げている。
その上、昨年は余りにも雑草を放置し過ぎて、夏野菜の葉にナメクジやアブラムシが集って散々であった。 

                     (誇るように自生したボリジが種を持ち始めた)
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f0201348_22462146.jpg 今年は近傍の畑にも迷惑を掛ける訳にいかないと、4月下旬から頑張って鎌をふるっている。
1日2時間程度の労働を3日もすれば、畝間や周囲の雑草はほぼ刈り取ることができるが、10月までは月に2回程度は強い紫外線を受けながら頑張らなければならない。


f0201348_22471037.jpg 防虫ネットを持ち上げるように成長した夏野菜の苗、雨に傷むこともないだろうとネットをはずし高い添え木に替え、蔓物のキューリ、ゴーヤ、ナタマメにはネット張る。



                      (春ジャガ:キタアカリの花)




f0201348_22441527.jpg 母の日に娘達から花が送られて来る。しかし、息子からは何の音沙汰もない。男は分かっていても中々実行が伴わない。親子して私も同じである。
デイケアーの無い日には、時々SDが昼食を作って二人で出掛けてお袋と一緒に過ごしているので、母の日といって改めて何かをする必要は無いと思っていたが、SDはお袋の為に朝から黙して料理に励んでいる。口には出さないが感謝はしている。
 ついでながら、7・8本の苗で、日々レジ袋の半分程度収穫のあるキヌサヤとスナックエンドウ、レタス、そして初めて植えたゴボウ、時期を遅くして定植したので出来が悪く小玉ばかりの早生タマネギもお土産にする。  
 3時間ほど元気なお袋を前に兄弟達と実家で寛いだ後、野菜のお裾分けを持ち30分ほど走って娘宅に孫達の顔を見に行く。

                                                              (ジャガイモの葉の上で雨をじっと待つ青ガエル)f0201348_22501133.jpg
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by 1944tourist2004jp | 2012-05-14 23:02 | 家庭菜園 | Comments(8)

「久し振りの3時間農作業」

f0201348_22504775.jpg 眠っているように静寂の広がる冬の田園。
大型耕運機の振動や音もなく、彩りの無い葉野菜や根ものに小賢しいカラスも寄って来ない。
 閑散とした中に二人、三人と家庭菜園の男達が忙しそうに立ち回っている。冬野菜の手入れ、自家堆肥の世話、ジャガイモの畝造り、そして最後には無農薬野菜の収穫が待っている。

f0201348_22525346.jpg 私達もその一員に在って、SDが野菜の手入れと収穫する中、私は3月初めに定植を予定している春ジャガの畝造りを急ピッチで仕上げていく。1月来冬野菜の収穫後に畝お越しをしていたが、続く雨に流土となり畝間は浅く、畦高は極端に平たく成っている。

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ラジオ放送を聞きながら、時々飴玉を頬張り14mほどの2畦に鍬を入れ、石灰と完熟堆肥を撒き盛り土していく。
一心不乱の農作業に最後は息が上ってしまった。

f0201348_22541083.jpg 今年も種イモはメイクウィーン2kg、キタアカリ2kg、そしてアンデス1kg。
今日で昨年より少し早めの定植準備が整った。

今晩は収穫したホーレンソウ、ミズナ、ブロッコリーが添えられた夕食となった。

 先日大型ショッピングセンターに行ったところ、増える高年齢層と健康志向を反映したコーナーが設けられていた。
本や食品と並んで血管年齢の測定器具が置かれている。TVでは幾度か血管年齢に関する番組を観ていたが、身近に考えたことはなかった。

f0201348_2256516.jpg 指先での測定にどれほどの信憑性があるのか疑問を感じながらも初めて体験する血管年齢。
酔漢の私は22歳も若い45歳、そして食事も腹八分目にしてほど良いアルコールとNHKの健康体操を欠かさないSDは60歳。

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 老いた時の健康維持も貯蓄の一つと思い、アルコール分量の過ぎる分35歳で煙草も止め、SDの好みにより少し値段は張るが可能な限りオーガニックの食事をする為にグリーンコープを利用してきた。
それと完全に引退して、月に3・4回の山登りとウオーキングに精を出しているお陰かも知れないが、SDの推定年齢を考えると指先での測定は誤差があるとしか思えない。
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by 1944tourist2004jp | 2012-02-27 23:14 | 家庭菜園 | Comments(2)

「休む暇をくれない畑」

f0201348_18564297.jpg 「大雪、朝夕には池や川に氷を見て、山々は雪の衣を纏って大地に霜柱を踏む冬景色」と、紹介されているが今では源氏物語に想像するような季節感である。

 温暖な九州でも、私が子供の頃にはほぼ経験したような自然現象が今は無い。病んだ21世紀の地球は無表情である。
40数億年の温暖期と氷河期の周期的現象なのか、人類という好気性菌の大繁殖が病因なのか。
病気と寿命が100%遺伝的体質と生活環境に起因するとすれば、地球の温暖化もCO2が全てでは無いのかも知れない。
仏の教えによると、密度の差こそあれ人体も大気も地球も宇宙も一体だそうである。


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f0201348_18593218.jpg 腰に持病を持っていないが、ここ数日思い当たる節の無い突然の腰痛に気が滅入っている。
歩く分に支障は無いが,立つ時は腰をぐいーっと伸ばさなければ痛みが走る。
中腰で作業する畝造りによる筋肉痛の延長なのか、旧職域の親しい仲間と一献傾けた時なのか、はたまた12月に入っての炬燵暮らしによるだらしない姿勢のせいなのか全く分からない。

 ウォーキングとかスクワット等で肢の筋肉はそれなりに維持しているが、山行中に身体の支点となる腰に異常を来すと大いに問題がある。
温湿布が良いのか、冷湿布が良いのか判らないが自家治療を試している。

f0201348_19105420.jpg 昨日は自家苗のキヌサヤとスナックエンドウの定植、菜園仲間に頂いたヤーコンを株分けして一畦に分植。

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そして、種苗店には10日引取りの予約をしているタマネギの定植が待っている。
狭い菜園では連作を避けるとしても精々1・2年である。ベト病に浸食された畝の隣を利用しなければならない。
太陽光や空気で土壌消毒しなければならないと、半月以上かけて耕している。休む暇をくれない畑である。
 明日は孫の家に、明後日は白寿を迎えようとしているお袋の所へ冬野菜持って行ってやりたい。と、腰痛にめげず頑張っている。

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by 1944tourist2004jp | 2011-12-07 19:14 | 家庭菜園 | Comments(5)

「ヤーコン」

f0201348_19314839.jpg ヤーコン、私にとって初対面の芋である。
タマネギの畝に黒マルチを張っていると、お隣さんが「芋を掘るけど上げましょうか」と声を掛けてくれる。
収穫時にお裾分けをする中であるが、今回は黒枝豆のお返しなのかも知れない。間髪を入れずに「頂きます」と直ぐ下の圃場へとついて行く。
 1mほどに繁った大葉は霜にやられ少し枯れかかっている。お隣さんは「オリゴ糖が多く含まれている芋らしいですよ!」と話しながら、芋らしくないやや硬めの筒状の茎を刈り払い、深くスコップを入れる。サトイモを掘る要領で深さは30cm以上あるだろう。
蓮根を少し小振りにした様な塊根が種イモから派生してくっつき合っている。
加工品としてお店に出ているらしくSDは名前だけは知っているようで、早速と料理の仕方を習っている。


f0201348_19383763.jpg ウィキペディアによると、南米アンデス山脈原産のキク科の多年草で、塊根は貯蔵栄養素としてのデンプンではなくフラクトオリゴ糖を大量に蓄積し、収穫後1~2ヶ月の保存によって分解してオリゴ糖となり甘みが増して来るらしい。生で食べると、かすかにポリフェノールに起因する渋みを感じるものの、甘くしゃきしゃきとしてナシの果実に近い食感があり生食もされているとのことである。
 食用としての伝統の浅い日本では、食材そのものより豊富に含まれるフラクトオリゴ糖が乳酸菌の増殖に寄与すること、プロバイオティクスの整腸作用、不明ながら血糖値抑制効果などの健康に対する効果が注目され、一種の機能性食品と扱われる傾向にあると紹介されている。


f0201348_1952441.jpg 昨日に続き今日も午前中から畑での勤労作業。
キヌサヤやスナックエンドウの畝の整理、冬野菜の間引き、そして春ジャガの収穫し忘れ秋ジャガを収穫した後、曇天に模糊とした山並みを背景に田園と接する雑木林の紅葉に混じりたく、泥まみれの作業着に長靴のまま300mほどの距離にカメラを抱えて小さな紅葉狩りである。

f0201348_19523977.jpg 農道沿いに地味にして僅か200m程と短く、誰も振り向いてくれそうにない見頃の彩りと揺落を楽しんでいると、道沿いに菜園をしている男性が車でやって来る。

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f0201348_19573095.jpg 指呼の間にある菜園仲間として当然のことのように話しかけると、私と同じリタイヤ―組である。

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f0201348_19593220.jpg 栽培している野菜を傍らに色々と話しを伺っていると、私のお隣さんを師匠と仰ぎ、遠目に私達のぐうたら菜園もご存じだった。
 虫食いだらけの白菜に悔むこと無く、「無農薬でしているので仕方ないですね」と無頓着な気配である。
私達が栽培していない蕗、生姜、ラッキョウなど栽培野菜も豊富である。そして、昨日初めて目にしたヤーコンも繁っている。
黄色い花に「写真宜しいですか」と畦を回り込むと、師匠にも種イモをお裾分けしたとのことで、色々と勉強しているのか野菜同様豊かな栽培知識の持ち主であった。


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 30分ほど嬉しい菜園談義の後、昼食予定を変更して新しい仲間に頂いたヤーコンの種イモ3株を植えるため畑へと戻って行く。


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by 1944tourist2004jp | 2011-12-01 20:14 | 家庭菜園 | Comments(2)

「立冬の菜園」

f0201348_16151913.jpg “立冬”について見ると、「この日から立春の前日までが冬。日は短くなり時雨が降る季節。北国や高山からは初雪の知らせも届き、関東では空っ風が吹く頃」と紹介している。

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 暦を捲る毎に寒さが増してくる筈であるが、今年の日本列島は数十年振りの25℃超えで話題になっている。

f0201348_16265071.jpg ガレージの上に這っているキウイは、季節を忘れずにきちんと大葉を落とし、熟す一歩手前の実を撓に付けている。
今月末から12月にかけて、毎朝のヨーグルトの上に透き通ったグリーンの実が3切れ4切れと添えられてくるだろう。

               (ニンニクの発芽は早い、1週間もかかっていない)
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しかし、玄関先には暖かさに呼び戻されたかのように、10月末に淡いピンクと真紅のハイビスカスが咲いていた。

f0201348_1647424.jpgまた、夏の名残りが他にも残る我が家。
部屋にはコードが折り畳まれ片付けを待っている扇風機。そして、半袖で出かける私。
本の返却日となっている図書館からSSに寄って灯油を二缶入れて帰る。勿論ストーブ用いでなく給湯器用である。7月上旬に満タンにして、4カ月間一度も補給していない。
今年の夏は湯船に浸かることもあるが、シャワー利用も多かったし、今でも畑仕事の後はシャワーで間に合っている。


 この暖かさはどうしたことかと、昨年の今頃は、そして一昨年の今頃はとブログを開いてみる。
 紅葉狩りの山登りや景勝地巡りの合間に、昨年は“九響の「音楽日和」の後、少々飲み過ぎて山登りの計画が中止となり、キバナコスモスとイソギクの咲く畑で小春日和に汗を掻く”と書いてある。

                        (昨年同時期の畑)
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 そして一昨年は“タマネギについて“ 間隔を開け過ぎると玉が大きくなり過ぎて保存が効かないと云われていたのでやや狭く10cm間隔で定植する。
ジャガイモ同様、管理が簡単で重宝な野菜であるが、我が家では保存が難しいので子供達や親戚にお裾分けをする。
 黒豆はそろそろ葉が色づき、殻越しに黒が浮き出して見える。収穫はもう直である。
一方他の野菜は?冬野菜も順調に育って、玉にならないレタス類は二人分の食事に添えるほどになっているし、時期遅れで播種した野菜類も間もなく間引きの時期に入ってくる”

                                         (一昨年11月上旬の畑)


 いずれにして年々歳々相似たりで、福岡に立冬の気配は感じなかったようだ。
そして、「炬燵でもどうだろうか」と口の端に上がる気配も無い。
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by 1944tourist2004jp | 2011-11-04 17:11 | 家庭菜園 | Comments(2)

「快晴に畑仕事」

f0201348_151846100.jpg 目覚まし時計に起こされ、窓を開け広げると清秋がやけに眩い。
ザック他、昨夜のうちに紅葉登山の準備を万端整えていたが、軽い頭痛に意欲が頓挫し「今日の山登りは中止する」と惰眠に入る。
 昨夕、同じ町内に住む友人から「久し振りに飲みましょうか」と携帯が鳴る。
明日は山登りの予定だが、少々なら大丈夫だろうと、酔漢として名に恥じぬよう甘受する。
年金生活者は居酒屋を常とするが、「偶には和食コースで飲みましょう」とのことで、次々と出されて来る料理にいつしか焼酎のボトルが空になる。
星空に気分が高揚して二駅区間を歩く。堂々巡りの話をする酔人達にとって4km強の距離は短い。


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      (珍しく縦にできた雲)
 朝一番、バナナとゴーヤに豆乳と牛乳を加えたジュースを飲み、朝食のパンとスープを食べると、頭もすっきりとして1日の予定を改めて考える余裕が出てくる。
しかし、時遅く山登りは無理である。


f0201348_15252025.jpg 明日の山日和を期待して、「今日1日、頑張って畦起こしに励もう」。
私達にしては珍しく4日連続の午前様出勤である。サツマイモの収穫、冬野菜の間引き、ブロッコリーの植え付け、冬野菜の時間差播種、畦起こしと忙しい。

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f0201348_15265785.jpg  下の段の菜園仲間が防虫ネットの中の芽吹きを見ながら、「順調に出ていますね、何を植えてるんですか」と声を掛けて来る。
5歳ほど年長の彼は私達の3・4倍の休耕田を借りて栽培している。
耕運機や草刈り機を持っているとはいえ、真夏も朝晩一人で黙々と頑張っている。
2度ほど畑で奥さんにお会いしたが「“私は初めから手伝いませんよ!”と断言していましたから」と、けんもほろろの言葉を思い出す。
 彼の所に時々街人が訪ねてくるので、無農薬野菜として販売しているのかも知れない。
今尚、隔日で収穫できるピーマンとナスを見ながら「こちらも長持ちしていますね」と上手の人が褒めてくれる。特段の手入れをやっていないので、「マルチと夏の水遣りのお蔭でしょうか」と、面映ゆい気持ちで返答に窮する。
お互いにお裾分けをするが、「ビールのお摘みに美味しい黒枝豆どうですか」と言うと、「じゃー、2本ほど貰っていきます」と屈託がない。

f0201348_15294425.jpg 起こした15m×1.2mの畝に石灰と完熟堆肥を一緒に梳き込み、今日1日の肉体労働は終わりである。
根気と丁寧さを要する野菜の間引きが長引いているので、横の休耕田に咲き誇っているセイタカアワダチソウの残りを刈って行く。
収穫の終わった殺風景な田園に黄金色の群生は遠目に秋を感じさせる風景であるが、横で畑仕事する私にとっては悩みの種である。
 帰りにSDはキバナコスモスと冬場の管理の為に地植えのボリジを鉢に移し持ち帰る。

これだけ働けば明日の好天だろう。
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by 1944tourist2004jp | 2011-10-27 15:33 | 家庭菜園 | Comments(2)

「畑の花」

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 田園は穂波もきれいに刈り払われ、遠望の山々が錦秋へと直走る寒露。
続いた好天に冬野菜の筋蒔きは一直線に双葉が揃っている。瑞々しい葉は如何にも鳥の好餌であり、日に日に拡がる葉は柔らかく幼虫の食事の場となる。

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 下り坂の天気予報に午前中より畑に出る。
夕方の畑と違い、野菜と野草の花は生き生きとして陽光に艶っぽく咲いている。


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 葉も虫食い状態で実りも少なくなって来たオクラの花、意外にも今年一番の咲きっぷりを見せている。


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f0201348_22234345.jpg 冬野菜の3畦に防虫ネットを張り、未だ青々としているサツマイモの試し掘りをする。
期待を込めて遠目にスコップを入れた積りが、赤芋を二分する。
1週間後には”イモムシ”のような蒸かし芋が間食として出てくるだろう。

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 タマネギ用の畦を起こした後、上の休耕田に一斉に咲き誇っているセイタカアワダチソウの穂先を鎌で切って行く。
年中鼻炎に悩まされている私にとって最大の敵である。
基盤整備の遅れている休耕田は、土地が痩せセイタカアワダチソウと萱に占領され、水が入っている時期には毒々しいピンクのジャンボタニシの卵が身震いするように転がっている。

 山登りが4年目の初心者なら家庭菜園も5年目の全くの素人。
年金生活の行動範囲は年と伴に縮んで幼少化していく。
物忘れだけが得意分野となりつつある昨今、年々歳々同じ段取りでする野菜作りをブログに掲載していると、前年を参考にしながら定植したり、改善したりと大いに助かる。


f0201348_222758.jpg 今朝一番にお茶を飲もうとして割った湯のみ。
これは自分で初めて陶土を捏ねて焼いたもので少々残念である。
しかし、今日身の回りに何事も無かったので良しとしよう。

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 今頃、dojyou38さんのパーティーは石鎚山でご来光を拝んで思う存分に岩峰を楽しみ、下山後賑やかに山を話題に飲み、今頃は床に入って寝息を立てているいることだろう。
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by 1944tourist2004jp | 2011-10-13 22:35 | 家庭菜園 | Comments(4)