「春ジャガの芽かき」

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 カーテンの隙間から差し込む一条の光、明け放すと蒼穹に溢れんばかりの陽光。朝一番の仕事はインコのケージの掃除であるが、外に出ると道路やお隣の屋根は濡れ、郵便受けの朝刊はビニール袋に入っていた。
朝食後、炬燵で寛いでいると突然の落雷の轟音、あっという間に窓外に雲が張り出し、通り雨のようにぱらぱら落ちてくる。そして、それも束の間、雨は上がり青空がまた広がって行く。

午後からも、春入一番らしき強風を挿むように雨と青空が断続的に繰り返す。何とも分けの判り辛い空模様である。炬燵を挟んで「昨日のうちに畑仕事を済ましてて良かったな!」と納得する。



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 昨日の4月1日は、午後から近傍の酒造の”蔵開き”に行きたく、午前中から忙しく野良仕事に出掛ける。

今年はアンデスとキタアカリを1月25日に、そしてメークィーンを2月5日と超早期に温室栽培風に植え付けをしていたので発芽も成長速度も早く、”芽かき”の時期が予想外に遅れ、初めてマルチとネットの二重トンネルを開ける。

アンデスとキタアカリはホクホクとした畦土に気持ち良く育ち、トンネルに首を垂れるほど成長しきっているが、僅か10日違いのメークィーンはその半分にも満たない。品種の違いかも知れない。

 私は畝端に豊かに繁った雑草刈り、繊細な芽カキはSDと分担作業をする。余りの成長の良さに「芽かきするのが可愛そう!」と言うほどに青々と伸びきっている。思いっきり広く成長した葉や背丈に比べ、今にもポキッと折れそうなほどひ弱でもやしの様に瑞々しい茎、がさつな私も雑草取りを慎重にしなければならない。

正に温室育ちのアンデス達である。

反して、10日遅れのメークィーンは芽かきに適度な成長具合であるが、種芋がやや小さく切り分けていない分、発芽の数も多く1芋で4・5本は芽カキする。

土寄せを存分にした後、青空と田園の微風を楽しんで貰うべくトンネルは開きっ放しにして2時間の作業を終えて帰る。




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 昼食と午後のワイドショーを見た後、いつものウオーキングコースの途次にある酒造へと出かける。行き交う数組の夫婦とは、お互いに“帰りですね!、今からですか”と、暗黙の会話をするように黙礼する。

 庭や倉庫を即席居酒屋風にして、枡酒や即売の肴を挟んで和やかな団欒で満席状態になっている。私達も枡酒をと思い尋ねてみると、「ご覧のように樽が空になりましたので、明日お越しください」と言われ、仕方なく試飲を数杯して7km程度のウオーキングコースに戻る。

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 春霞も無く遠望する稜線は線で引いたような輪郭を見せ、農面道路沿いの土手の”ナノハナ”と”土筆”に春の陽を感じる。いつもの速歩に戻ると、数日前に仲良く用水路で水浴びしていたカモの夫婦を見かける。


 帰って来ると息子と孫が玄関先で待っていた。私は畑に戻り、ジャガイモが蒸れない程度にトンネルを復元して帰って来る。




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 孫達3人を1週間ほど代わる代わるに預かっている最中、28日には自衛隊駐屯地のモニター報告会議と幹部の方々との会食を最後に完了。また、平成27・8年度と2年間地区から選出されていた防犯部会活動からも解放され、4月1日からは全くフリーの日々となる。



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by 1944tourist2004jp | 2017-04-02 17:15 | 家庭菜園 | Comments(0)


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