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「自由絵日記に山登りを」(2)

「自由絵日記に山登りを」(2)_f0201348_13122837.jpg 今朝は炎天下に一汗、2人を連れて畦の散水と収穫。
雑草は一面我が物顔に伸び放題。ゴーヤは黄色に、オクラは太くなり過ぎ、畝はマルチをした上に苗の周囲を枯草で覆っているのでさほどでもないが、水を欲しがるカラーピーマンは相当に干からびていた。「自由絵日記に山登りを」(2)_f0201348_13134452.jpg









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 駐車場は2/3ほど埋まっている。
いつもなら老成達に占領されているが、流石に夏休みとあって小さな子供連れも目に付く。
先ずは、竈炊きのご飯と同じで最初は歩調をできるだけ遅くすること。そして、決して急がず足元に用心すること、30分間隔で補水休憩を取ることを言い含める。
その上、安直で気忙しい己へ、もしものことがあれば無理せず引き返すことを言い聞かせる。


「自由絵日記に山登りを」(2)_f0201348_1332224.jpg 8時10分牧ノ戸峠に到着し、半に登山口に就く。計画は12時に山頂でお昼をして、15時に戻って来ること。
 M&Rに「まだ~?とか、あとどのくらい?」とか聞かないことを約束させる。足取りには一貫して問題はないが、初めての長距離登山で心理的なものか、腰が痛いだの足が痛いだのと若干の不満を呟きながら、SDに交互に手を引かれて歩を進める。
 最初の展望台から眺望する由布岳は全く見えず、沓掛山からの阿蘇五岳も高岳が雲海にやっと顔を見せる程度で、目的の山頂は全く見えない。
然程に遠望の利かない尾根沿いの退屈な道に、山歩きの注意をしながら淡々と歩いて行く二人。
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 扇ヶ鼻の分岐点で2度目の休息をする。しかし、止まると汗が寒さを呼び、二人とも「もっと!」とは言わず5分程度で歩き出してくれる。
そして3度目の休息は久住山を真正面に拝む平坦な西千里ヶ浜沿いの山路。子供達に先導させるとペースが速くなる。
そして、星生崎直下のゴロ石のアップダウンを一気越え、10時30分に避難小屋に出る。

「自由絵日記に山登りを」(2)_f0201348_13243720.jpg 山頂までに一度休息する予定であったが、ひょんなことから山頂まで休まずに登り詰めることになる。Mちゃんが「Rちゃんは2回も先頭を行っているのに自分は1回も無い!」と涙ながらに訴えたからである。

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それで、Mちゃんを先頭に立てると、RちゃんやSDのペースも考えず黙々とゴロ石の道を登って行く。途中、1回足を止めるが、私が「一番乗りするんじゃないのか」と声で後押しすると、大きな石に手を使いながら息を弾ませぐいぐいと山頂に迫る。
そして、登り始めて2時間45分の11時15分に山頂標識を抱いたMちゃん。
数分遅れでRちゃんとSDが到達。他の邪魔にならないようにと北壁に近い方で二人はお握りを頬張る。「自由絵日記に山登りを」(2)_f0201348_13282225.jpg

 SDは途中お腹がすくだろうからと用意していた味パンを車に忘れ、私は二人が喜ぶだろうと、一昨日より凍らせていたゼリーを家に忘れる。何とも始末に負えないおじいちゃん&おばあちゃんである。「自由絵日記に山登りを」(2)_f0201348_13284135.jpg
by 1944tourist2004jp | 2016-08-18 13:33 | 山登り


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