「冬野菜の準備」

f0201348_1295447.jpg 2反ほどの休耕田に10区画ほど並ぶ家庭菜園。
それぞれ精励恪勤の跡が伺えるように雑草は払われ、冬野菜の準備へと畦作りも捗っている。
 その中にあって我が60坪ほどの畑は、雑種地の様相で草が繁茂し、その中で僅かにピーマン、ナス、オクラが旬を終えるが如くメタボの実りは無く嫋々としている。
炎暑に嫌気がさして、そして前期高齢者を言い訳にして、1ヵ月半ほど放置した結果である。お隣さんからお裾分け頂く時に、「収穫ばかりしないでもう少し可愛がっては・・・」と、笑顔の挨拶を受ける。

f0201348_121288.jpg

(6月の畑の姿)


                       (9月14日の姿)


 ほぼ欠かさず見ている“サイエンスZERO”であるが、9月13日は「オートファジー とは?」であった。名前は出ていなかったが番組表を見開いた転瞬、これは小・中・高同窓の彼だと確信し録画予約をする。
彼は分子生物学の権威で、3年ほど前から彼の研究は世界的な論文被引用のトップの一人に在り、この分野でノーベル賞候補に挙がっていた人間である。

f0201348_12135290.jpg 一昨年10月の「秋の気配」で 、“彼にとって私は完全に忘却の人であろうが、私にとっては慶賀に堪えない。地位も名誉も金も無い私にとって唯一自慢できることかも知れない。発表の10月7日が非常に待ち遠しい。” と触れている。
 その時のブログにも少し触れたが、小学校時代から柔和にして分け隔てなく遊ぶ仲間であったが、精神年齢には格段の違いがあり、凛として侵し難い存在であった。

f0201348_21523750.jpg
特にがり勉でもなかったように思うが、成績も秀逸でお定まりの東大へ一直線。その後、その存在を全く垣間見ることは無かったが、数年前に分子生物学の権威とメディアに紹介されて「やはりそうだったか!」との思いを持ったものである。

f0201348_12172397.jpg 2年前に高校の同窓会新聞で彼の講演があることを知って学校に問い合わせると、「在校生の為の講演等です」とやんわりと断られた。
 小学校時代は背丈も相対的に大きく思っていたが、老成した今はその柔和さに変化はないが、やや小ぶりで声と白髭と白髪に古稀を感じる。
司会者も紹介していたが、今年ガードナー国際賞を受賞し一段とノーベル賞に近付いた様に感じる。

f0201348_12474150.jpg



  一方、白髭白髪では勝っている私は、暑さを言い訳にして時代小説の池波正太郎の大成とネット囲碁に現を抜かした日々を後悔しながら、今日から1週間かけて人並みの菜園に仕上げなければ、炬燵の上の土鍋にふんだんに盛り込んだ野菜を前にしてお酒が飲めない。
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2015-09-14 12:18 | その他 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< 「その後の畑とラグビーW杯」 「孫と九重山群へ」(4) >>