「痴呆一直線」

f0201348_10335075.jpg 定年退職数年前から、私の書類棚は仕事関係のファイルから私的な本棚へと様変わりしつつ、定年退職を迎えた時点ではほぼ本棚になっていた。
と、言うのも30分ほどの電車通勤で月に4・5冊読んで、家で読み終えるものを半々として数十冊となっていた。
そして、定年退職の数日前に私物を車で持ち帰り本棚に整理していると、同じ本が2冊あるのを3冊見つける。事の起こりは読んだのをすっかり忘れてしまい、数か月後に読みたい本として購入したとしか思えない。


f0201348_10355978.jpg 今、末娘の本棚から見つけた“池波正太郎”の単行本シリーズに嵌り、不足分を市立図書館の大成20数巻を借りて読んでいる。
 ある方が私と同時進行で読んでおり、第12巻を返却予定日の数日前に返しに行った時、13巻をその方が借りており手ぶらで帰らざるを得なかった。
そして一昨日、何を間違えたか電話で己が返した本12巻がありますかと訊ねると、当然の如く「はいあります、取っておきましょうか!」との色よい返事を聞く。直ぐに借りに行く。何となく違和感があるものの最初のページを開き数行読んでみると余り記憶がない。
しかし、帰宅後に数ページ読むと「あれっ!」と記憶が蘇り、最後のページを開くと間違いなく数日前に読み終えた本であった。SDは「私は図書館で借りる時から読んだのは12巻と思っていたよ!」と、軽侮ではないがにべも無く宣う。


(バラ展でSDが購入したもの)

 そして、夕方いつものように晩酌を始めるが、お湯の次に焼酎を入れるべきところをペットボトルの水を継ぎ足し、「えー、何ともぬるいな!」と一声、当たり前である。何と阿呆丸出しの白湯を飲む酔漢に落ちぶれているではないか。
そして、先の山行ブログで”立石山から可也山”と当てる漢字で”加也山”とタイトルを間違える始末。



f0201348_10375486.jpg 子育てと言うのは本当に大変なことである。
真夏日の予報で、9時前に畑に行って、ゴーヤとキューリのネット張りをしていると、晩春の陽射しに非ずあっという間に上半身は汗びっしょりとなる。そのような中に、菜園仲間のお隣さんが、「キジが畦の草叢で卵を抱いていますよ」と教えてくれる。
 夕方、7・8m離れて望見すると、丈の低い雑草の中から鋭く私を凝視するメス。暑熱の中に伏せる様に凝然と抱卵している。望遠で写真に収めそっと離れる。


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 幼児虐待の末に殺人もどきのような状況下で幼い命を奪う一握りの若者に比べ、暑さにさほど強くないだろう野鳥の何と涙ぐましい事か。



 


 午後4時11分、平和安全法制に関する特別委員会のTV中継をソファーに寝転んで聞いている最中、出し抜けに”ドーン”という感じで転瞬の振動を感じる。テロップにより福岡県筑後地方の深さ10kmを震源とするマグニチュード4(震度3)の地震であった。15分経過して余震はない。
比較するまでもないが平成17年3月、玄海島に甚大な被害を齎した”福岡県西方沖地震”以来の揺れであった。
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by 1944tourist2004jp | 2015-05-27 10:41 | 雑感 | Comments(2)
Commented by こっぺ at 2015-05-29 22:45 x
忘れっぽくなったのは ごく自然なことで
ちっとも悲観されることは無いと思います。

キジの雛 ぶじにかえってほしいなぁ
Commented by 1944tourist2004jp at 2015-05-30 18:32
いつもコメント有難うございます。
 日本人男性の健康平均年齢に来ている高齢者ですから、
物忘れは当たり前として、夫婦して“あれっ、これっ”の会話をしています。
先ずは脳血管障害で半身不随に陥ることだけは避けたいと思っていますが、
甘い物と酒は止められないですね。
 キジは今のところ大丈夫です。
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