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「雪の英彦山」(1)

 
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たっぷりと脂肪を蓄えたホッケ、毛ガニ、ホタテなどを別便で送って帰省した末娘。お蔭で久し振りに我が家に集った家族は、今年2度目の正月となった。

「雪の英彦山」(1)_f0201348_1644641.jpg 私は大好きな“鮭とば”を肴に焼酎のお湯割りが心地良く喉元を過ぎ、知らず知らずのうちに一升瓶がどんどん減って行く。“鮭とば”とは秋鮭を半身におろして皮付きのまま縦に細く切り、海水で洗って潮風に当てて干したもので、漢字で“鮭冬葉”とあて、肴やお茶うけとして親しまれていると紹介されている。

「雪の英彦山」(1)_f0201348_2310246.jpg老境の歯には少し堪えるが、噛めば噛むほどに鮭を燻製にしたような豊満なうま味が口内を満たしていく。スルメ以上の味わいである。
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そして、昨日近郊の雪山に魅入られながら娘を北海道に送り出す。

「雪の英彦山」(1)_f0201348_22481912.jpg 蒼穹の雪山を期待しながらSDを英彦山へと誘い出す。
雪深い九重山群に行きたいところであるが、通行止めとなった大分自動車道を考えたら雪道に無防備の車では事故は避けられない。老成危うきに近寄らずである。
 英彦山には毎年出かけているが冬山は2シーズン振りである。新聞で幻の滝と紹介されていた“四王寺滝”を見に行って以来となる。

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「雪の英彦山」(1)_f0201348_23132228.jpg 9時頃別所到着予定で早めに寝る積りが、ソチオリンピックにはやはり勝てない。30分遅れの起床に続き準備に手間取り9時半過ぎの到着となる。
 流石好天の日曜日、駐車場は寸分の余地もなく満杯であった。
最後の一台として、コーヒー店の駐車場に1/3程度罹りながら滑り込む際どさであった。お店に断りを入れようと思うが開いてない。
帰りに何か飲んで許してもらおうと思い準備にかかるが、直ぐに「これ古い靴だよ?」とSDの苦笑を見る。前日私が間違って古い登山靴を積んできたことが躓きの始まだった。
by 1944tourist2004jp | 2014-02-16 22:59 | 山登り


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