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「山友さんと念願の大崩山」(4)

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 山から帰った翌々日から風邪が悪化。風邪薬の処方欄に出ている通り、悪寒、頭痛、鼻水、喉の痛みと症状が揃い踏みをしている。

「山友さんと念願の大崩山」(4)_f0201348_10381548.jpg 風邪薬は全てが対症療法で原因療法になる薬は無いと承知しているので、病院に行くこともないし、また市販薬を飲むことも無い。
唯々温かくしてTVとPCの前に座り、夕方には相変わらずの晩酌をしている。
お蔭で同行のお二人には早々と順路に沿った写真をDVDに落して渡すことができた。反面、倦怠感で私はブログ更新が行き詰ったままになっている。

「山友さんと念願の大崩山」(4)_f0201348_10423339.jpg「山友さんと念願の大崩山」(4)_f0201348_1039367.jpg

 いつもなら書きながら路傍や観望を、また何を考えながら歩いていたか等々思い出すが今回はままならない。お恥ずかしい話であるが、順路などに自信が無い。
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 感激も一入の岩峰が眼前に続いたり、先導せずに後ろから写真を撮りながら付いて行った所為かも知れない。偶々、このブログを見た方々から疑問が出ることを承知で、マイブログとして次回の為に残しておきたい。

「山友さんと念願の大崩山」(4)_f0201348_10491752.jpg 清晨に下湧塚から懸隔の中湧塚を見上げると一人の男性(前ページの写真)。登山口で会ったワンボックスカーの男性だろう。一人が手を振ると、向こうからも返礼の両手挙げが返ってくる。単独行が好きな人間でも、深山での出会いは嬉しいものなのだろう。
 一頻り岩峰の上に立った喜びに浸った後、下湧塚を播くようにして急坂を登り、中湧塚の北壁に沿って剣難な山路を進むと中湧塚の岩峰に出る。清秋の上湧塚には紅葉の兆し。眼下には先ほどの下湧塚越しに木山内岳が峨々としている。
 歓談と観望の一時を過ごし、上湧塚への道はと捜せば、はたと困る3人。岩峰を渡って直進するのか、はたまた岩を下りて巻いて行くのか。


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 岩を八双飛びしても先が分からない。戻ると案の定踏み跡とリボンがあった。老境は安全な道を選び北壁をトラバース、壁に沿って下り、丸太橋や補助ロープに助けられ、難路を登り詰めるとポコンと飛び出た上湧塚の岩峰の直下に出る。
by 1944tourist2004jp | 2013-11-03 10:51 | 山登り


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