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「早暁の山登り」(2)

「早暁の山登り」(2)_f0201348_195194.jpg 山明けの今朝は先ず年1度の健康診断。
現役時代からの検診結果をファイルしているが、胃透視で萎縮性の胃炎と指摘された以外、再検査や血液検査に異常値は無い。但し、食生活のせいかCHOと中性脂肪、そして酒飲みの証明γ―GTPが少し高く出ることもあった。






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「早暁の山登り」(2)_f0201348_1971580.jpg 早朝4時起床、毎朝飲んでいるバナナとゴーヤに豆乳を混ぜ込んだジュースを1杯、それに眠気覚ましのコーヒーを飲んで暗い中SDに見送られて家を出る。
 1時間ほど走ると脊振山系の山裾の道路に入る。連山にかかる暁雲に早朝散歩の老人達が三々五々、気温も23度と開け放している車窓からの風が心地よく首筋を流れていく。




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 5時45分、 “水無鍾乳洞”の登山口に到着。駐車場には横浜noの車が1台無造作に突っ込んで止めてある。何とも傍迷惑な駐車の仕方である。後の人達の為にも、会ったら一言注文を付けたいと思いながら渓流沿いの山路を歩く。


「早暁の山登り」(2)_f0201348_19131246.jpg BS3で生放送の囲碁本因坊戦第7局(井山本因坊と高尾九段)も佳局に入りブログ更新の文章が中々捗らない。6時寄せ勝負に入って放送時間切れ。
今回は井山本因坊に防衛をして欲しい思っているが、絶好調同志の対戦3勝3敗の結果はどうなることやら。


(午前1時まで他のTVを見ながら起きていて、同放送のダイジェストを見る。井山本因坊4目半で初防衛)




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 日当たりのよい路傍には鮮やかな色を持った“オオキツネノカミソリ”が点々と花開いているが、蕾の数も流石に多い。行く先から声が聞こえてくる。Tシャツ姿の若い男性三人が開花した群生に三脚を据えている。
「横浜Noの車は君達のかな、後から来る人が困るから誰か一人でも戻って駐車し直した方がいいよ」と挨拶がてら言うと、「はい、分かりました」と素直に返ってくる。


「早暁の山登り」(2)_f0201348_19361071.jpg 群生地入って行くが、蕾ばかりで精々1・2分咲きと言うところである。
井原山への急坂に入る前、陽射しの無い植樹林地帯には山アジサイが名残惜しそうに淡い紫の花を咲かせている。


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「早暁の山登り」(2)_f0201348_19212923.jpg 距離は短いが尾根までは結構な急坂で、へこたれないために私はいつも上を見ず一気に山頂まで30分程度で登ることにしている。
 尾根に出ると一帯はガスで山頂も見えない。途中、露払いの先客が居なかったせいか、山頂までの道のりに下半身がびっしょりとなる。
 7時半、景勝の閉ざされた山頂で汗と露で濡れた身体から風が熱を奪っていく。SDが暑い積りで用意してくれていた間食、畑で採れた冷たいキューリ、ミニトマト、オクラを適当に食べて、早々に雷山方面へと下って行く。

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by 1944tourist2004jp | 2013-07-18 19:27 | 山登り


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