昨日は“♪♪♪ ピッカピカの1年生 ♪ ♪ ♪”の孫の給食参観日。娘から「2時間ほど○○○ちゃんを見ててくれない」と頼まれ、先々週の入学式に続いて訪ねる。
おばあちゃん好きの上の二人はSDにべったり、私は適当に声を掛けながらネット囲碁を楽しむ。
そして、今日は行基様の作とされる“如意輪観音菩薩像”のご開帳で、真言宗“如意輪寺”へ拝観に行く。
新聞に「高さ1.03mの立像はヒノキ材の一本造りで、平安後期の作。やや右に傾けた顔には穏やかで優美な表情が浮かんでおり、手には尊名の由来ともなっている“法輪”を持つ。創建と伝わる729年に倣い、巳年に公開している」と紹介されていた。
昨夜からの雨にもかかわらず参拝客は引きも切らない。週中日の今日は殆どお年寄りばかりである。季節ごとの観光地や山はとにかく金と暇を持て余し、余生を謳歌する元気なおじいちゃん・おばあちゃんいに占領されている。
“かえる寺”の境内には、彼等を迎えるように見事なシャクナゲが咲き誇っていた。先日の“カラ迫岳”の山開きで存分に目の保養をしてきたが、環境が変わると同じ花ながら雰囲気が全く違う。
帰りに20分ほど離れた上高場の大藤を見に行く。早春には川沿いに桜並木、そして今は休耕田に美化運動の一環としてルピナスの畑が点々としている。
藤棚の下に入ると鼻炎の私でもその香りが仄かに漂って来る。
雨上がりの青空に一段と映える藤棚の下で、情趣を解したいとカメラを置き目を閉じる。(笑)