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「キリンビールの工場見学とコスモス園」(1)

 何回聞いても嬉しいニュース、京都大学山中伸弥教授のiPS細胞発明(彼は発見でなく発明と表現)に対するノーベル賞の授与決定。しかも、その業績は画期的と評されているから殊更に痛快である。
昨晩から今朝にかけて沢山のメディアで報じられ、同じような場面が繰り返されるが飽きることはない。
如何にも生真面目そうな、そして神妙なお顔で「嬉しさより今後の責任を重く感じる」と仰る。再生医療は勿論のこと、難病・奇病に対する原因究明と創薬、研究の裾野が如何に広いかということだろう。
彼の若さとバイタリティーを考えると、2度目の受賞も夢でないかも知れない。
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 朝刊を隅々読みたいが、今日は予約していたキリンビールの工場見学。
対象の魅力の程度にもよるが、直ぐに手が届くような事物に対して、人は概ね先延ばしをしたがる。私も例に漏れず、例年コスモス園へ行くが工場見学をしたことがない。

「キリンビールの工場見学とコスモス園」(1)_f0201348_212505.jpgしかし、今回はdojyou38さんのキリンビール工場見学についてのコメント掲載があり、「もしかしたらdojyou38さんではないでしょうか?」、或いは「髭の甘党さんでは!」との、初対面の淡い期待もあり同じ日に予約する。

 一番適当と思われる11時には空きが無く、朝一番の10時の予約となった。
酔漢としては工場見学もさることながら試飲は大いに楽しみであり、コスモス鑑賞後のレストランでの昼食とジョッキ数杯も間違いないので、時間をかけ電車の乗継で行くことにする。車の数倍時間はかかるが清秋のビールには替えられない。

「キリンビールの工場見学とコスモス園」(1)_f0201348_21241329.jpg 久し振りに最寄りの駅まで歩くと、思わぬ所に家が建っていたり、また空き地になっていたりと、団地特有の世代交代を垣間見る。背中にうっすらと掻く汗に適度な距離を感じ、屋並みの庭からはみ出した花の名前をSDに教えてもらう道のり。



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 小郡駅から甘木鉄道に乗換える。
田舎の電車はガタゴトと4拍子のリズムを刻みながら走り、15分ほどで最寄りの太刀洗駅に到着。駅舎を出ると、快晴に目一杯開花したフヨウが待ち受け、その傍には既にキリンビール専用のバスが待っていた。
5分ほどの待合に、駅舎の上にある戦闘機との一体写真を撮り、バスに乗り込む。定員30名程度の車内に客は無く、私達の貸し切りバスとなり工場へと向かう。自律神経が間延びする様なスローライフな田舎路。

 昼間から飲むと1日を無為に過ごすことになるので自ら飲むことはないが、今日は午前中の試飲から始まって結構な酒量に気力減退、続きは明日に回そう。
by 1944tourist2004jp | 2012-10-09 21:36 | その他


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