「爪切り」

f0201348_11191036.jpg


 若い頃から爪が長くなると先の方が雲母のように薄く剥げてくるので、学生時代にクラシックギターを友達と競っている時に苦労した思い出がある。そして、古希に近づきつつある今もその特性は継続しているので、少し伸びると深爪しないように切っている。しかし、今は爪を切るのが憚られる。

f0201348_1125550.jpg 昨日の朝、前日から帰省している末娘もいるので、「新鮮な野菜ジュースでも」と思い、早朝から畑に出かける。清く澄み渡った青空の下、雑草の繁茂した畔を歩くと大玉の露がズボンの裾を濡らし無邪気な心地良さを感じる。






f0201348_12142938.jpg



 ラッカセイの黄色の小さな花に混じって、抜き忘れたツユクサの青紫の可憐な花が二つ三つと顔を出している。畑を始めて出合った淡く黄色に咲くオクラの花、そして風で今にも倒れそうになったネットに纏わり付くように咲くニガウリの花、薄紫のナスビの花等が色とりどりに「お早うございます」と挨拶している早朝の畑。

f0201348_1162282.jpg
そして、サトイモやヤーコンの畝に咲くキバナコスモスの中に大葉に絡まるように勢いのよいルコーソウの赤い花だったり、未だ覚めやらない青ガエルがナスの撓りを利用して休んでいたりと中々味わい深い朝の菜園である。

f0201348_1182162.jpg

朝晩涼しくなっているとはいえ陽射しはまだ夏である。キューリ、オクラ、ゴーヤ、ナス、ピーマンなどを収穫してるとTシャツの下に虫唾が走るように汗が流れ出す。

f0201348_11121875.jpg 昼過ぎに先週からICUのお世話になっているお袋をに見舞いに行く。歳が歳だけに主治医からよい返事を貰えなかったが、心なしか回復の兆しが伺えるようになってきた。
深夜に病院から電話を貰って以来晩酌を控え、電話にびくっとする日々が続いている。重度の心原性肺水腫ながら、一昨日は主治医から「私達も諦めていません」との言葉に少なからず胸を撫で下ろす。
そして、昨日はベッドの傍らから声をかける孫に反応するように、目を開けたり首を振ったりと好転の兆しが現れる。そして、先生も「峠は越したようですね!」と厳しい顔ながら色々と加療現況を話してくれる。
 常時、計測値を表示する機械につながれているのでどのような状況にあるのか一目瞭然である。一昨日は血圧の低下と150超の頻脈に不安もあったが、昨日は昇圧剤のお蔭で正常値まで戻り、心拍数も高いながら120まで落ちてきた。また心電図も私が読める程度にpqrstu波形も整然としているし、心配される酸素濃度も問題ない。


f0201348_1121137.jpg 目を開いたり、首を振ったり、また何か訴えるような口元の動きを見たりと、兎にも角にも嬉しいことは昏睡から目覚めたことである。
深夜に何事かあればと思い酒を慎んでいたが、昨晩は電話があればSDに運転をお願いしようと熊野古道と神都ビールで美味しく晩酌をした。
 そして、土砂降りの今朝、見舞いのために帰ってきていた末娘を最寄りの駅まで送っていく。
SDは「名古屋の食べ物は味が濃くて口に合わない」と言う娘に、朝から料理して少しながら持たせる。私はただ「気を付けてな!」と改札口から送り出す。
息子や娘が心身ともに健康であることを親が願うように、巣立った子供達も両親に対して同じように意識していることだろう。
お世話になることが多くなった今、”両親が健康で仲良くしていること”が子供達への最大のプレゼントと思い生活している。




 娘の勧めを受けながら購入したPCで初めて更新する。最近のPCはキーボードもマウスもワイアレスになっているので驚きだ。




f0201348_12173578.jpg






















f0201348_12191532.jpg
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2012-09-05 11:48 | その他 | Comments(2)
Commented by desire_san at 2012-09-08 12:38
こんにちは。

登記用に住んてせいて、瓜やナスなどなっているような写真はみたことがありませんでした。
珍しい写真で新鮮ななきもちになります。
私のブログにもコメントをいただき、ありがとうございます。
Commented by 1944tourist2004jp at 2012-09-08 21:39
今晩は
 芸術、海外旅行更新ごとに楽しんにしています。
1行目文字化けしていますが判読できました。
名前
URL
削除用パスワード


<< 「白露過ぎの日々」 「処暑の出来事」 >>