「カサブランカにも似た私達の連休」

f0201348_16522415.jpg 北部九州を襲う集中豪雨の中、末娘が名古屋から3カ月ぶりに帰省する。
上の2人も孫達を連れて正月以来の勢揃いであった。
 弾む会話に酒を酌み交わし、嬉々とした日々を過ごす。

f0201348_16562774.jpg 県内在住の2人にはままならない空模様に濡れながら採ってきた野菜を持たせ、一昨日・昨日と送り出す。
そして、今朝は雨後の清く澄んだ青空に、末娘を福岡空港からの一便で見送る。
 少し寂しく、そして少し侘しく、ガレージの上に竹で組んだアサガオの棚と二人が残る。華やいだ束の間だった。


 昨日、通勤時代に利用した電車に30分ほど揺られて、新聞社主催の市民講座「癌の免疫細胞療法セミナー」に出かけた。会場には200人ほどのお年寄りが参集。

f0201348_1753516.jpg 無病息災を大いに感謝をしているが、日本人男性の健康平均寿命まで残すところ2年となって、甘党で愛飲家の私にとってただ事ではない。況してや癌で若死にした兄のことを考えると殊更である。
己が癌を患った時の心構えとして傾聴したが、NK細胞による免疫療法を開発している会社の協賛とあって、半分以上は宣伝のような講座であった。

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 本講座では医者も交えた治験例も紹介されたが、注目されているペプチドワクチンと免疫t細胞療法について低評価されると、返ってANK免疫療法の効果も俄かに信じがたい気持になった。
もし、今の時点で私に癌が発見されたとしたら、外科手術を受けた後、標準治療に寄り添わず緩和ケアを選択して、ちょびちょびと晩酌しながら旅立ちたい。自己の組織や免疫を破壊する抗癌剤や放射線療法に賭けたいとは思わない。
 iPS細胞からの臓器形成や癌遺伝子の排除確立の報道を耳にすると、近い将来に“癌の免疫療法”も研究と同時並行に治験が進み保険対象の療法になるかも知れない。その時まで抗メタボの食事と運動で、何人でも日々体内で発生している癌細胞を非特異的免疫NK細胞が退治してくれることを願っている。

 クーラーを我慢している室内は34℃、PCに向かっている間も上半身がじっとりとして気持ちが悪い。
気温が下がるだろう夕方にでも、雨で荒れた畑に行って気持ち良い汗を掻きたいものである。
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by 1944tourist2004jp | 2012-07-17 17:21 | その他 | Comments(2)
Commented by dojyou38 at 2012-07-20 22:30
<<標準治療に寄り添わず緩和ケアを選択して、ちょびちょびと晩酌しながら旅立ちたい。
自己の組織や免疫を破壊する抗癌剤や放射線療法に賭けたいとは思わない。>>
私も同感です。
もう20年も前、或る医者から歳を取ると認知症・心臓や脳による突然死と癌のどれかで死ぬ。
その中で癌が一番人間らしい死に方が出来る。
多少の苦痛はあるが恐れる必要はないと教えられ、今もそれを信じています。
Commented by 1944tourist2004jp at 2012-07-22 16:25
今日はdojyou38さん
私は脳卒中か癌で死を迎えるだろうと思っていますが、少し気忙しい性格なので、突然の事故死があるかも知れません。
神のみぞ知るですが、抗がん剤や放射線の副作用による貧弱なQOL等が命を擦り減らすのと、これらが癌の拡大を防ぐ効果は相殺されるのではないかと思い、延命を図らず緩和ケアで気持ち良く最後を迎えれればと思っています。


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