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「山友さんと“小岱山”の山開き」(1)

「山友さんと“小岱山”の山開き」(1)_f0201348_1062066.jpg 楽しい明日が待っている時、必ずと言ってよいほど目覚ましより早く起きる子供達。
 人間60兆個の細胞から成り立っていると言うが、私の場合その大半の細胞膜はよれよれで浸透圧機能も劣化しているが、精神年齢を司る細胞だけは緊張感があり、この年になっても同じ習慣を維持している。

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(平安時代のお公家さんのような雰囲気の髭の神主さんと、馬の尻尾のように艶やかな髪をした巫女さんは正装に少し寒そうだった)
「山友さんと“小岱山”の山開き」(1)_f0201348_109490.jpg 山友の“ぼん天棒”さんと久し振りに会える“小岱山の山開き”の朝、庇を叩く雨に気付いたのは起床予定の15分前。熊本県北部の天気が気になり新聞を取りに玄関先に出ると、東の空に寝ぼけたような輪郭の朝日がぼんやりと出ている。しかし、鉛色の空が広がり、新調(?)のスポーツ刈りを小雨が濡らす。
予報欄は午前中曇り、午後から晴れとなっている。

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 ワイパーオンで高速に乗って行くと、いつしか南の空が明るくなり青空も見えて来る。そして、防音壁の上から覗いているコブシの白さが眩く、沈んでいたモチベーションもアクセルが一気に踏み込まれる。
 慣れない道だが、前回登った時に“ふるさと自然公園センター”を地点登録していたのでカーナビ任せで林道から入って行く。儚く散って行く桜に似ず、長らく楽しませてくれる紅梅と白梅、普光寺に観梅に行ったばかりであるが二度目の林道に踏むアクセルも心なしか緩く成る。

「山友さんと“小岱山”の山開き」(1)_f0201348_10115858.jpg 9時15分前のセンターには、老人ホームの如き様相で相当数の方々が集合している。
式典までの間に集合されている方々の写真を撮っていると、眼前にぼん天棒さんの山友“かっちゃん”さんが立っている。
観音岳の山頂で名刺と写真展の葉書を頂いていたので挨拶すると、一瞬のためらいに私が想定外だったことを忍ばせる。
彼は世話役の腕章に2台のカメラを肩から下げ忙しそうに人垣を分けて行く。

 見当たらないぼん天棒さんに携帯でもと、登録された番号にかけようとする正にその瞬間肩を叩かれる。「腰痛の記事を見ていたので、心配して今朝早くブログを開いたら由布岳の記事が出ていたので待っていましたよ!」と、いつもと変わらぬ屈託のない笑顔の第一声であった。

「山友さんと“小岱山”の山開き」(1)_f0201348_1027695.jpg 山開きの神事、主催者挨拶、ストレッチ運動と40分ほどの後、記念品を頂き三々五々と登山道に流れて行く。
ぼん天棒さんの紹介で、私も“土曜会”の一員となり、久し振りのグループ登山である。

 仏事で出かけるSDを送る為にブログ書きを中断する。


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by 1944tourist2004jp | 2012-03-25 10:27 | 山登り


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