「年初のブログ」

f0201348_14142987.jpg 正月二日、家族より一足先に目を覚まして玄関に出ると、眩いばかりの新雪が満目に広がっている。
肩をすぼめ足元の階段に目を落としながら、新聞受けに手を差し込んで知った休刊日の朝、そして言い知れぬ二日酔いの朝である。
 お隣さんの白い屋根、白い庭、そして雪に撓となった常緑の木々。


f0201348_1418428.jpg 年初に当り何か気の利いた書き出しは無いものかと、PCの前に座るものの虚ろな頭は冬枯れの草原を彷徨うように方向を見出せず、当てもなく過去のブログをクリックする。
 一昨年は「娘や息子がそれなりに将来の伴侶を見つけて独立していくことは本当に嬉しいことである。
一方、二人残されるとお祝い事がある度に何とも言い知れぬ寂しさを感じる。正月は特にそうだ・・・。
 子供達が幼い頃は実家に帰って、両親を含め兄弟、甥、姪と大人数でその喜びを共有していた。
男達がラグビーTV観戦後に酒を飲み続けながら政治や経済に不毛の議論を重ねている間、女達は子供達の正月遊びに目を細めていた・・・」。
 そして、昨年は「真っ白よ!と、起こされた大晦日の朝。昨年と全く同じ掛け声である。
カーテンをサーッと開ける音に眩く日脚が部屋に伸びて来る。
今少しの惰眠を貪りたいと思い掛け布団を引き上げるが、一度醒めると二度寝は難しい。雪の朝はとにかく明るい。
 今朝は昨晩から帰って来ている末娘と妻は台所で忙しくお節料理の準備をしている・・・」。

                         (甘水の水汲み場から見た新春の古処山)








                  





                                                                                  

f0201348_1433169.jpg さて、今年は・・・・・。
「朝の来ない夜は無い」と云えど、閉塞感漂う世相と先の見えない世界の動向。
改革できない自民党に嫌気がさして、国民の不幸を背負って選ばれた民主党。
仮免許では済まされない「この体たらくは何ぞや!」と、河清を俟つように悲しい遠吠えがそこ彼処から聞こえて来る。


f0201348_14354639.jpg 暗澹たる日本の政治と財政に、そしてユーロ危機から見える世界不況の危惧にも沈黙を保つ国民。
世界一の資産国家を成し遂げた中高年も、“ゆとり教育”を受けた若者も、動脈硬化による脳梗塞と心筋梗塞寸前の国と知ってか知らずか安穏としている。
f0201348_14373056.jpg 数年前にキシンジャー元国務長官があるTVインタビュー番組で「日本は色んな国難を乗り越えて来た国。いずれ不死鳥のように立ち上がって来るだろう」と言っていたが、期待したいものである。

 橋下徹大阪新市長の小気味良い話しぶりとスピードある改革に、府民のみならず国民が既成政党に朽木は彫れないと彼に喝采を送るのも尤もである。
橋下さん民主党の二の舞いだけは勘弁して下さいよ。
 この時期に欧米で人気沸騰の由岐さおりさん。
日本人もカレン・カーペンターの歌声に癒されたように、マイナーな日本人歌手が欧米人をヒーリングしている。
そして、私が覗くブログのイラストも秀逸である。ほのぼのとした雰囲気に何とも良い知れぬ癒しを感じる。
(イラスト転載許しを得ています:http://tectecdeco.blog22.fc2.com/)


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 昨日は東福岡高校が東海大仰星のバックスへの鋭い突っ込みで開始早々から支配権を奪い、“第91回全国高校ラグビー選手権大会”三連覇を達成。
日本人離れしたFB藤田の走力とボディーコントロールは早稲田のフィフティーンとして来年から大学選手権で見れるだろう。
また、東海大仰星WTB近藤も準決勝で見せたステップと走力は将来楽しみである。
 そして、今日は帝京大学がノーサイドまで2分を残し、ゴール真正面でペナルティーを得て15対12の僅差で天理大学を下し大学選手権3連覇を達成。
圧倒的なフォワードのハンディーにも拘らず最後までもつれた決勝、天理大学の大健闘に拍手を送りたい。

 この決勝2試合を見て心おきなく今年最初のブログ掲載できた。

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by 1944tourist2004jp | 2012-01-08 14:56 | その他 | Comments(2)
Commented by dojyou38 at 2012-01-09 22:01
私も休肝日でなく休刊日に新聞取りに出て、一人苦笑しています。
早く新聞取りに出ても良いニュースは殆んど有りませんが・・・
日本の政治家・官僚にはほとほとあきれています。この期に及んでもなお改まらない。
自分に能力あれば、と思うほど切歯扼腕させられます。
取りあえず、議員定員大幅削減だけでも早く遣ってもらいたい。
定数が減ればレベルは少しは良くなるのでは、意見集約が少しは早くなるのではと期待するのですが、どうでしょう?
Commented by 1944tourist2004jp at 2012-01-10 17:32
今晩はdojyou38さん
 私ばかりかと思っていたら貴男もそうでしたか。
歳と酒には勝てません。もう一人。
 私も議員削減に同感です。
自ら身を削って、お手本を示して欲しいものです。
大衆迎合的な器の小さい議員さんは百害あって一利なしです。
仰る通り少数精鋭の議員さん達なら、企業や個人献金に頼らなくても税金から経費をふんだんに出して良いと思います。
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