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「難所ケ滝」(3)

「難所ケ滝」(3)_f0201348_17352955.jpg お握り3個で物足りない。
年齢に似合わずよく食べよく飲んで、そして食い意地がはっていると言うか食間や食後に甘い物まで要求する。
しかし、嬉しいことに遺伝的体質なのか体重は成人してずっと±3kg程度で、BMIも常に正常範囲を維持している。

だが、突然の腰痛や膝痛を考えると、身体の各所は年相応に劣化が進んでいることは間違いない。
また、集中力の減退や進む健忘を考えると脳は人様以上に萎縮しるかも知れない。

「難所ケ滝」(3)_f0201348_17521364.jpg 私の育った福岡市を眼下に暖かい陽射しを受けて少し微睡みたい気分の山頂。
しかし、今日は5時間コースと決めているので13時半までに下りていたい。

仏頂山の直下から河原谷コースと公園への近道もあるが、昨年の1月アイゼンを付けて下った経験があるし、結構な急坂なので膝への不安を考えると許されそうにも無い。


「難所ケ滝」(3)_f0201348_17363539.jpg 縦走路で2・3組のグループ登山に会うが、平日とあって皆さん揃って引退組である。
長い難所ケ滝への下り、膝に若干の違和感はあるが九重で感じたような抜き差しならない疼痛感はない。
「これも慈悲深いお地蔵様のお陰だろう」と一人納得。
「難所ケ滝」(3)_f0201348_20595768.jpg
 大氷柱を前に歓声も人影も全くない。独り占めである。
点景として数人の彩り豊かな山ガールでも居てくれたら最高だが望むべくも無い。
やはり赤茶けた岩肌の“つらら” 群、何か味気なく魂がこもっていないような風景である。
 九重で少欲知足を感じながら、登山客が多過ぎて不満、少な過ぎて不満、雪が無くて不満、いつまで経っても欲の深い私である。
 概ね時間通りに公園駐車場に下りて来る。
by 1944tourist2004jp | 2011-12-27 18:12 | 山登り


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