「ヤーコン」

f0201348_19314839.jpg ヤーコン、私にとって初対面の芋である。
タマネギの畝に黒マルチを張っていると、お隣さんが「芋を掘るけど上げましょうか」と声を掛けてくれる。
収穫時にお裾分けをする中であるが、今回は黒枝豆のお返しなのかも知れない。間髪を入れずに「頂きます」と直ぐ下の圃場へとついて行く。
 1mほどに繁った大葉は霜にやられ少し枯れかかっている。お隣さんは「オリゴ糖が多く含まれている芋らしいですよ!」と話しながら、芋らしくないやや硬めの筒状の茎を刈り払い、深くスコップを入れる。サトイモを掘る要領で深さは30cm以上あるだろう。
蓮根を少し小振りにした様な塊根が種イモから派生してくっつき合っている。
加工品としてお店に出ているらしくSDは名前だけは知っているようで、早速と料理の仕方を習っている。


f0201348_19383763.jpg ウィキペディアによると、南米アンデス山脈原産のキク科の多年草で、塊根は貯蔵栄養素としてのデンプンではなくフラクトオリゴ糖を大量に蓄積し、収穫後1~2ヶ月の保存によって分解してオリゴ糖となり甘みが増して来るらしい。生で食べると、かすかにポリフェノールに起因する渋みを感じるものの、甘くしゃきしゃきとしてナシの果実に近い食感があり生食もされているとのことである。
 食用としての伝統の浅い日本では、食材そのものより豊富に含まれるフラクトオリゴ糖が乳酸菌の増殖に寄与すること、プロバイオティクスの整腸作用、不明ながら血糖値抑制効果などの健康に対する効果が注目され、一種の機能性食品と扱われる傾向にあると紹介されている。


f0201348_1952441.jpg 昨日に続き今日も午前中から畑での勤労作業。
キヌサヤやスナックエンドウの畝の整理、冬野菜の間引き、そして春ジャガの収穫し忘れ秋ジャガを収穫した後、曇天に模糊とした山並みを背景に田園と接する雑木林の紅葉に混じりたく、泥まみれの作業着に長靴のまま300mほどの距離にカメラを抱えて小さな紅葉狩りである。

f0201348_19523977.jpg 農道沿いに地味にして僅か200m程と短く、誰も振り向いてくれそうにない見頃の彩りと揺落を楽しんでいると、道沿いに菜園をしている男性が車でやって来る。

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f0201348_19573095.jpg 指呼の間にある菜園仲間として当然のことのように話しかけると、私と同じリタイヤ―組である。

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f0201348_19593220.jpg 栽培している野菜を傍らに色々と話しを伺っていると、私のお隣さんを師匠と仰ぎ、遠目に私達のぐうたら菜園もご存じだった。
 虫食いだらけの白菜に悔むこと無く、「無農薬でしているので仕方ないですね」と無頓着な気配である。
私達が栽培していない蕗、生姜、ラッキョウなど栽培野菜も豊富である。そして、昨日初めて目にしたヤーコンも繁っている。
黄色い花に「写真宜しいですか」と畦を回り込むと、師匠にも種イモをお裾分けしたとのことで、色々と勉強しているのか野菜同様豊かな栽培知識の持ち主であった。


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 30分ほど嬉しい菜園談義の後、昼食予定を変更して新しい仲間に頂いたヤーコンの種イモ3株を植えるため畑へと戻って行く。


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by 1944tourist2004jp | 2011-12-01 20:14 | 家庭菜園 | Comments(2)
Commented by dojyou38 at 2011-12-03 21:30
暫く振りの更新ですね。
紅葉めぐりの遠征登山に出かけているかと思っていました。
ヤーコン、名前だけ何処かで聞いたように思いますが見たことの無い野菜です。
Commented by 1944tourist2004jp at 2011-12-04 17:52
今晩はお久しぶりです。
 雑事に追われて、PCの前に座ることもなく、また山登りもままなりませんでした。
もう少し畑仕事したら山登りに戻ろうかと思っています。


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