「月見」

f0201348_23253858.jpg
 決して無為に過しているわけではないが、日常に筆を留めるような出来事も無くブログを綴る気にもなれなかった。
異常な為替レートに財政と経済の疲弊が蒼茫の日本列島を覆い尽くす中、6カ月経った今も先の見えない東北大震災の復興と福島原発は如何したものだろうか。

f0201348_23284270.jpg 「私の実績は歴史が評価してくれるだろう」と、無節操に引き下がった菅元首相の後を継いだ野田総理。
国民は一縷の望みを託すように支持率65%で発足したが、国会の空転を予感させる防衛大臣の“素人発言”と経産大臣の“死の町”等の妄言。
資質の疑われるこれ等の人達を立法の府に送り込んだ民度の低さを思うと、日本の再興は日暮れて道遠しである。
石原都知事の大震災に対する発言が話題を呼んだが、被災者に対する発言とは到底思えない。
あらゆる世代で倫理観の問われている戦後の日本、私は石原さんの意見に同調したい。

f0201348_2344069.jpg しかし、嬉しい話題もある。
私の好きなラグビーの世界選手権“エリスカップ”がNZで9日から始まった。
2日目、世界ランク4位のシャンパンラグビーのフランスに善戦したが地力の差は如何ともしがたく、今は亡きジンバブエ以来の2勝目を手繰り寄せえなかったジャパン。
だが、大方のラグビーファンは試合経過に大満足したことだろう。
 そして、オリンピックアジア予選で4勝1分けの1位となった“なでしこジャパン”。
世界王者としてのプライドと、いつものことだが過度の期待を押し付ける国民の重圧に押し潰されること無く、ロンドンへの切符手にした。
自信が潜む発言に奢りを決して感じない彼女達。
 今日は中秋の名月、手作り団子と菜園の収穫物を前にして、茶箪笥の奥にひっそりとしていた徳利とお猪口を出して来る。
雲に陰る月を見ながら、久し振りの山登りに地図を開く。
[PR]
by 1944tourist2004jp | 2011-09-12 23:48 | その他 | Comments(0)


<< 「由布岳東登山口から」(1) 「仏頂山」提谷コース(2) >>