「真夏の宝満山」

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 家に居ても暑い、それならと近場の宝満山へと出掛ける。
前回は渓流増沿いの猫谷川新道だったので、今日は未踏の行者道とする。
f0201348_1920214.jpg 拝殿で私の前に山ガールがお二人、丁寧に頭を下げている。
「写真撮らせて貰っていいですか」と声を掛けると、「後ろ向きで良いでしょうか」との返事。
「出来たら振り向いたところをどうだろう?」と注文を付けると、二人は躊躇なくVサインで応えてくれる。このような素直さは老境にとって嬉しい。

 彼女達は正面登山道へ、私は拝殿から右へ簡易舗装の道路に入っていく。



f0201348_19245924.jpg 30mほどで舗装は終わり登山道らしくなってくる。
植樹林に日陰となっているが、蒸し暑くあっという上半身は汗まみれとなり、顔に伝って来る汗を掌で拭いあながら登って行く。
 突然蛇が前を横切る、そして沢ガニらしきものがうろつき、蛙の声がやけに響く。
ここは自然林に耳をでなく劈くような蝉の声が無いが、渓流沿いの湿地帯なのか地面には色んな小動物が徘徊しているようだ。

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 愛獄山の祠に手を合わせて、山頂直下の様な急な階段を下りて行くと錆びついた鳥居が並んでいる。
ここから暫くすると鳥追峠に出る。案内板を見ると、色んな登山道が集中して登山道ジャンクションである。

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f0201348_1934375.jpg 猫谷川新道から登った時に、下りで間違えそうになったが、そのまま下ってきたら“かもしか新道”を通ってここに出て来たのかも知れない。次に登るコースの決定である。


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 行者道はそれなりの長く急坂な道で、夏場は結構疲れる。
特にカメラを向ける対象物は無く、会う人も無く、ただ一人淡々と登る。
凍らした水が嬉しい。ザックに4本入っているので心おきなく飲める。
鉄塔の反射板がある所で、やっと展望が開けるが残念ながら何の変哲もない宝満川沿いの集落である。


f0201348_1938971.jpg 正面登山道を上がってくる人達の声が近くなって来ると、間もなく中宮跡に出る。
声は左手に聞こえていたが、誰も居ない。
 今日初めて見る花達、数は少ないが精一杯目立とうとしている。

f0201348_19392022.jpg 5合目辺りから道筋が濡れていたが、雲間の宝満山には雨が降っていたのだろう。
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f0201348_19412992.jpg もう一登り、休むほどに急坂は無い。
早朝登山の方々に一人二人と出会う。
 最後の急階段を登ると、男性が一人が祠に柏手を打っている。
終わるまで山頂からの眺望を確かめ、私も山頂に立ったお礼に二拝二拍一拝と無事の登山にお礼する。
 7時過ぎの朝飯から4時間超、昼には少し早いが菓子パンで腹を満たしキャンプ場から女道へと下って行く。
直ぐに喘ぎながら登って来る若き4人組に会う。道を譲ると、九大のワンゲル部員でab30kgを背負っての登山とのことであった。
私も学生時代に1年半ワンゲルを経験したが、1週間の山行はざらでカニザックに30kg程度入れて登った経験がある。懐かしい。


f0201348_20163136.jpg 水場で頭から水を被り、誰も居ないことをチャンスとばかりに、上半身裸になってタオル代わりにして、火照った身体を水洗いしたシャツで冷やしていく。


 石段を一気に下って竈神社の駐車場へ下りて行く。
小銭の持ち合わせが無く前払い出来なかった駐車料金400円を木箱に入れて帰路に就く。
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by 1944tourist2004jp | 2011-08-09 19:07 | 山登り | Comments(2)
Commented by dojyou38 at 2011-08-11 08:33
宝満山の登山ルートはたくさん有るようですね。
私は正面と仏頂山からしか登っていませんが、何処から登っても急坂が多いようですね。

由布岳東口の駐車場のことですが、猪ノ瀬戸バス停から北へ400mに登山口があります。
ちゃんとした駐車場はありませんが、登山口前後は路肩が広くなっていて、10台くらいは駐車できそうです。
正面に比べかなりトリッキー、山頂直下はロープ・鎖が連なります。
Commented by 1944tourist2004jp at 2011-08-11 21:10
今晩は
 紅葉の由布岳に東口からと思っています。
”正面に比べかなりトリッキー、山頂直下はロープ・鎖が連なります”楽しみです。有難うございました。
 宝満山のルートは沢山あるようですね。
私は初心者なので、地図を参考にしながら色んなルートに挑戦しています。
 体力度★★、どこから登っても結構しんどい郊外の山ですが、
雪の宝満山がやはり最高ですね。
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