「多良岳のキツネノカミソリ」(1)

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 “金泉寺ソーメン”で賑った昨年のキツネノカミソリ。
諫早側から先導して頂き、金泉寺直下のキツネノカミソリを思う存分に楽しんだ後、鬱熱気味に火照った10数人の登山仲間に50束のソーメンがミニトマトと氷水に浮かび、2倍たれですすったその美味しさは、味も思い出も色褪せることは無い。
デザートは冷えた甘夏、そよかぜさんの仲間の方々に幾重にもお礼をしたい気分だった。

f0201348_239379.jpg そして、今年は黒木渓谷、中山キャンプ場、或いは轟の滝か。
迷う時はいつも未踏のコースである。
マイナスイオンとフィトンチッドに満ち満ちた轟峡の大渡橋からとしたい。

 カーナビ頼りであるが“早とちり名人”の私である。
年と伴にその頻度は増している。
今回も早とちりがミスに繋がる。カーナビに地名を入れず地図上に大まかな場所を設定する。

遠目に雲仙岳を見ながら、気分良く有明の海沿いを走る。

 しかし、案の定というか轟峡の道路標識を見逃し、カーナビは諫早への出勤渋滞を選択してしまう。我ながら嫌になるが、長田から入った所で間違いに気付くお粗末さである。
老境といえども昨年来たばかりの思い出の道である。

f0201348_2314336.jpg  ここまで来たからには臨機応変の対応をしなければならない。
山の本によると林道から金泉寺へは幾本かのコースがあるようだが、登山口8時の予定が1時間も遅れているので、当然のように一番楽なコースを選択する。

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 作業道もあるらしいが、自然石の石畳となっている旧登山道から入って行く。
日の届かない苔むした石は湿り如何にも滑りそうである。

f0201348_23184994.jpg 直ぐに色鮮やかキツネが両側に現れて来る。満開なのでは!
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f0201348_23211466.jpg 僅か15分の道程で無人の金泉寺に来ると、管理人らしき人がデッキに出ている。
「キツネノカミソリ如何ですか?」と尋ねると、「早朝で良い花が咲いてます、人が少ないうちに行かれると良いですよ!」と。
そのお言葉に甘えてキツネの斜面へと足が急ぐ。
f0201348_23223580.jpg 三脚を立てた男性が二人陣取っている。
満開と思いきや「七分咲きですね」と仰る。
昨年も雨雲の覆う薄暗い所でフラッシュを焚かずに如何に取るか悩んだが、日陰で群生を撮るときはどうすればいいのだろう。
 1輪なら深度を浅くして撮り易いが、深くして群生全体を撮るときは、いつも岩や木を頼りに固定して撮っている。
f0201348_23235162.jpg 私が程良いアングルを探し登り下りしている間、彼らは一応撮り終えたのか群生を前に安らかな佇まいである。満足しているのだろう。
 その内に黒木方面から三々五々と観賞会が始まる。
お一人に声を掛けると、大村の方で多良山系を庭のようにしているらしい。
 群生は井原山とはまた違った趣があるが、三脚無しでどれほど撮れているのか判らない。
しかし、一歩手前の程良い咲き加減に私は大いに満足である。
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by 1944tourist2004jp | 2011-07-28 23:03 | 山登り | Comments(0)
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