「四月の初め」

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 恬淡とした老境生活を望んでいるが、刺激を求める性格が決して許してくれない。幾つかの旧弊を引きずりながら日々気忙しくしている。
 暦に休肝日をそれと無く記しているが決して守れないし、友から誘われた時も深酒は慎もうとお店に赴くが都合よく忘れてしまう。
結果として、アレルギー性泉鼻炎の真っ只中に風邪まで貰ってくる始末である。
インフルエンザではないが、喉は痛いし悪寒が少々する。
4月に入って直ぐにでも山へと勇んでいたが出鼻を挫かれてしまった。

f0201348_1863584.jpg 4月1日は4歳ともう直き2歳になる孫達の保育園進級式の為に呼ばれる。
同時に父兄懇談会があるとのことで、娘の方に行って欲しいからと妻にメイルが入る。
勿論喜んで承引する。
 孫息子の方は妻にべったりであるが、孫娘は何故か悪人面の私に懐いている。
2歳に満たない女の子と髭面では余りにも組み合わせが悪い。と、断って留守番がてらネット囲碁をして待つ。f0201348_1872126.jpg









 2局を終る前に「お祖父ちゃんこれ見て!」と園から貰ったお土産を持って早々に帰って来る。
事前に娘から「午後から仕事があるから見ていてくれない」との相談があり、車で精々20分程度の遊園地へと連れて行く。

 妻は乗物のフリーパス券を買って入ったので、二人の孫に付き添っていつも乗り込む。そして、私はカメラを構え、お疲れの2時間半だった。
 夜は仕事帰りの息子も入り、6人で居酒屋へ。
いつものように帰りの運転は妻に任せて、息子と心行くまで孫達の成長を感じながら酌を重ねる。

 そして、昨日は2日空けて桜の秋月。
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f0201348_19261465.jpg毎年紅葉のシーズンと必ず二回は行くことにしている。




















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f0201348_1819243.jpg 春休みとあって平日にも拘わらず、桜並木の杉の馬場は老若男女が雑然として、思い思い紺青に浮かぶ満開の桜を楽しんでいる。

f0201348_18321041.jpgそのような中、明日結婚式を迎えると言う新郎新婦が燦燦と着飾って注目を集めている。
 1時間半程の散策をして、川縁のベンチで酒の無い花見である。













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                                                         (紅葉の中学校)                                                        

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f0201348_1845924.jpg 花見三昧としゃれこんで、帰りに「大己貴神社」に寄る。三社参りの一社である。
参道前に並ぶ桜の色合いと花弁の多さは凄い。決して秋月に桜に劣らない。
参道を歩いていると、石塀の上に何処を命の源泉としているか判らない様なスミレが咲いている。
勿論妻が気付いて私に教えてくれた可憐なスミレである。f0201348_2010661.jpg
 ここは末娘が「行こう!」と切りだして三社参りするようになったお社である。
当然のように末娘の多幸を祈って手を合わせる。
f0201348_18453649.jpg 川沿いの桜並木へと入って行くと、菜の花に包まれるように敬老会らしき7・8人の男性が鍋を囲んでいる。
 私にとって垂涎の宴会である。
羨ましそうな、そして物欲しそうな顔貌を見てとって「入りませんか」と缶ビールを捧げるから堪らない。
一言二言冗談を交えながら会話が弾む。
勿論、知らない方達だし、車の運転もあるので丁重にお断りする。



晩酌の数が増えたのは酔漢として当り前である。
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by 1944tourist2004jp | 2011-04-05 20:15 | その他 | Comments(4)
Commented by desire_san at 2011-04-06 14:32
こんにちは。

花の美しい場所ですね。もう桜が満開ですね。

私のブログにコメント頂きありがとうございました。

瑞牆山も岩峰ですが、九州にはもっとすばらしい大崩山という岩峰がありす。ご存知でしょうか。

下記のサイトに写真を紹介しているので、覗いてください。
http://desireart.exblog.jp/10664952/
Commented by 1944tourist2004jp at 2011-04-07 00:46
午前様となりました。
 よく知っております。何処の山にも引けを取らない山だと思っております。
desire sanがいつぞや登られて時のブログも読みました。
Commented by ぼん天棒 at 2011-04-08 16:27 x
甘党さん
今日は
甘党さんと初めてお会いしてから一年が経ちました
あの中山越えでの出逢いを思い出しています

お孫さん達の写真拝見しました
素敵なお孫さんですね
甘党さんのお宝ですね

甘木に花見でしたか
今年は何処も遅れて咲きましたが
綺麗に咲きましたね
やっぱり日本人には桜花ですよね

イタリア紀行
長編でしたね
どの写真にも興味がありました
写真を見ながら紀行文を読みましたが
如何して色々の事を漏らさず記憶されているのか
感心するばかりでした

異国の事は何にも知らないぼん天部です
風景、出逢い、食べ物等々興味尽きない
紀行文でした

甘党さん
休肝日は護ってください

Commented by 1944tourist2004jp at 2011-04-08 23:50
今晩はぼん天棒さん。
 そうですね!昨年の3月30日”そよかぜ”さんの案内で「経ケ岳」に登った時でした。
今でも思い出しますが、ジャージ姿にお昼はパンと牛乳、本当に飾り気の無い正直そうな印象を受けました。
そして、1日に1回感動を味わいたいと言われた言葉が印象に残っています。ブログを拝見しているとそのままの生活をされているようで羨ましく感じます。
桜は最高です。中でも群生せずに山腹に咲く山桜が好きですね。
 ご忠告有難うございます。偶々買いだめの酒が切れたので昨日・今日と禁酒になりました。いつまで続くやら?


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