「イタリア紀行18」(洞窟住居のマテーラへ)

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f0201348_11455797.jpg ミラノの大聖堂を目の当たりにしていなければ、「“大聖堂“を支える建築技術に挑戦」のTV番組に興味を示すことはなかったと思うが、偶然にも二人して録画の予約をしていた。
 朝食時に録画を観る。
壮麗で壮大なゴシック大聖堂は民を天国へ導くための石造建築だが、十字架を平面に置き、その3次元の長さは全て聖書に基づいているとのことである。
また、ビザンチン、ロマネスク様式の厚い壁と小さな窓から、より高く、より大きく、そしてステンドグラスの嵌め込まれた明るいゴシック大聖堂を支えた建築技術の進歩。
想像を超える石材の重量を柱や梁へ逃す技術が、尖頭アーチや飛び梁、リブボールの技術であったらしい。
「百聞は一見にしかず」ゴシック建築の素晴らしさがよく分かった。


f0201348_11493067.jpg 今日はアペニン山脈を越えて、洞窟住居群マテーラから石積みの住居アルベロベッロへと向かう。

 さながらホテルの大宴会場のごとき大広間を移動式の戸で夕食会場と朝食会場に分けている。
朝食会場は寝覚めの宿泊客を持て成すかのようにオーシャンビューとなっている。
私達ツアー客一団と、同じ会社のツアー一団が横同士になる。

f0201348_1153146.jpg「どのようなコースを旅しているんですか」との自然な会話も無く、不思議なことに誰一人お互いに声を掛けることもなかった・・・・・・。f0201348_1157213.jpg

 サレルノからマテーラまで200km3時間半の予定である。
過去に幾度も巻き込まれた争いのせいかどうか知らないが、沿道の景色を見ていると村落は必ずと言ってよいほど頂きを目指している。
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山岳地帯を横切る日本の高速はトンネルばかりであるが、この横断高速にトンネルが1本か2本なのか定かではない。
f0201348_12103462.jpg 登山用の腕時計を見ると標高850mほどの高所(気温はー1℃)に来ている。
 近隣の山々は白く輝き、寒村にも残雪がちらほらとしている。f0201348_1216337.jpg
POTENZAでトイレ休息とちょっとした買い物。イタリアでは殆どのトイレが0.5~1€と有料である。

 峠を越えて下りになって来ると河川沿いに平地は広がりを見せるが、春の陽射しが戻って来ることを想像できないほどに牧草地に緑は少ない。
アルベロベッロが近付くにつれティレニア海岸側の豊饒な緑が蘇って来るから、マテーラ周辺のみ貧弱な土地なのかも知れない。

「イタリア紀行19」(マテーラ)を見る時はこちら
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by 1944tourist2004jp | 2011-03-11 11:44 | その他 | Comments(0)
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