「イタリア紀行4」(ミラノ)

f0201348_0493721.jpg 暖かい部屋は日本のビジネスHに変わりないツインベッドの配置となっている。
然程の空腹感は無いが準備していた軽食を取って、10時には麻酔薬を嗅がされたようにあっと言う間に寝入ってしまう。
爆睡後に目が覚めると午前1時、妻は横でまだ気持ち良さそうに熟睡している。


(1週間後の今日、ウッフィツィ美術館で投函した自分達宛の絵葉書が届く)







(スフォルツ城)


                                                                (スカラ座)
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f0201348_16193331.jpg 体内時計に忠実な私は、一度目が覚めると中々寝付けない。
持ち込んだ“地球の歩き方「イタリア」編”や旅行会社から貰ったガイドブックを読んだりと、初日の長い夜を手持無沙汰に過ごす。
妻が私の枕元の明るさに気付いたのは5時、いつでも何処でも7時間熟睡できる能力は凄まじい。

(スカラ広場のダ・ビンチ像)


                                  (ガッレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世)
f0201348_1692331.jpg 7時半出発に6時15分のモーニングコール。
トランクを整理して7時からの朝食にロビーへ下りて行くと大半の人達が揃っている。







f0201348_16255967.jpg(ガッレリア内にある牡牛のモザイク画:この牛の急所に左足のかかとをのせ、反時計回りに3回転すると願いが叶うと伝えられ、世界の人々に可愛がられ可哀そうに急所が泣いていた。男の私には出来なかった)

 同席して初めてご挨拶するツアー仲間は小倉と宗像から来られた妻と同年代風の女性お二人である。
宗像の方は、子供が幼稚園の頃に私達の住んでいる町に居たとのことであった。
最初の食事としては余りにも質素な感じで、皆さん方少なからず物足りなさそうな印象である。
 メルセデスベンツ社製の“ゆとりバス”は流石に乗り心地が良い。
40席ほどに添乗員と33人のツアー客、席の間隔が広く短い脚は長々と伸ばせるから有り難い。
 1時間程でミラノの市街地へと入って行く。
車窓観光となっていたが、先ずは四方を塔で囲み何とも勇壮堅固な赤茶けたスフォルツ城で下車して、15分ほどの写真タイムを貰う。
歴史的遺産として素晴らしいが、美しさからすると日本のお城には到底敵いそうにもない、と思う。
 1466年完成のお城で、建築にはレオナルド・ダ・ビンチも加わったとのことである。残念ながら時間の関係で城内の博物館には入れず、ミケランジェロなどの美術品等を拝観することはできなかった。
 バスに乗り込む時に仲間の顔を覚えていない私達は、韓国人か中国人の団体と勘違いしてバスを降りようとする。添乗員さんが慌てて「こっちですよと!」と引き留めに来る。最初の勘違い。

 次は正面にダ・ビンチ像を配しているスカラ座から、1867年建造のガッレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世と名付けられたガラス天井の巨大アーケードを抜けドゥオーモ広場へと歩を進める。
天井からの自然光が高級店の飾りを優雅に引き立たせ、「これぞイタリアの歴史と文化!」と再認識させられる。
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 風を切り裂くような135の尖塔にはそれぞれ像が彫られ、その一番高い所には慈愛に満ちたマリア様の像が配されたゴチック建造物、ミラノ大聖堂。
清澄な朝に聳然とした様は息を飲み込む程に壮麗である。
500年の時を費やし、1813年ナポレオンの時代に完成した大聖堂は広さ・容積共に世界第2位とあって圧倒的な迫力と美しさがある。  
 兵士の持ち物検査を受けて中に入ると、これまた度肝を抜かれる重厚な大理石の柱に高い天井、仰ぎ見る様に窓に嵌め込まれた色鮮やかで荘厳なステンドグラス。
今回の旅行費用の1/3をここの拝観で消化した様な気分にさせてくれる。
 ミラノ引率してくれた現地ガイドのシルビヤに「モルテ グラッツェ」と握手してバスに乗り込む。
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       (主尖塔のマリア様の像)
f0201348_16431442.jpg(280mmの望遠ではこれが限界である
それほど高い)







                                    (後陣のステンドグラスが嵌め込まれた大窓)
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f0201348_17362532.jpg(正面の大扉:ゴチック様式ブロンズ製のレリーフには聖母マリアの生涯が描かれている)






















                                (ドゥオーモ近くのカフェ:時間が許せば一度は座ってみたいと思いながら、ヴェネツィアへ)
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 「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラッティエ教会に行けなかったことは至極残念である。しかし、急ぎ足のイタリア縦断では致し方ない。

「イタリア紀行5」(ヴェネツィア1)を見る時はこちら
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by 1944tourist2004jp | 2011-03-02 17:47 | その他 | Comments(0)
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