「イタリア紀行3」(ミラノへ)

f0201348_11172052.jpg 「I」空港20分遅れの13時40発。
周りにツアー仲間はいないが、厭きることなく延々と12時間に及ぶ昼の時間帯を、窓際の席で白ワインを嗜みながら長旅に慣れて行く二人である。
 私がモニターのハリウッド映画で時間を潰す中、妻は時々下界に目を馳せながら話しかけて来る。
モニターを航路情報に合わせると、飛んでいる所が手に取るように分かる。
黄海を経て中国、モンゴル、そしてロシア領内へと入って行く。





                                             (バイカル湖東岸)

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 出発後3時間ほどで広漠とした雪原にバイカル湖を見て、更に2時間もするとオビ川の支流が凍てつき、白く美しく、そして怪しく大地に紋様を描いている。
地理と日本史を専攻した昔の杵柄に助けられる。








                                              (オビ川の支流)

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 それから1時間半ほどすると、ヨーロッパ側とアジア側の分水嶺になっているウラル山脈が南北に走っている。

 ウクライナ、ポーランドを経てオーストリアに入る頃から分厚い雲に下界を遮られ、待望のアルプス山脈は視界に無い。
 夜更し族の私達は一睡だにせず過ごしたが、映画を3本見て疲れを残さずミラノに到着する。
福岡空港を出ておよそ9,500km14時間の旅である。
 機内では2回の食事に白ワインを添え、間に2回余分に飲んだので計4回。
これが今旅行の白ワインの始まりで、イタリアでは昼に500ml、夜はボトルと最終日まで二人はずっと飲み続けた。
 隣の男性の素行の悪さにはほとほと厭きれ果てブログに載せる気もしない。
                                        (ウラル山脈の南端かな)


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 入国審査もスムースに今旅行の”ゆとりバス”に乗り込みミラノ郊外のホテルへと向かう。
ビジネスホテル風で決して一流ではないが、外壁や内装の配色にお洒落を感じる。
 一段落した後、雨の中を近所のフードセンターへと添乗員に案内して貰う。
地下へと下りて行くと、日曜日のせいか子供連れや若い人達で大いに賑わっている。私達は皆と別れ立ち飲みカウンターでビールを飲み、小雨に心地よくホテルへと帰って行く。

 長旅の疲れを癒すバスタブの手頃な所に紐がぶら下がっている。
始めて知ったが、これは緊急連絡用でフロントに繋がっているとのことであった。

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「イタリア紀行4」(ミラノ)を見る時はこちら
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by 1944tourist2004jp | 2011-03-02 11:41 | その他 | Comments(0)


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