「火渡り」

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 元旦以来、切れない酒に辟易としながらも続く晩酌。
f0201348_20402345.jpg 歳の割に飲める酒に嬉しくもあり、習慣性になっている酒に寂しくもある。
麻雀会と称して新年会あり、家族の誕生日あり、結婚記念日あり、旧職域の友人との飲み方、そして来月初めには学部同窓会(県)も予定されている。f0201348_22431046.jpg
家庭菜園も怠けがちに要所だけは押さえなければならない。
 無病息災に感謝しながら、無茶する我が身に一抹の不安も感じる老境の日々でもある。





 そして、今日は真言宗寺の護摩焚法要があった。
10mほどの四方に結界を設け、柴燈を中にして護摩焚きと火渡りの準備がされている。
f0201348_20515879.jpg 参拝客は手持無沙汰に過ごすことも無く、神妙に結界の外に黙して陣取っている。
f0201348_20533621.jpg 午後1時からご住職を首長として、10人ほどの真言宗の僧侶達の祈祷が始まる。
柴燈に火を入れ、修験僧姿の僧侶達が大乗仏教に願いを託した数百あるだろう護摩木を投げ入れる。
f0201348_20545525.jpg 乾燥しているせいか柴燈は一気に炎を高く燃え上がる。
f0201348_20555532.jpg 修業を積んでいる僧侶達も流石に炎と若木の煙に燻されて、目に涙をして後ずさりをする。
参拝客が火渡り始めたのは2時過ぎである。
f0201348_2057482.jpg 12時半頃に着いた私はカメラアングルに絶好の場所と滑る斜面を探すが、多くの素人カメラマンが場所取りしている。
行き着いた先に私より若干先輩と思われる二人の女性が一眼レフを片手に談笑している。
 自然と私もその一員に加わって行く。
得度をされたお一人と話しが弾み、仏教について留まるところを忘れたかのように一頻り話しが弾む。
 定年退職後に神道や仏教に関する本を数冊読んでいたので、どうにか話しについて行くことができたが、迸る様に出て来る仏教の知識には驚いた。
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f0201348_2135122.jpg 火渡りの儀式が始まり、解放されるようにファインダーを覗く。
 経文の流れる神聖な儀式に手も合わせずシャッター押すには忍びないが、家族の無病息災や家内安全は妻が手を合わせているだろうと思い、人差し指はシャッターボタンから離れない。
f0201348_2152675.jpg 半ばにして妻から肩を叩かれ火渡りの方へと列に加わる。
ここ数日の活発な寒冷前線の張り出しで、冷やっこ泥濘が裸足に堪える。
 10分程度で私の番が回って来る、若き僧侶に呪文と(?単語が分からない)で肩を叩かれ火渡りに入る。
勿論熱くは無い。
ここだけは願い事を按じながら歩く。







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by 1944tourist2004jp | 2011-01-17 20:31 | その他 | Comments(2)
Commented by desire_san at 2011-01-20 09:18
こんにちは。火祭りの写真、堪能させて頂きました。臨場感があり、その場に行ったような気持ちになりました。
私のブログにもコメントいただき、ありがとうございました。
Commented by 1944tourist2004jp at 2011-01-20 20:20
dedier sanさん今晩は
 いつも貴方のブログを楽しく拝見して、感化されるようにブログ生活をしています。
 今後とも更新毎に寄らして頂き、可能な範囲で印象を書かせて頂きます。
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